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第452話
「ふへぇ…。」
と、語られた話に、オイラが驚く中、
「無茶苦茶ですね…。」
と、マカロニさんが顔をしかめ、
「偶然にしちゃ出来すぎだけど、
良くそんな偶然が続いたな。
オマエ程度じゃ、ホントは、
こんな窮地、切り抜けられなかったんだから、
助ける判断をした姐さんに、感謝しろよ?」
と、釘を刺すケビンさんに、
「チッ…!
分かってるっての…!」
と、キレ気味のレフィル君。
「でも、いくら暴行を加えて来た相手だからって、
Gで、甚振るなんて、もうしちゃダメだからね?」
と、ルイリーさんが言い、
「そうだぜ。
オマエも、真のヒーローのオレみたいに、
汚い戦いはせず、真正面から、敵に向かわねぇとな!」
と、相変わらずのガンツさんと、
「バカの話はどうでも良いが、
ルイリーの言う通りだ。
Gで生身の敵を甚振るなど、
もうするなよ?」
と、マリーさんも釘を刺す。
「あ~! 分かった! 分かったっての!」
と、面倒くさそうに答えるレフィル君。




