第441話
「ヘッ!
バカの話じゃねぇけど!
やるじゃん、ライ!
私も続かねぇとな!」
と、シャルさんのゲンブが、
中距離、やや後衛から、
大型レーザーキャノン砲で!
「アァァァ…ッ⁉」
強襲用の胸部をゴッソリ削り取る…ッ‼
さすが、カイザードラグーンの、ほぼ本体みたいな、
中央部機体になる重量級KGだけあって、
あの強襲用の胸部をゴッソリなんて!
単品時でも、武装も、凄まじい威力!
その中、
「例え、妙な現象があろうと!
連弾を撃てば!」
と、ミサイルとレーザーライフルを撃つ一般装備だが!
「スマッシャーファング!」
と、マリーさんが、相変わらず、
ビャッコのスマッシャーファングの鋭い連撃で、
一般装備のミサイルを斬り払いつつ!
「レーザーは、セイリュウで! ね!」
と、ルイリーさんのセイリュウが、
レーザーライフルを、両腕のレーザーシールドで相殺する!
「しゅ…守備も固い…ッ⁉」
と、戦々恐々とする、強襲型の1機を!
「お…オイラも…! オイラだって…!」
と、バルカンとLACバレルで牽制し、
「クッ…!
たかが一般用のバルカンとライフルで!」
と、強襲用が、いきり立つ中!
「ミサイルもだ!」
と、ミサイルを展開し!
「そんな目くらましなど!」
と、相手がレーザーソードで斬り払う中!
「勘違いしたっスね!
ただの一般用ライフルじゃないんスよ…ッ!」
と、LACバレルの先端に銃剣型レーザーソードを出し、
相手の腹部に深々と刺し!
「マイナス距離射撃だ…ッ!」
と、相手の腹部の内部からの、
貫通射撃をお見舞いする…ッ!
「ば…バカな…ッ⁉」
胸部脱出装置が発動し、
脱出する、強襲用のパイロット!
『マスター! お見事です!』
と、38が労い、
「今日は、研究所の破壊が優先目的!
まだまだ! こんなもんじゃない!」
と、意気込むオイラ…ッ!




