第439話
その頃…研究所周辺で…。
既に、研究所周辺に、KG部隊を展開しつつも、
「クッ…!
流石に最新鋭の研究所!
FG部隊の陽動で、
他の場所からの増援は無いみたいやけど、
一般装備のダギナスだけやのうて、
強襲用も、ようさんおる!」
と、一般装備30機ほど、
それに混じって、強襲用が20機ほど、
一施設の警備にしては、べら棒な数の、
SG部隊が配備されており、
多少、攻めあぐねる、ミケたち!
「姐さん!
コイツらの固さは、相当だ!
一般装備でも結構なのに、
強襲用は、かなりヒデェ!
それが、この数!
ここは、ガンスリンガーパレードで一気に行きましょうや!
どうせ研究所は攻めるんですし、ガツンと一発!」
と、あの超攻撃、
合体攻撃ガンスリンガーパレードの許可を求めるケビンさんだが、
「あかん!
確かに今回の一番の目的は研究所の破壊やから、
研究所への流れ弾は、本来は良さそうに思えるかもやけど、
まずは、KDを鹵獲したい。
なのに、ちゃんと見つけんうちに、
仮に流れ弾が、そのKDに当たったら、
鹵獲できても後が面倒や!
ここは、通常攻撃で数を減らす!
って事で、ケビンだけやのうて!
ロクスリー君! ライ!
セイントフォースの、みんなも!
頼りにしてるで!」
と、自身とケビンさんだけでなく、
KG部隊の中衛のオイラたちにも、
期待を掛けるミケさん!
「ええ!」
「うん!」
「おうよ!」
「ああ!」
と、オイラたちKG中衛部隊が、口々に叫び!
「了解…です! 姐さん…!
やり方は、多少面倒になったが…!
Aトライバレル…バレット!」
と、ケビンさんのラーゼンレーヴェが、
バレット弾を発射し!
「クッ…! シールドで…!」
と、一般装備のダギナスがシールド防御するも!
「バカな…⁉」
Aトライバレルのバレットなら、
一般装備クラスでも、シールドを破砕して、左腕を持って行く!




