第416話
その中!
「東はKGの数が多い!
突破を防ぐのは厳しい!」
「だが、こっちの西側なら、たった4機!」
「こっち側は、何としても守るぞ!」
と、西側に戦力が集まりつつあり、
尚且つ!
「このTKGは後だ!
あのゲンブって奴が、奴らのウィークポイントだ!
オレのヴィントも行くぜ!」
と、スザクへの砲撃を辞め、ゲンブに近付きつつ、
ランチャーとライフルを時間差でゲンブに放つエラン大尉!
「クッ…敵の隊長機まで…!」
と、シャルが焦る中、
「大丈夫!
例え、ランチャーくらいの大出力でも、
セイリュウのレーザーシールドなら!」
と、レーザーシールドで、
大きくノックバックしながらも、
エランさんの攻撃を受けきるセイリュウ!
「ハッ…その程度で!
行け! 強襲用ダギナス部隊!」
と、エラン大尉が命じる中、
「ハッ! 大尉!」
「何としても、KGたちを止める!」
と、ダギナスたちも、ミサイルを放つが、
「無駄だと言っている!
ファングスマッシャー!」
と、ゲンブへのミサイルを、
更に、尽く、切り裂くマリーさん!
「オレを置いて、ゲンブを狙おうなんて!」
と、ガンツさんが、空中からレーザーライフルで再度、掃射するも…。
「無駄! 無駄!」
と、更に踊るようにスルリと躱しつつ、
素早い動きでセイリュウとビャッコを抜け!
「あ・・・ッ?!」
ゲンブの目の前に現れ!
「Aフィールドがあるらしいが、
このレーザーセイバーでなます切りにすれば!」
と、ゲンブを、ヴィントのレーザーセイバーが滅多切りにする…ッ⁉
「ああぁぁ…ッ⁉」
と、驚くルイリーに、ミサイルが飛んでくる!
「クッ…このタイミングで…⁉」
と、驚いたあまり、レーザーシールドの展開が間に合わあず、
胸部に着弾するセイリュウ!
「シャル! ルイリー!」
と、マリーが叫ぶも、
「そらそら!
いくら重装甲でも、セイバーの連撃は痛いだろ⁉」
と、ヴィントがゲンブを滅多切りにし、
「クッ…いま行く!」
と、駆けだすビャッコに、
「そこだ!」
「このタイミングなら!」
と、斬り払われる、ミサイルではなく、
アサルトレーザーライフルを放ち、
ビャッコの左肩部を一部、射貫く強襲用部隊の皆さん…ッ⁉
「チィ…ッ!
仕方ない! まずは!」
と、ゲンブへの移動を一旦、諦め、
周囲の強襲用ダギナスに斬り掛かるビャッコ!




