第403話
更に、その継戦の最中で!
「エラン隊! 突撃する! オレに続け!」
と、エランさんという方が、強襲用ダギナス部隊を率いて、
外西部からコードの4機のKGの方に攻め入って来る!
「よし! リメルとかいう大将は中央に行っちまったけど!
新しい相手の大将が攻めて来た!
ここはヒーローらしく、相手の新しい大将を迎撃するぜ!」
と、ガンツさんとかいう人が、スザクと呼ばれたTKGで、
大将首のエランさんという相手の部隊長のKGを狙うが!
「ほぅ…中々…鋭い狙いだ…!
だが! オレが風のヴィントの…エラン=ストルティンたるが故…!
これ程の攻撃でも…当たってやれんな…!」
と、スザクの鋭いレーザーライフルの掃射を、
エランさんのヴィントと呼ばれたKGが、
踊る様な動きで、スルリスルリと回避して行く!
「さぁ! 踊れよ! カトンボ!」
と、エランさんのヴィントが、
アサルトレーザーライフルを掃射し、
右肩部のレーザーランチャーも発射する!
「うは! やべぇ! やべぇ!
アレに当たると厳しそうだな…ッ!」
と、何とか回避するも、
微かにスザクの頭部をレーザーランチャーが掠める!
「エラン大尉に続け!」
「強襲用ダギナス隊の力!
レジスタンス共に知らしめるぞ!」
と、外西部からの強襲用ダギナス部隊が、
セイリュウ、ビャッコ、ゲンブに向かってミサイルの威嚇を始める!
「来たぜ! ミサイルは頼むぜ! マリー!」
と、ゲンブのパイロットさんが叫ぶ中、
「ああ、任せろ! シャル! ルイリー!
このスマッシャーファングで!」
と、両手に構えたレーザーセイバーで、
次々に向かってくるミサイルを迎撃するビャッコ!
「何だ…あの機体…⁉」
「ミサイルを次々に迎撃して来る…⁉」
と、戦々恐々となる新統合の皆さんだったが、
「おのれ!」
「強襲用ダギナスがミサイルだけだと思うな!」
と、ミサイルの掃射を辞め、
アサルトレーザーライフルを掃射して来る、
強襲用ダギナス部隊…だったが…⁉
「マリー! 避けて!
ゲンブもAフィールドがあるけど、
ゲンブは、私たち四聖の中で、とても大事な機体だから!
ゲンブへのレーザーは…私のセイリュウで…ッ!」
と、ビャッコがレーザーを避け、
足の重そうなゲンブへの掃射を、
セイリュウが、その両手に、
レーザーシールドを連続展開し…無効化する…!
しかも、フェストゥングがAフィールドを展開してすら、
多少なりとノックバックした、あのアサルトレーザーライフルの連弾を、
全くノックバックせずに…連続相殺する…ッ⁉
何て出力と…継戦能力なんだ…ッ⁉
 




