第402話
その、お二人の健闘の中で!
「TSの、エンジェルシードと、フェストゥング!
鈍重KGが2機で、この強襲用ダギナスを抑えらえると思うな!」
と、東の強襲用ダギナス部隊が、エンジェルシードとフェストゥングに群がり!
「行くぞ!」
と、ミサイルで牽制しつつ、レーザーライフルを掃射して来る!
「まずは、威力を試させて頂きます!」
と、マカロニさんが吠え、フェストゥングのAフィールドで受けるが!
「う…ッ!」
あの頑丈そうなフェストゥングが、Aフィールド装備で、多少ノックバックする!
「うわ⁉ それ、ただのライフルじゃないね!
多分、威力を上げた、アサルトレーザーライフルだね!
マカロニ、気を付けて!」
と、何とかミサイルをLトライバレルのレーザーで撃墜しつつ、
アサルトレーザーライフルを回避するユリンさんのエンジェルシード!
「ユリンの方こそ、頼みますよ!
エンジェルシードは、めちゃくちゃな重装甲にチューンしてますが、
Aフィールドが無い分、今回の戦闘は、
フェストゥングより厳しいかもしれませんよ?」
と、ユリンさんに声を掛けるマカロニさんに、
「ダイジョブ! ジョブ!
ユリンちゃんのエンジェルシードは、
もし当たっても、だいぶ持つだろうし、
ユリンちゃんの操縦テクも、
重めなエンジェルシードでも、結構イケる口なんだから!」
と、ウィンクをしつつ、Lトライバレルのバレットで、
強襲用ダギナスの胴体部に撃ち付けるが!
「グゥゥ…ッ!」
と、大きくノックバックし、態勢を崩すも、
ライトとはいえ、あのトライバレルのバレットの一撃で、
小破程度の胸部装甲の強襲用ダギナス!
「うわ…ッ⁉
エンジェルシードやフェストゥング程じゃないけど、
相手、固ッ…⁉」
と、ユリンさんが驚く!
が、
「ですが、殲滅ではなく、継戦目的なら、
フェストゥングとエンジェルシードでも何とかなりそうですね!」
と、左腰部の遠距離用大型バズーカを取り出し連射する、
マカロニさんのフェストゥング!
「だね! それに!」
「セリア! 3連装大型レーザーランチャー! 垂直、水平ミサイル、掃射!」
「了解! 3連装レーザーランチャー、垂直、水平ミサイル、発射します!」
ソルファージュが、また、相手の隙を付く艦砲射撃を行い!
「アァ…ッ! レーザーが掠る…ッ!」
「み…ミサイルが…何で…こんな嫌なタイミングで…⁉」
強襲用ダギナス部隊に、少なからぬ損害を与える!
「艦長たちも居るし!」
「ですね!」
と、頷き合う、ユリンさんと、マカロニさん!




