第255話
「こ…こんな……こんな…ッ⁉ クズのロクスリーが、本当は強かったというのかッ⁉ クズ機体のシュタイガーンバオアーのバグプログラムが急に正常起動したとでもッ⁉ マイナスとマイナスを、足し算じゃなく、掛け算したとでも言うのかッ⁉ これじゃ、出来の悪い演劇の、ご都合主義の機械仕掛けの神じゃないかッ⁉ こんなクズにッ‼ こんなクズにッッ‼ こんなクズにィィィーーッッ‼」
頭部はバルカンで潰され、右肩のアクセラレートレーザーキャノンは、PBLHで、握り潰され、CGモードへの変形が不能、その上、全身は、ミサイルとレーザーライフルで、ボロカスに被弾してボロボロという理不尽な展開に、大きく吠えるシュメル!
そのシュメルに!
「行くぞ、シュメル! これが、ミケさんたちを欺いた報いだ!」
ライフルを右腰に置き、左腰からバトルアックスを抜き、一気にダッシュで近付く‼
「絶対に…! 絶対に……ッ‼
こんなクズに…‼ やらせてなるものか……ッ‼」
グラオザームリヒターが、残った武器であるアサルトレーザーライフルを掃射しつつ、シュタイガーンバオアーの近接装備がアクセラレートレールキャノンを握りつぶしたという無茶苦茶な用途で使われたPBLHの他は、バトルアックスとバルカンだけの為、不得意距離に見えるクロスレンジに繋げる為、レーザーソードを振り上げる‼
しかし…ッ‼
アサルトレーザーライフルを尽くPBLHで弾かれた挙句、レーザーソードを振るう腕にバルカンを掃射され、レーザーソードを落としてしまう…ッ⁉




