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第23話
「Gハンガーが起動するぞ!」
ダジルさんが仕込んだGハンガーが、オイラたちのGを一気に押し出す。
前に広がる路面を、ライドブレードが火花を散らせ、高速ダッシュで滑走して行く。
「速ぇぇッ‼」
「吹っ飛ばされねぇ様に、ゾンドのシートに、しがみ付いていろよッ!」
ダジルさんに注意を受けながら流れのままに路面を疾走。
入り組んだ地上と違って、この路面は障害物が無い。
一応、ライドブレードにもブレーキは付いているが、遮るモノが無い此処は、流れに任せて疾走するのがいい感じ。
やっと勢いが落ちて来た頃には、かなりの距離を進んでいた。目測の距離にして5キロというところか。
そして、着いた路面の直ぐ近くには、38が言ってたG倉庫があった。
おお! G倉庫も、かなり大きいね!
そして、この路面には、ここから更に真っ直ぐ行きの分と、さっきの自警団G倉庫行きの分の、2つのGハンガーが設置してある。
父さん、思いの外、マメだなぁ。




