表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

47/56

第47話 家族ぐるみの交際~ありがとう、美鶴さん

 2つ、これは『記憶処理』として使う。これは、対象の『記憶』にある『PP』の効果……『同一人物だと認識できない』……を、『補強』するものだ。

 また、これらの効果は、録画、写真、カメラ越しでも『有効』である。

「おひおひ……お前が、『発明』した『魔法』って、デフォでカメラ越しOKなんだろ。」

 などと言う無意味な指摘をする者などこの世界に存在しない。

 恐らく、『画家先生』は、僕がネットに上げた期間限定の動画を、視聴したのだろう。

 学校など、限られた人員では、問題が起きなかったが、千人万人億人となれば起こりえる。

 要するに、『効きにくい』人なのだろう。『詠唱』を省略した『PP』をかければよい。

 ……これで、よし。今日も安眠出来そうだ。

「おひおひ……そりゃ、何処の『静かに暮らしたい殺人鬼』だよ。」

 などと言う無意味な指摘をする者などこの世界に存在しない。

「龍善様、先程から、画家先生の事ばかり、見つめていますが、如何なさいました。」

 美鶴さんが、小声で話しかけて来た。まさか、『思考感知』でもできるのか……

「ん……彼が、『見覚えがある』と言っていたので、僕も思い出そうとしていた。が、全く思い出せない。きっと気のせいだろう。」

「……そうですか。」

 以降、何も追求しなくなった美鶴さんだった。そこで、小声で話しかける。

「そうだ、美鶴さん。あなたの料理は、素晴らしいものでした。」

「ありがとうございます。龍善様。」

「何か、他に趣味特技など、ありますか、美鶴さん。」

「……そうですわねぇ……。」

 暫し、考えを巡らす美鶴さん。ややあって、思い出したようだ。

「動画を撮影し、ネットに上げています。」

「それは、凄い。後で確認したいので、アカウントを教えて下さい、美鶴さん。」

「はい。……少々お待ちを……メッセージアプリは、何をお使いですか。龍善様。」

「僕は、某K……国製のアプリは、嫌いだ。よって、メールでお願いします、美鶴さん。」

「かしこまりました、龍善様。……送信っと……。」

 スマホを操作し、メールで、アカウントを教えてくれた美鶴さん。

「ん……確かに、受け取りました。ありがとう、美鶴さん。後で拝見させて頂きます。」

 遠目に、僕達のひそひそ話を、聞くわけでもなく、満足そうに眺めるのは、玉衣家、伊賀家の両親達だった。この後、両家で外食し、本日は散会となる。


 * * * 



次回予告

第48話 幕間9

ご愛読ありがとうございます。

面白ければ、ブックマークと、星をお願いします。

励みになります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ