表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

18/56

第18話 幕間3

「ブゲイ……タイカイぃ?」

「ああ、そうだ。チラシ貰って来たんだ。ほら。」

 チラシをアビイに、手渡すトミー。しばし、チラシを見つめるアビイ。その間、勇者の視線は、アビイの立派な双丘に注がれている。無論、アビイが、読み終える頃には、視線を外す。

「おひおひ……とんだ『色ボケ』勇者だな。童貞中坊と、大差ねぇーな。」

 などと言う無意味な指摘をする者などこの世界に存在しない。

「ふーん、デ? これに、デルってイウわけ。アタシタチだけで?」

「ああ、そうだ。そろそろ、俺達『対人戦闘』にも、慣れておくべきだと思ってな。」

「ふーん、まっいっか。じゃ、あたしも、イレた4ニンで、タイカイにデルわけね。」

「よっし、じゃ、さっさと申し込みしておくからな。宜しくな、アビイ。」

 こうして、次の行動指針が決まる。だが、彼等は知らない。自身に降りかかる運命を……


 * * * 


「……で、問題って何だよ。ノーマン。」

 こうして、迎えた武芸大会当日。男3人で、円陣を組むかの様に、顔を突き合わせている。

「ああ。そりゃ。周りを見てみろよ。結構、やべぇぜ。トミー。」

「ん? そりゃ、ひょっとして、レンチュウのコトかよ。ノーマン。」

「おいおい、何言ってんだ。さっぱり分からねぇよ。さっさと、説明してくれ。ノーマン。」

「例えば、あいつ。奥の席で、1人飯食ってる奴だぜ。誰だと思う。トミー。」

「知らねぇね。つか、勿体つけんなよ。ノーマン。」

「すげ、ランチボックスのカラバコ、たくさんある。あんなに、くったのかよ。」

「あいつは、ジャックだぜ。ちなみに、『熊喰い』って言った方が、有名だろうがな。」

「『熊喰い』……って、マジか! 熊を素手で殺した挙句、熊の身体に素手を突っ込んで、心臓引きずり出して、そのまま喰っちまった。って、あの『熊喰い』かよ。」

 思わず、大声を出しそうになるトミーだった。後半は、口を手で隠していた。

「他にも、『鬼斗士』だの、『雷神』だの、やべぇ奴らが、結構いるぜ。」

 どうやら、『一か八か』どころか、雲行きが妖……怪しくなって来た事を察した3人だった。


 * * * 



次回予告

第19話 誕生日~18歳

ご愛読ありがとうございます。

面白ければ、ブックマークと、星をお願いします。

励みになります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ