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魔術師戦争  作者: 悪天
6/15

第6話「石化のオルフェリト、見参」

少しグロい表現があるかもしれないです

なので、少しでもグロテスクが混じってたら無理です!という方はごめんなさい。

今日は久々の休み


最近、オルフェリトに襲われてばっかで疲れたよ〜


オルフェリト…か

その存在、周りに迷惑がられているのかな


そんな事考えていると、ルインが


「ねぇ、美里!今日どっか行かない?」


「どっか…って?」


「まぁ、あれだよ。最近オルフェリトに出会ってばかりなんだ。息抜きにね」


「息抜き、かぁ。いいよ!寮は?」


「それが、寮…二人で行って来いってさ」


「…そうなんだ。…でもなんで?」


「魅了と出会った日からおかしいよね。…そっか、魅了にキスされそうになったからだ!」


「あんたねぇ。人が困ってるとこ、どこまでもおかしくしようと…」


「俺なんかされたのにな〜、気にしてねーけど」


「いや、気にしろよ!」


寮、本当にどうしたのかなぁ


そう言う事で、出かける事にしました


「美里、行きたい場所ある?」


「特にないんだよなぁ、これが…」


「んー、そこ等辺ぶらりとしようか」


「そうだね…それしかやる事ないし」


しばらく歩いていると、不良に絡まれてる男が居た


「おい、テメェ。有り金全部よこしやがれ!」


「さもないと、痛い目遭うぞ」


「おうおう、まさか所持金0ってわけじゃあ…」


「黙れ、ゲス共」


「んだとごらぁ!」


「俺からかつ上げしようとするから、こんな目に遭うんだ。石になって後悔しな」


「ぬぁっ!な、何だ!?足がうごかね…」


「ぼ、ボスゥ!大変だ、ボスがどんどん石に!」


「ぐ、くそ、くそっ!ぐあああああああ!






「…ルイン、あれ」


「男が石に…まさか、石化のオルフェリト!」


「…どうする?」


「俺だけじゃ美里を守りきる自信ないよ。…それに今日は息抜きだ、今日くらい戦いはやりたくない」


「…ルイン」


私はかすかに感じた


石化のオルフェリトが、こっちを見て笑っていた事




家に帰って私の部屋へ入った時の出来事だった


寮がいない。…それに、まるで戦った跡みたい


「美里、これ」


「紙?…手紙かな」


『崩壊、封印のオルフェリトへ。魔術師君は芸術作品としていただくよ。やっぱ、魔術師は大した事ないねー。オルフェリト様に逆らうからいけないんだっての。お前等もそう思わねぇ?返してほしけりゃ、オルフェリト専用倉庫へどーぞ。崩壊君ならわかるよね?  石化のオルフェリトより』


「オルフェリト、専用倉庫って?」


「…その名の通り、オルフェリト達が家…もしくは、倉庫として使ってるんだ」


「家にもなるの?」


「オルフェリトは、例として寮。魔術師に嫌われ続けている。…だから、帰る場所がないんだよ。俺は美里のおかげで住まわしてもらってるけど、昔はあそこで暮らしてたんだ」


「へぇ…。…寮、一人で戦ったんだね石化と」


「寮から聞いたとは思うけど、石化はあらゆる物を石にする事が出来る。大変厄介で、石化状態になったら最後。奴を封印するまで元に戻らない。美里に賭ける」


「…うん」




こうして、案内されながら辿り着いた倉庫


倉庫と言われているが、結構綺麗な場所だった

まさに、ホームレスにはもってこいの


あ、ごめんなさい。そう言う事言っちゃいけないよね


石化の家へ向かい、扉を開いた。

すると、石化は椅子から立ち上がって一言


「よう、崩壊と封印。来たんだね」


「寮…っ!」


私は慌てて駆け寄ろうとした

だけど


「おっと、それ以上近づくな!さもないと…彼の命、保障しねーぜ?」


石化した寮の上に、吊り上げられた大きなハンマー


これが壊れたら、寮は…死んじゃう

私は大人しくする


そしてルインが叫ぶ


「石化、お前はいつも根性腐ってる」


「あらあら、崩壊君に言われたらおしまいだな〜。…ちなみに俺の名はディート」


「崩壊君って名前、気に食わないな。…俺はルイン」


「そ。んじゃ〜ルイン、さっそくだが俺等のとこに戻ってこいよ。術が封印されていても構わない。封印を殺せば戻ってくるんだから」


「ディート、それはお断りだな。お前みたいな奴、あまり好かない」


「あらまぁ、同じオルフェリトなのにねぇ」


「ねぇ、ルイン。…こいつって」


「…今まで幾度も、魔術師を石に変えて、ぶっ壊すのを快感としたふざけた野朗」


「でも、代価として…」


「うん、奴は体が重くなる。でもね、オルフェリトの症状を治してくれる薬があるんだ」


「え?」


「それさえ手に入れば、体は術を使う正常な体に戻るから…何度でも技を繰り出す事が可能」


「…そんな物が…」


ディートはナイフを持って、石化した寮の首に近づける


「破壊最高!君達だってオルフェリトだ。魔術師を消したいと願って当然だろ!」


「る、ルイン…どうすれば」


「…あの状態じゃ助けようにも助けられないね。逃げる?」


「でも!」


「ククッ、ルインは正しい!それとも…君達も壊されたい?」


「美里、普通に戦っても奴に勝てないよ」


「…諦めない、私は諦めないから!」


「美里…っ!」


「…勇気あるね、封印さん!石になあれ!俺の芸術作品!」


「…寮…っ、今助けるから!」


「なっ」


私は、ディートを通り越して寮を優先的に救い出そうとした

だけど


「…バカだねぇ。…石化した人間なんて、軽々持ち上げられるわけないでしょ〜!」


そして上からハンマーが降ってきた


「…!」


「ハハハ、終わりだ封印、魔術師!」


「美里っ!」


大きな風が、私達を吹き飛ばした

ハンマーは落ち、大きな地響きがした

…ハンマーが落ちた場所はもちろん、へこんでいた


「あ、ありがとう…ルイン」


「美里の勇気に負けた。それだけだよ」


「魔術を使うとは小癪な!」


「ディート。崩壊の力、受けてみよ」


「え…、でもルイン!」


「封印されたんじゃないのか?アハハ」


そして、何やら薬を出す


「…、俺をなめちゃ困るね」


「エクスバイパー…だと?」


え、エクスバイパー?何それ


「ルイン、それ…」


「これぞ、体を正常に戻す薬「エクスバイパー」。封印されたとしても、飲めば一時的に復活するよ」


それを一気に飲み干し…


「解放!」


「あ、ぐ…っ崩壊は相手が悪すぎるぜ!」


「死ね、ディート」


周りの壁が破壊し、鞭状態となりディートを襲う


「くそ、どうにかして奴に近づければ…」


更にディートの下、床が崩れる


「うぁぁっ!」


そしてトドメ、鞭状態になった壁は奴の首を絞め始める


「…っ、こんな事で俺は…くじけねぇぜ」


その鞭を破壊。そして


「ルイン、捕まえたぞ!」


徐々に石化していくルイン

奴もニヤリと笑っていた…


だが


「っ!」


後ろには気が付かなかったか

後ろの床が、棘に変形しディートの心臓を突き刺す


「…崩壊…てめ…っ、俺は…」


「美里、今だ!」


奴が死んだ後封印を解いても石化は直らない

私はとっさに、触れた



あの時の白い光がまた、放出された


「…美里」


「ん?」


「ごめんね、怖がらせちゃって。奴の死体なんて見たくないよね」


「うぅん、私…ルインのおかげで助かったよ。感謝してる」


「…あはは」


その後の事…なんだけど


私が、トイレの前を横切って自分の部屋へ行く時


弱音が聞こえた





…所詮、俺等普通の魔術師とオルフェリトは違うんだ



ってね





続く

本当に少しグロい場所でしたねぇ


ほんの少しっ!

ま、こんな感じでやっていきます。次回第7話へ!続く!

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