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LastStory  作者: 咲哉
番外編1
9/16

冬の日に 序章

はい、と言う訳で番外編です。

活動報告を見た人は知っていると思いますが、次話は14:00に予約投稿してあります!

でわっ!

 それは突然だった。

 

 空から一枚の羽が舞い降りた。

 一人の少女は不意に目を見開く。

 眼前には銀色に輝く荒野。頭上からは白い塊がふわりふわりと落ちていた。少女はそれを地面が氷っているのだと理解できた。少女はそれを雪だと理解できた。

 初めて、初めて見たはずのもの全てを少女は理解できた。


 そして、自分が何故ここに居るのかも、自然に理解できた。

 その瞬間、頬に冷たい液体が流れた。少女はそれを自分が流した涙だと理解する。それと同時に、自分にも感情はあるのかと理解した。

 

「……あ」


 少女は自分の涙に触れ、小さく、可愛らしい声を漏らした。

 それで、少女は自分が喋れることも理解した。

 それ等全てが理由で、少女は身を隠すことを決定する。

 自分がここに居る理由、それは果たさなければならないこと。しかし、それに自分は耐えられるのか、そう自問し、無理だと答えを出したのだ。

 少女は歩く。

 銀色に輝く荒野の上を歩く。

 ふわりふわりと舞い降りる雪の中を、歩く――




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