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拠点づくり

ダダダダダダダダ……


俺は今、拠点を建てる予定地である洞窟を目指して身体強化をかけながら走っている。

この身体強化、20mの高さを楽々跳躍できるだけあり、掛けるととんでもなく足が速くなる。具体的には……そうだな20倍ってところか? 普段のジャンプで1mも跳べないし。そして実際にこのペースでもう1分ほど走ったら1km先の森の端に着いてしまうのだ。今ちょうど半分だから大体2分で1kmを走破したことになる、つまり時速30kmだ。明らかに人間の出せる速さじゃないねありがとうございます。


ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ……「ヤバっ(とまれない……ならば)とうっ」


止まることができずに崖から飛び出し、10m下の地面に突っ込む……羽目にはならず寸前で軽く跳躍、勢いを上に無理やり逃して崖の下に綺麗な着地を決める詩輝。この短い間ですでに身体強化を使いこなしているのだった。


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 俺は洞窟の入り口の前に立って考えた。

 (拠点だから......まず一つ入り口の先に円形の大きな部屋を作って......そっから二つ廊下を伸ばして右の廊下は居住区域、左は......研究部屋とか作るか? うんかっこいいからそれでいいや。居住区域は普通の1LDKの部屋をとりあえず5つと......大浴場、これは欠かせない。人が来るか知らんが一応男湯と女湯と混浴に分けて、あとは食堂......これいるか?まあ一応。研究部屋は............。地下にnMSで作った頭脳を置くか。……あとは………。)作る作業はnMSが全てやるのでそのための構想を下心を少し交えながら練っていく。


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(できた)構想を練り終えた俺はnMSに命令した。


「作業開始!!」



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……五分程後に完成した。nMSマジ便利、便利すぎてもうこれなしで生きていけない……不老不死だけど……。つまらないツッコミを心の中で呟きながら俺は出来具合いを確認しに新しく作られた洞窟の入り口にある扉を開けた。


するとそこには思った通りの俺の好みを体現したような拠点の内装が広がっていた。





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