表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/96

要人確保


 突然空から降ってきた身長二メートルを軽く超す巨人の集団に困惑する両陣営。



 「シキ......なのか?」

 しかし聞き覚えのある声に反応する国王、アレン。


 「ご名答。というわけで助太刀しに来たぞ。ちょっと後ろにいる奴の指示に従ってくれ。」


 「助太刀はありがたいが......これは何のつもりだ? それにこの者たちは......?」


 背後に降りてきた青年たちが共に降りてきた、ロープで吊るされた座席に座らされ、体を固定されていく状況に困惑するアレン達。


 「ここら辺で派手な戦闘をするから被害にあわないように上に避難してもらうだけだ。後そいつらは前やった人形と同じで俺の配下。」


 と言って上に待機しているドールキャリアーへ合図を出せば、あっという間にアレン達を固定した座席は巻き取られ、ハッチの中に吸い込まれていった。


 

 もちろん、彼らを座席に固定したのは救急隊員型オートマタだ。



 「そんじゃ、やっちゃって。」



 戦いの火ぶたは今、切り落とされた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ