表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/96

神様との面会

 閑話休題(目が覚めた)


「ん...。」 ここ何処だ? 俺死んだよな? んで俺は意識がある、よって魂は存在する。(Q,E,D,)ふぅ。

世界の謎を一つ解いてやったぜ。( -`ω-)どや!



 ーーーーーー

 ーーーーーーーー

 ーーーーーーーーーーー

 なんかむなしくなってきた。

「おーい」 誰かいるか―?


「んーたしかここら辺に...おっ居たいた。」誰だ?


「こんにちは」とりあえず挨拶、これ大事。時々挨拶をしないとねちねちいう人がいるからな。

そして相手を見る。...イケメンだ。くそぅ

「俺は中崎詩輝。君は?」

「僕は...まあ君たちで言う神様だね。名はないから好きに読んで。」

「わかった。んでその神様とやらがこの一般ピーポーに何の用だ。」

「ああ、その件についてなんだけど、君の前世の関係で前に適当に作った世界の輪廻転生を処理するシステムにエラーが発生してね。」


 なん......だと、これはテンプレか? つーか俺の前世なにがあった。「どいうことだ?」

「そのまえに、詩輝君って呼ばせてもらうよ? 「OK」えっとね...。」





 へえ。話が長いのでまとめると、

どうやら俺の前世、ゾウリムシだったらしい。おまけにその前はアメーバ。そのまえはボルボックス。その前はミドリムシ......。と単細胞生物周回地獄だったらしい。んでもってほとんどの前世で生まれた瞬間にお魚さんに食されていたそうだ。それで死にまくって引きずり回された俺の魂は対抗して「不老不死」のスキルを獲得した。だがちょうど俺は人への転生を果たし今の今まで生きてきた。そこに「不老不死」は要らなかったわけだ。だがなぜ死んだ?それはスキルとしての性質によるものらしく、この世界にはない素粒子である魔素を消費して発動するため発動しなかったからだ。しかし死んだ後の魂を処理するシステムが俺の魂のスキルを認識して死ぬはずのない魂が死んでいるという矛盾を抱え、エラーを起こしたから俺の前世が面白くて見ていた神様がちょうど暇だったのでここまで出張って来たわけだ。

更にはこのような事例は世界が生まれてから一度もなかったらしい。運がいいのか悪いのかわかんないな。

 俺の体長15㎝以下の魚嫌いもそれのせいなのかもしれない。


「よし分かった。で俺をどうするんだ?」 テンプレこい

「それなんだけれど君にはこっちで言う剣と魔法のファンタジー世界のロマリアっていう世界におまけとして普通のスキルの特典付きで転生してもらおうと思っている。死ぬときに全力で願ってたでしょ?」 

 テンプレキタァぁぁぁぁぁ!!!!

「その話乗ったァぁぁぁ‼」

(びくっ)「す、すごい勢いだね。」

「これで興奮しないラノベオタクはいない。」 (。-`ω´-)キッパリ!! 

「そ、そうなんだぁ。ところで今の体のままいく? 赤ちゃんからやり直す?どっちにする?」

そういえば「事故のけがはどうなるんだ?」

「向こうは魔素があるから目が覚める前に再生するよ。」 そうか。

「じゃあそのままで。」

「わかった。」

「スキルは何がほしい?」 何にしよう......。 そうだずいぶん前から最強じゃね?と思ってたスキル、それにしよう。


「魔道具ってそっちの世界にあるか?」

「あるよ」

「じゃあそれを自由に作るスキルってあるか?」

「...? 魔道具はやりかたさえわかれば自由に作れるよ?」 まじか。

「じゃあそのやり方を教えてくれる?」

「転生後に分かるようにしておくよ。」 よし

「あと材料さえあれば好きな加工をできるスキルをくれ。」

「いいよ。これは「改造」といって任意の物体を分解して思った形に変えられるスキルだよ。」

「そのスキルは原子にも効果を及ぼすか?」

「そうだよ。」

「あとむこうに存在する元素についてのすべての情報を教えて。」 これは大事。いざ元素の電子、陽子、中性子を組み替えるときになって組み替え方がわからなければ意味がない。

「いいよ。これも向こうで分かるようにしておく。」

「じゃあそれで。」

「もういいの?」

「ああ、そういえば一般常識も教えてくれ。」

「それも同じようにしておく。これでいい?」

「ああ、十分だ。」

「じゃあ送るね。どっか場所に希望はある?」 そうだな。


「じゃあどうせ死なないから誰の領地でもなくてそこそこ良い政治をしている国の近くにある少し広い無人島で。」

「注文多いね......。まあ該当する島があるからいいけど。」

「ありがとうな......。名前がないのは不便だな。俺がつけてやるよ。」(そうだな......。神......福音......エヴァ、うんこれでいいや。)

「ほんとうかい?」

「ああ、お前の名前はエヴァでどうだ?」

「いい名前だね。気に入った。これからはそう名乗ることにするよ。」

「それは良かった。」

「じゃあ送るね。」

「ああ。またな。」俺の視界が白い光で染まってきた。

「またね~。」そのまま俺の意識も真っ白になった。


========================

 ~詩輝が転生した後~


...行っちゃったか。人との会話というものも楽しいものだね。

詩輝が選んだスキルはモノづくりに便利な「改造」のみ。あのスキルで詩輝がどんなことをするか興味がわいてきた。これから時々のぞき見しよう。

しかし詩輝がつけてくれた名前、「福音」(エヴァ)とは詩輝もなかなか粋なことをするねぇ。

またね詩輝、君のゆく道続けて見せてもらうよ(面白そうだし)。



多少書きかたを修正しました。神様=全能設定に矛盾が生じそうだったのでそこも修正しました。あと面白かったらブックマークと評価、お願いします。その他誤字脱字、意見があったら教えてください。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 文章に顔文字使うのか……なんか斬新私も使おうと思います、叩かれるだろうけどね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ