拠点紹介(説明回)
今回は説明回です。飛ばすと後々ストーリーの理解に支障が出るということはないと思いますが、一応目を通すことを推奨します。
詩輝の建てた拠点は大きく分けて5種類の機能を持つスペースで構成されている。
まず最初に元洞窟の入り口につけられたセキュリティ対策をしたドアを開けると、10mぐらいの明るい廊下があり、奥に一つドアがある。これを開けると直径15mほどの円形をした大広間がある。この広間の天井には透明で円形の巨大な紫外線をカットする特殊なガラスが張られ、上に詩輝が降り立った森が天井の部分のみ円形にくりぬかれた状態で覗いている。夜になると部屋の床が淡く光り、夜空が楽しめる仕様だ。日光からの光量が十分でないときも明かりはつく。また、大広間には玄関につながるのを含め3つのドアが120度ごとについており、その間はそれぞれスピーカーが2つと大画面が1つづつ設置されているため、この拠点の指令室にもなる仕様だ。何と戦うつもりなのか知らないが。ちなみにクッション完備でくつろぎスペースでもある。
次に玄関に続くドアから見て、大広間の奥にある2つのドアのうち右側にある居住スペースにつながるドアを開けるとまた同じような廊下があり、左右両側にドアが並んでいる。これらのドアはそれぞれ5つの1LDKの部屋と男湯、女湯、混浴に分かれた大浴場、はたして使う日が来るのか怪しい上人員も材料もなく完全に機能していない食堂につながっている。
次に上にあげた大広間につながっている3つのドアのうち最後のドアを開けると、研究、開発スペースにつながっている。ドアを開けるとまた同じような廊下が伸びており、その両脇のドアにそれぞれ自動工房と実験室、詩輝の使う工房につながっている。
次に大広間の床の真ん中にむき出しになっている直径1.5mの昇降機を使って50mほど下に降りると巨大な地下空間に大型機械を作る専用の大型工房と大型機収納用の常に品質維持用の液体に変換したnMS(nMSリキッドと命名)で満たされた格納庫が並んでいる。......本当に必要なのかと問われると答えられないが......ロマンだ。察してくれ。 ちなみに格納庫にも一つ一つ昇降機がついていて洞窟の手前にある平原の一部をを平らにコンクリートで固めた広い試験場の隅にあるハッチが開いて発進できる仕様である。......察してくれ。
次に上にあげた大広間と格納庫兼大型工房の間にこの施設に存在する照明やnMS式魔道装置などの全システムを管理するためのnMSの相互通信機能を利用してニューラルネットワークを構築し、柔軟な判断をできるようにした自我を持つ魔導AIが設置されている。安全対策としては詩輝に不利益な事を忌諱して詩輝を守ることを最優先にするように徹底的に学習させ刷り込んである。動力については空気中にほぼ無尽蔵にある魔素を配管を通じて供給している。学習と自我構築に必要な情報は詩輝が自身のの脳と一時的に接続させて渡した。外見は配管が大量にくっついている液体に満たされた透明なタンクだ。ちなみに自分の判断であらゆる方面での自己のバージョンアップをする方法を模索、実行する権限を与えている。
最後に内装であるが、つるつるで安全対策として角が丸まっている壁や床、天井にそれぞれの区域の機能に合わせて居住スペースは温かみのあるベージュ、研究&開発スペースは清潔感のある淡い青を含んだ白、地下の大型工房の壁は重圧感のある黒光りする金属っぽい色という風に雰囲気づくり程度に壁の色合いを変えただけである。
......以上である。
用語解説:ニューラルネットワーク
生物の脳を模倣し、処理の柔軟性と低燃費高効率を目指したもの。脳の神経細胞と似た働きを持つノードの値を学習を重ねて正しい答えを出せるようになるまで調整することで問いに対する答えへのルートの最適化を自動でできるネットワークの総称。
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