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こんばんは!

KURAです。

ではどうぞぉー

「あー、兄貴のせいで余計に疲れた気がする」


街につき、とりあえず武器屋を探す。

すると、剣で武器屋と書いてある店があった。

でも正直読みにくい。


「ちっす。やってる?」

「ああ。やってるぞ」

「じゃ鑑定してくれや」

「ん?武器の鑑定か?なら出来るが」

「そうそう。この弓だ」

「おう。ちっと待ってくれや。……………………すまねぇ見れねぇみたいだ」

「そんな事あるのか?」

「ああ。俺の実力が足りないみたいだ。だから料金もいらねぇよ」


……やっべ!有料だったのかよ!


「じゃナイフくれよ」

「……いいのか?その弓を作れるか買えるのならば俺の店のナイフなんざいらねぇだろう?」


自虐的に笑うが俺のこれはたまたま作れたんだがなぁ……。


「おう。たまたま手に入っただけだしよ」

「ありがとうな。特別割引だ。五割引きにしてやろう!」

「ありがとな!おっちゃん!」

「いいってことよ!お前は強くなりそうだしな!」


それじゃあ五割引きで初期と烏狩ったら出て来て金で足りるのを買おう。

烏どっからとってきたんだろうな。


「これは……これの金額は?」

「あ?そのナイフはサバイバルナイフだぞ?サブで使うのならもっと使いやすいのを選んだらどうだ?ちなみにそれは500ゴールドだ」


この世界の単位ゴールドなんだ。

んー500なら二本は買えるな。


「二本くれや」

「え?いいのか?」

「おう!」

「それならいいが……1000ゴールドだ」

「おらよ」

「ありがとな!また来てくれや~」

「まぁまた来るよ」


んー、もう夜だな。

また森に行くかな~と思っている俺の目に大きい城がうつる。

…………忍びこむか?

いやいや、さすがに駄目だろう。

……隠密のレベル上げにもなるし……。

盗みをするわけじゃないし。行ってみるか。

と、思考すると門の外へと行くために門へと歩き始める。

え?なんで忍びこまないのかって?さすがに街で飛んだら目立つだろ。

よ~く目をこらして、監視が無いか調べる。

ん~城の外に三名……でも外を警戒してる様子無し……か。


「行けるな」


音を出さないように飛び立ち、城の屋根に着地する。

ちゃんと目立たないところに。

んーどっから入るか。

気配を消して監視をしている人の後ろを通る。

……っしゃ!気付かれなかった。

廊下を歩いていると足音が聞こえる。

とりあえず飛んで天井に張り付く。

よく張り付けるな俺。

筋力に補正かかっているのかもな。


「ん?音がしたと思ったのだがな……気のせいか」


あっぶねぇ~!

音も気を付けるか。

そろり、そろりと歩いていると地下への階段があった。


「宝物庫か?……盗まないから、見るだけだから」


そう小さく呟いてから降りる。

コツンッコツンッ

……これは飛んだほうが良いかもな。飛ぶか。

音の出ないように気を使いながら降りて行く。

……は?

降りた先にあったのは折られてなお、2つの刀身に鎖がかけられている剣だった。


「ん~俺がラノベの主人公だったら拾うんだけど……俺の主武器弓だしな……」

「そこに……誰かいるのか」


あら、俺よりイケボ。しかも主人公みたいな声。


「いるぞ」

「そうか。俺は…………」

「どうした」

「俺は魔王と人間のハーフだ」

「いや、種族言われても。つか魔王って剣だったのか?」

「違う父上が死ぬ前に魂を移してくれたのだ」

「へー。で、出たい?」

「……よいのか?貴殿の主武器は弓なのであろう?」

「ん~ナイフになれる?」

「ナイフならばなれるが……」

「あぁ。俺サブナイフなんだよ。ちなみにサバイバルナイフを使ってる。今戦闘用のナイフを探してるんだよ」

「ならば!俺を使うと良いと思う!」

「おお!こんなところにナイフになれる剣が~……なんてな。……ちょっと待ってろ。誰か来る。すこし隠れてる」


足音が聞こえる。

兵士が来ているようだ。


「うぅ~先輩が行けばいいのに。ここ、魔王の息子の怨霊が出るって噂なのに……。居ない……ね。さっさとでよぉ……ぉ?誰も居ないなら誰の話声……?ギャアアアアアアアアア」

「な、なに!?何があった」

「だ、誰もいなかったんですぅ!誰も」

「ならいいじゃねぇかアホ!」

「イテッ!」

「おら!行くぞ。王様に怒られちまう」


先輩らしき兵士が後輩を引きずって出ていった。


「ふぅ!行ったな。じゃその鎖壊すぞ~」

「ち、ちょ!弓!?弓で壊すの!?」

「動くなよ~」

ダンッ!

「ヒグッ」

ドンッ

「キピィ!」

「な~に男の癖に情けない声を出してんだよ」

「しししししし、仕方がないだろう!」

「じゃ出るぞ。今の音で来られたらまずい。あ、運びやすいように、ナイフになれ」

「ああ」


すると2つの刀身が一瞬光り、ナイフとなった。


「……禍々しいな。俺の知るナイフにこんな形状はないはずだけどな。ここ(ゲーム)特有のナイフかな。っと!でないと」


今度も音を出さないように、気配を消して脱出した。


「うっし!じゃ試し切りに行くぞ」

「え?今から!?」


狩りは二、三時間に及び続き、ナイフが音を上げたため止まったと言う。


「ちっ!この程度で音を上げるとはな」

「結構きついんだぞ!?切れ味落ちないようにしたりとか!」

「あ、だから変わらずに、きれたのか」

「おう!感謝しろ!」

「……戻してこっかな」

「!?すまん!申し訳ない!だからそれだけは!」

「ははっ!冗談だよ。こんなに使いやすいんだからなぁ」

「……!?」

あとから聞いたが俺の顔は魔王(父上)より恐ろしかったという。


「じゃとりあえず戻るから」

「ああ。地球とかいう世界に行くのだろう?……装備品の俺はどうなるんだろうな」

「さぁ?消えないから大丈夫だろ。じゃあな」

「おぅ。じゃあな」


帰って、シャワー浴びて寝た。

明日は朝から講習だ。


どうでしたでしょうか?

ク つまらない。

こっちでもか!

ク ……?

いえ、こっちの話です。

あ、兜麒の夕飯はログイン前に食べてます。

ク ちゃんと栄養とった夕飯を食べてましたね。

……何故に知っている?

ク お兄ちゃんの愛です♪

……まぁいいでしょう。兜麒が苦労するだけですし。

ではでは皆様

ဂွတ်ဘိုင်

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