魔力
こんばんは!
KURAです。
あー、少し短いかもしれません。
すみません。
ではどうぞ。
「ふー、つっかれったな~」
よし……寝よ《プルルルルルルル》……う……
え?……兄貴か……。
『何? 兄貴』
『aboしよー』
『友達か! 兄貴何の武器使ってんの?』
『え? ナイフ』
『俺、弓だから』
『いいじゃん! 遠距離二人でも』
『ヘイト稼ぐやついねーと』
『大丈夫だって! お兄ちゃんに任せときなさい!』
『やだ』
『えー』
『じゃ。まぁログインするから来ないでね』
『弟が冷たい!?』
あ、盗聴機探さなきゃ。
……? ……………………あれ?
……………………見つかんない。
なんで!? あいつ盗聴機仕掛けたって言ったよね!?
……まさか探知機対策か? くっそ。
こうなったら普通に探してやる!
………………………………あのくそ兄貴どこに仕掛けたんだよorz
「あー、入るか」
早々に諦めて頭に機械をつけて入る。
「っとまた広場か」
「どこいくかな~っと……! ……居ない?」
後ろに気配を感じて頭だけ振り返っても誰もいなかった。
「っかしぃなぁ。居るとおもったんだがな」
あ、折角魔力があるんだから使えるようにしておかないと。
練習用に平原に行くか。
平原につくととりあえず集中できるように座禅を組む。
体をイメージ、そして纏うなにかを探す。
………………見つけた。
座禅を組んだままそれを動かす事に集中する。
……うん、動かせるようになった。
と、こうなった所でステータスを見てみると魔力操作があった。あと集中。
「……ふー、魔力操作とれたな。あと何で集中?座禅のお陰かな」
手に魔力を集中させて火をイメージすると火が出た。
「目が~っ! 目が~っ!」
火の光で目が焼かれたが。
あー、そういやぁ梟って目が光に弱いんだっけ。
やっべ何も見えねぇ。
「はい、回復させてあげる。《最上級ヒール》」
「おう、ありが……とぅ!? 兄貴!?」
回復してもらってお礼を言おうと思ったら兄貴だった。つか最上級ってアンタ……。やりすぎだろ……。
「まぁありがとな。でもさ、何で着いてきた?」
「た、たまたまだよ! たまたま!」
「たまたまぁ?」
「たまたま! こっちを歩いてたらム○カばりの声が聞こえてきたから走ってきたら愛する弟だったってだけだよ!」
「へーそうなんだ」
「うん、うんうん!」
「なわけねぇだろ!」
「……やっぱり?」
はぁまぁいいか。つか火とかの光を発する魔法俺使えないという事実……。
まぁ風とか使えばいっか。
「あ、そういえば兄貴。この弓作ってみたんだが」
「ん?なになに?……兜麒、なにこれ」
「え?森の奥の蔦と枝で作った」
「そんなのあるの?お兄ちゃん初めて知ったんだけど」
「へー強い?」
「うん、ずっと使っていけるんじゃないかな」
「おう! ありがと!」
「ブッフォ……天使……笑顔天使……」
兄貴がまた鼻血出した……。汚い……。
ちょっとかかった……。
「まぁこれくらいにして町に帰るか」
「まだ始まりの町に居るの?」
「あれ始まりの町って名前なのか……。うん、まだいるよ」
「わかった。ちょっとお兄ちゃん先の町に行ってくる!」
「行ってらっしゃい。そして帰ってくんな」
「弟が冷たいー!」
ふぅ町に帰るか。
あ、兄貴に弓の性能聞くの忘れてた。
まぁ町に帰ればわかるだろ。
……どうだったでしょう。
……で、そこのなんか言ってる変態はなんですか?
ク 兜麒かわいい兜麒かわいい兜麒かわいい兜麒かわいい──────
だめだこりゃ壊れてますね。
何か変なこと連呼してますし。
声聞こえてないようです。
では皆様ごきげんよう!




