卑怯? 反則?
こんばんはー。
ちなみにコレ勢いで書いたので結構穴があるかも……。
というかこの作品自体穴だらけだった……。
あー……修正しなければ……。
少し時間がかかったが、ギルド バッドナイトまで来た。
色々あった、あるものを兄貴に頼んで貰ったり、ギルドの場所を聞いたりと、あったのだが、今はどうでもよいだろう。
「ヘルクロウだ」
「まってたぜぇ?」
「そうか。返せ」
「待て待てぇ、せっかちはコケるぜ? うちの専属鍛治屋、そしてギルドメンバーになること、それが条件だ」
「……良いだろう。ただし、調べたんだがお前らんとこは依頼も請けてるのだろう? 条件を付けさせてもらう」
「待て、マスターに聞きに……って来てたんですかぃ、マスター」
「あぁ、初めまして。僕はバッドナイトのギルドマスター、ヨルだ。よろしく頼むよ」
身長150くらいの黒髪短髪の青年。
小さい。だがそっちのほうが見つからないので良いかもしれない。
「よろしくするかは条件のむか次第だ」
「勿論飲むさ! 条件はなんだい?」
「ほらよ」
メニューからあるアイテムを取り出す。
「これは……!」
『冥界の誓い』
冥界の神によって作られた契約書、破る不届きものがいようものなら冥界の神が冥界へとつれて行く。
効果
誓いを破ると大量のデバフ(経験値五分の一、一週間のログイン禁止、スキルレベル十ダウン、所持アイテム全損などなど)をくらい死ぬことになる。
「へぇ、珍しいものを持ってるじゃないか。さてはお兄さんからだね?」
「別に何処からでも良いだろう」
「なになに? ヘルクロウのうけた依頼の邪魔はしないこと。コレを破棄する場合ギルドバッドナイトの要求も破棄する。……だけ? 別に良いけど……僕のギルドは原則邪魔は駄目だからね。あと破棄はしないんじゃない?」
……かかった。
「わかった。契約成立だ。よろしく頼むよ」
俺とバッドナイトのギルドメンバーに冥界の神の印が首筋につけられた。
「よろしく頼むよ! ヘルクロウ!」
「早速だが依頼をうけるよ。ホラ」
「なになに? 依頼主は……ヘルクロウ!? ……内容はギルドバッドナイトのヘルクロウ以外のギルドメンバーの全滅……君……もしかして……嵌めた?」
フフ……ハハ……ハハハハハハハハッ!
当たり前じゃないかっ!
こんな汚い手を使っておいて! 恨まれないとでも?
「確かに僕のギルドではメンバーが依頼を出すことを禁じてない……そして自分でうけることも……。皆そんなことしないからね……」
「だろう? さぁギルドマスター、依頼を受理してくれ」
「ぐぬぬぬぬ……こんなもん認められるかっ!」
首筋が光だす。
あぁ、良かった。コレも範囲内か。
「でもよ、冥界の神はお許しにならないってさ」
「……わかった。受理するよ。……君さ、僕のギルドの仕様もしかして知ってた?」
「知ってるよ。下克上、だろ?」
「……ハハッ、……よろしく頼むよ。ギルドマスター」
「あぁ、とりあえず、死ね」
「バイバイ、また会おう」
もし、抵抗すると依頼の邪魔と見なされ神に殺される。コイツはデバフのないほうを選んだようだ。
そしてギルドバッドナイトは下克上方式。
ギルドマスターに成りたいならばギルドマスターを、殺せ。
そういう方針らしい。
なら、今ヨルを殺した俺がマスターだ。
「けっ、嵌められた、か。よろしく頼むぜぇ? ギルドマスター! 中々楽しくなりそうだ」
「そうかい。じゃあね」
「おう、ギルドメンバーは今ギルドハウスに全員いる。ささっと殺しな。ッカー! デスペナか。じゃあな!」
この男も光の粒子になっていった。
強者こそが正義なのだろう。
そしてギルドハウスに行くと先程の場所が中継されていた。
何故か拍手で迎えられたが、とりあえず殺す。
と言うとみな首を差し出してきた。
そして去り際に言うのだ。
「楽しくいこうぜ? ギルドマスター!」
ふむ。なるほど。
そういうことか。
エンジョイギルド。それがここなのだ。
まぁ良いか。表舞台はあまり得意じゃない。
全てのメンバーを殺し終え、依頼を終わらせ、マスタールームに入り、少しくつろいだ。
「なかなか派手にやったな?」
「はっ、馬鹿だっただけだろ」
「まぁな。さて、こっからどうする?」
「ココを作り直すさ」
「なるほど。てっきりPKとか嫌いと思ったが」
「別に。されるのは嫌だがするのは別に。そんなもんだろ?」
「まぁな」
「で、どうするんだい?」
「うわっ!」
殺したはずのヨルが、座っていた椅子前の机からヒョイと顔を出した。
デスペナは……?
「ふっふー! デスペナ無効アイテムっていうのが裏にはあるんだよ。さて、どうするんだい?」
「はっ、決まってんだろ。作り替える」
「へぇ、名前から変える?」
「当たり前。「最悪の夜」は終わり、フォールンを作る」
「なるほどなるほど。情報なら任せてよ?」
「俺を特定したのはお前か……」
「そういうこと。ちなみに汚い手口をたくさん使えばマスターになれたんだよ?」
なるほど。
俺と同じ実力以外で登り詰めたのか。
「僕よりひ弱なマスターはどうするんだい?」
「レベル上げするだけさ、行くぞっ! マナ! あ、ヨル! 帰しとけよ!」
「あいよっ!」
「は~い」
レベル上げの後は少しギルド弄っておかないとな。
けっ、プレゼントはガラクタかよ。
さて、最低でも負けない程度には上げなきゃな。
いつもの森へ飛んでいった。
それにしてもこの時期暑くなってきましたねぇ。
それで暑すぎて冷やしすぎても駄目ですよー。
夏風邪にならないように。
それでは、皆様。
ごきげんようっ!