修行 鍛治編
こんばんは~。
KURAです。
少し間が空きましたが。
気にしないでください。
ちょっと宿題をやらなければいけないという事実によって気力が消えていただけです。
(やったとは言ってない。)
クラウンさん? あの人扱いづらいので記憶消して解雇しときました。
記憶消しておかないとストーリーに関わって……なので。
それではどうぞ~。
汗だく。
まさに汗だくになりながらトンカチを振る。
コンマ一秒でも遅れたら斬られる。
ちなみに暑さで少し止まったら脅されました。
「止まるな、止まったらお前の鼓動も止めてやるよ」
殺気全開のジジィに耳元で囁かれた。
死ぬ気になってやるって言葉があるが、止まった瞬間死ぬこの状況よりかはましだろうな……。
熱く赤くたぎった鉄を打っているんだが、本当に鉄らしい。
今は細長く剣の形を模しているが最初なんかはホント拳くらいの塊だった。
「コレ、剣にしろ」
「……はっ?」
「だぁかぁらっ! コレを打ち続けて剣にしろ」
「あのー」
「あ?」
「稽古とかで教えては……?」
「教えん。そういうのオレ向いてねーんだ。やらんと、な?」
はい。急いで炉に突っ込んでトンカチを手に取りました。
だってこいつ刀身だけの刀らしきものを掴みながら、しかも睨みながらなんて無理だって。
ムリムリ。
あの状況で逆らうのは、ムリ。
なんか、ジジィから(俺がうってるときに)聞いたんだが時間の流れを1/100まで遅くしたらしい。
そして10日間くらい打ち続けろ。だってさ。
10日っつーことは1/100にすると2.4時間。
実際の時間で二時間二十四分打ち続けなければならないらしい。
そしてほぼ無心…………。
いや、訂正する。
恨み、妬み、怒りといったあらゆる俺の中の負の感情を込める。
なんでかって?
ストレス発散だよ。
口には出せねぇが晴らせねぇ恨みってもんはあるわけよ。
「ケケケケケケケケ……」
後になって聞いたんだがジジィは俺が頭おかしくなったと思って割とガチで心配したらしい。
鉄が剣になっても打ち続け、腕が軋もうとも打ち続け、負の感情が脳を支配しても打ち続け、汗が無くなっても打ち続け、打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け打ち続け。
「よぉくやった。終わりだ。完成したぞ? ……ちぃっと見た目は悪いが」
「……ハッ! ……終わった……のか?」
「おお、終わったよ」
……いよっっっっしゃーっ!
渾身のガッツポーズをしていると、ふと聞こえていた言葉が気になった。
「見た目が悪いって?」
「ホラ、見てみ。何か脈打ってるし、何故か赤黒くなってるだろ。コレ、お前の打った剣だ。オレは何も付け加えてねぇ」
「っつーと?」
「お前の初自作の得物だ」
「まじか」
どーみても魔剣なんだがっ!?
ま、初めてのもんだし。
「貰っていいか?」
「お前使えるのか?」
「当然。使えん。ま、習得するよ」
「……カカカッ、さぁて、儂の寿命もあとわずかだし。遺言を遺すとしよう。《儂、鍛治師マスタリーは伝説の鍛治師の名を譲り渡すことを今宣言する》ま、頑張れよ。坊主」
「……はっ?」
閃光。
そして俺が目を開けると小屋は無くなっており、俺の打った剣、そして一つの袋が置いてあった。
中身はある金槌。
マスタリーが使っていた物らしい。
使ってくれと書いてあった。
そしてオリハルコン入り(と書いてあった)アイテムボックス。
指輪型らしい。
ある一定数しか持ち運べないのだが、これがあるとほぼ無限に持ち運べるようだ。
「ハッ! クソジジィが。別れの言葉くらい言わせろよ」
「我が父上もそうだった。一方的に別れを告げられた」
「はははっ、なんだ? ここのジジィどもに流行ってんのか? ……笑えねぇよ」
ステータスでも確認するか。
ヘルクロウ
男 職業闇を翔る暗殺者 レベル37
HP145
MP45
STP45
DEX47
VIT25
INT45
AGI71
LUK120
スキル
弓術レベル達 遠見レベル20 隠密レベル21 陣魔法レベル3 鍛治レベル神
称号救世主 神の領域(鍛治)
ポイントがあるのは別にいい。ほうっておこう。
称号とは、何だ。
まぁいい。あとで兄貴にでも聞くとしよう。
救世主……コレはまじで心当たりがない。
神の領域(鍛治)……マジスカー。あの爺さん神の領域だったのかよ。
チートか? チートなのか?
つかなんだよ鍛治レベル神って!
ふざけるなっ! 目立ちたくないんだよっ! 俺はっ!
弓術達人ってことか? これは。
まぁいい。
適当にDEXでも上げておこう。
ちなみに14あったので全部いれた。
「ふわぁ~あ。さて、ここらで俺は帰ろうかな」
「ここでかっ!? まぁ周りに敵もいなさそうだ。いいんじゃないか? じゃあな」
「おお、じゃあな」
そして俺は帰った。
さて、兄貴に称号の事を聞かないとな。
さて、称号とはなんなのか!
STPってなんですかね?
何でしたっけ……。
あれ? 過去の私何を書いているのだ……?
まぁいいや。コレじゃね? みたいなのあったら教えてください。
それでは!
αντίο
(コレ久しぶりにしましたが……グー○○翻訳さん全然トンチンカンな答えばかりで苦労しました……)




