邪魔な蝿は潰される
こんばんは~
KURAです!
眠たい……けどまぁ寝ませんが。
訂正。
間違って奈落さんを書いてしまった……。
ここにいるのはクラウンさんだ……。
奈 勝手にこちらに呼ばないでください!
「ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハ! 邪魔なんだよ!」
「グガァァァァァ!」
ビュンビュンと高速で飛行しながら鎌鼬のように切り裂いていく。
「おい……悪鬼みたいだぞ」
「悪鬼羅刹だろうが知ったことか! 邪魔なコバエどもがぁ! ……ちょっと待って、ハイになってる」
「highになりすぎな」
「……すまん。……まぁ、邪魔なことには変わりはねぇし、な?」
「あぁ、殺るぞ?」
「オッケー冷静だ、殺るかぁ」
……ん?
頭にちらつく……コレは……陣魔法……。
使えと?
……はっやってやるよ。
「陣魔法『餓鬼の遊び場』……ん?」
俺を中心に紫の膜が広がっていく。
膜には目。嗤った目。
そして嗤い声。
「おお、すげぇ、お前魔法から地獄の餓鬼って呼ばれてるぞ」
「マジかー……ぁあ!?」
「どうした!?」
「腹ぁ……減った」
「……餓鬼ってことかぁ?」
《ぐきゃきゃきゃきゃ!》
「酷く耳障りだなぁ、黙れ餓鬼共、そして死ね! 蝿共が!」
腹を満たすにはコイツらを殺すしか!
引き裂く、強く引き裂く、手で引き裂く、噛み千切る。
とりあえず殺しとけ!
「うっせぇ! バカ! ……はっ! この糞餓鬼……俺の意識に……」
「……デメリット大きすぎないか?」
「……身体は軽いが…………狂気に呑まれる……訳ねぇだろ!」
冷静に!
冷静に殺していく。
ま、殺すに冷静も糞もねぇけど。
「ふー……半分ほど死んだかぁ?」
「……む……」
「……かぁ……かぁ……かりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「……は?」
「あーあ……コレ仲間呼ばれたなぁ」
「は!? 知ってたなら言えよマナ!」
「いや、今思い出した」
ワイバーンが叫ぶと遠くから同じような叫びが帰ってきた。
……あー、コレ完全に追加きたなぁ。
「……殺るしかねぇ……弓使うから短剣になってくれ」
「おっけー」
視覚百五十倍ズーム。
超高性能スコープ、セルフだがな。
いるいる。
この状態で正確に矢を放つのは超絶難しいんだが……。
「弓術奥義『必中付与』これならターゲットさえ見えれば当たるんだよなぁ」
バシュッ! バシュッ! と普通ではありえない音を鳴らしながら矢が放たれていく。
そして目を解除し、周りの蝿共を見回す。
「……さっさも片付けるか」
「あぁ、それがいい」
機動力が違うから楽に駆除していく。
「……っと、これで終わりか?」
「みたいだな」
「さーて、じゃあ帰るか」
紫の膜は消え去り、耳障りで目障りな餓鬼共の視線と嗤い声も消え去った。
さて、夜も更けてきましたし、早めに終わりますかね。
今宵も短めで申し訳ありません。
では、皆様!
さようなら!




