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材料集め

こんばんは!

そして、俺達は元の場所に戻ってきた。

まぁ、またクラネスが縛られてる……ってことは無かった。

まぁ当たり前だが。


「よっす。さすがにまた縛られるようなへまはしてないな」

「どうやったらそんなへまするのさ!?」

「さぁ? また来てみたら屋敷が炎上してるんだぞ? そりゃあ俺だってどうなってそうなったかわからんわ」

「くっ……痛いとこついてくるね……。そりゃあ僕だってあんなことになりたくなかったけど……僕の反抗勢力があんな力を付けてたとはねぇ……。というか君は僕が悪いとか考えなかったの?」

「知らん! 考えん! お前が悪かろうと善かろうと死にそうなら助けるし、助けてほしいなら助ける。それが友達ってもんだろ?」

「いや……僕が暴君だったらどうするのさ」

「いや、別にいいさ。俺は自己中なんでな。俺が悲しくなけりゃいいのさ」

「まぁ、あんだけ非道な拷問するくらいだしな」

「拷問!? 僕主導者言ったよね!?」

「いやぁ……もしもの時をかんがえて……」

「しかも殺したし」

「殺した!? ……はいいか」

「良いのか」

「マナはだぁってろ!」


状況が悪くなるわ!


「……それにしても家どうしよう……」

「あぁ、燃え盛ってたな。多分もう燃やし尽くしたんじゃないか?」

「だよねぇ~……」

「そういえばギルドメンバーも呼び戻さなきゃだろ?」

「あぁ、それならもうすぐ……」

「助けに来たぞ~……ってあれ?」

「おかえり」

「え……は?」

「すごいな」

「あぁ」


クラネスが言った瞬間に叫びが聞こえた。

つーか、もうほぼ人が居ないことでわからねぇかなぁ?

クロセチとセバス、そして知らない顔の人達が来ていた。

ま、ギルドメンバーなんだろうが。


「なぁ、来るってわかるんならさ。お前俺が助けなかったら十中八九死体晒してたんだぞ? それを見せられるこいつらのこと考えろよ」

「うっ……確かに……」

「つーか助けに来るほどのコイツらをどうやって逃がしたんだ?」

「……一度入ったら目的地まで出られない道具に放り込んで送っておいた」

「それにお前も入りゃよかったのに」

「あれ、誰か外に発射する人が居ないと駄目な欠陥品なんだよね~」

「ま、その一人すら自分のために見捨てられない人間なんだろうなお前は」

「ま、まぁね……」


それが下手したら自分の死体を晒すことになんだからなぁ……。

つか、気に入らねぇ。


「自分の命は大切にしろよな~」

「うんうん。遺された奴の事考えろよ」

「さっすが親父にされた事だけあるな。説得力が違う」

「まぁ俺も親父にされてるからなぁ……ってやかましいわ。まぁ事実なんだが。ま、経験者から言うが遺された奴の絶望感とか虚無感みたいなもんは何年も続くぞ。生きてる限り。それが近しい人物であるなら、な。俺は何年もコレだが未だに親父の事は忘れれねぇし、悲しい。最初の何年かなんて自分で動けるなら自殺してたかもしれねぇし」

「そうそう。俺はそういうの嫌いだし、自己犠牲ってやつ?」

「自分は犠牲になるくせにな」

「そうそう自分はいい……ってやかましいわ!」

「……君はずるいね」

「そうそう。俺みたいにズルいくらいが良いのさ」


俺は自己中だからな。

自分さえ良ければ良いのさ。

……ん? コレ今さっきも言った気がする。


「さーて! 野郎共! 屋敷をまた建てるぞぉ!」

『おおぉおぉおおおおお!』

「ははっ馬鹿ばっか!』

「君もでしょ?」

「泣くな。笑え。お前のためにやってんだぞ? みんな。それじゃあソレは似合わん。お前も、な?」

「ほんっと君ってズルいよね」

「はいはい。そこ、青春してないで屋敷建てる木を切り行くぞー。ヘルだけ」

「俺!?」

「おう。クラネスは来なくていいからな。さて、木を切るぞー。俺も首より木の方が良いし」

「はいはい。またあとでな。茶でもセバスに作って貰って飲んどきな」

「……うん。わかったよ」

「さぁて! 野郎共! まずは材料の木を切るぞーーー!」

『おおぉおぉおおぉおおお!』


さて、家具も作ったり木造じゃ怖いから金属も要るなぁ。

うーん道のりは長い。


「こっちっす! こっちに良い木があります!」

「おう! 誰かは知らんが案内よろしくな! つーか名前は?」

「俺はタイルっす!」

「おう! じゃあ急ぐぞ! やることはたくさんある! つーかありすぎるぞ!」

「はいっす!」


独特な敬語使うな……。

まぁ特徴があって良いな。


そして走っていると堅くて丈夫そうな木がたくさんある森が見えてきた。

う~ん、若いな。

もっと奥に行けばあるか?


「もっと奥っす!」


あ、やっぱもっと奥なんだ。

そして奥に進むと良い木がたくさんはえていた。


「うんうん。これなら良いな。さて、マナ。刃渡り三十センチくらいに調整できるか?」

「おう!」

「さーて、切るから注意しろよー」


切るのは直径四十センチくらいの大樹。

マナを逆手に構えて、大樹の周りを切りながら回る。

四周くらいすると完全に切れた。

さて、倒すか。

俺は木の先っちょくらいまで飛んだ。

いや、下からつつくとなんか怖くね?

先っちょなら綺麗に倒れそう。


「落ちるぞーーーーーーーーー!」


つつくっつーか蹴るんだけどな。

重いし思いっきり蹴ったらいい感じに倒れてくれた。


「ひーふーみー……これ、二十人くらいで運べ! 多分セバスなら解体してくれっから。できなくてもしてもらえ。多分あいつなら出来る!」

『俺がやる!』

「……誰でもいいわ! どうせみんなヘロヘロになるまで運んでもらうんだからな」

『うっす!』


百二十人位だったから六回分か……うん。

ちゃんと休める。


「はい。次行くぞぉ!」


この作業をあと五回続けた。

すると、


「もう要らないってセバスさんが!」

「おうわかった! 次は鉄だぁ! だれか鉱山知ってるか?」

「俺が良いところ知ってます!」

「おう! 案内してくれ!」


そうして各地を駆けずり回って家を作るために材料を集めまくった、

すいません……。

前書きと後書きほぼ書いてません……。

もう時間が遅いんです……(AM4:04)

では皆様。

おやすみなさい!

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