代償と激憤
おはようございます!
KURAです!
眠いです!
予約投稿作業してるの1時55分なんですよ!
夜中の!
では本編どうぞ!
はぁ……職人どうしようかな……。
一応いるのはあの少年だけ……。
ま、とりあえず行くか。
もしもの時は交渉に行けばいいか。
「よう、マナ。……マナ? ……マナ!?」
いつもあるはずの呼び掛けが無くて、マナの姿を探してみるけれど無い。
所持品欄にあるかと思ったけど無い。
マナは動けないはず。
もしも動けても俺が居ない内にやるとは考えにくい。
ということは。
僕に恨み、またはやる動機のある者。
「僕にはポリシーがある。あの強奪帝国が『殺して奪え』ならば僕は大切な者を傷つける、またはなにか危害を加えるならば『殺してでも無力化する』」
そんなの許さない。
許せるわけがない。
走る。俺は速く走る。
力の限り。
飛ぶ。俺は速く飛ぶ。
力の限り。
全ては昨日見た奴を見つけるため。
「みぃつけた」
一瞬で拉致する。
声も出す暇もなく。
あの森まで飛んだ。
ここならば耳もないだろう。
「お、お前は昨日の……ひ、ひぃ!」
「はけ。お前らの工房の場所を」
「は、教えるわけねぇぇぇぇ!?」
「そうか」
小手調べに爪を剥ぐ。
「ちょ、ちょっと待て!」
「そうか」
全て剥ぐ。
あ、手の親指の爪が綺麗に剥げなかった。
ちゃんと綺麗に剥がないと。
「は、話すから!」
「そうか」
指の第一関節から折っていく。
そして砕く。
念入りに。後遺症が残るように。
「やめてくれぇぇぇ!」
「そうか」
そして言葉通り止める。
そして工房の場所を聞く。
こっちのほうが嘘をつかれないですむ。
「門から見て右にある二番目に大きい建物です! これで解放ぅぅゥ!?」
「そうか。俺の短剣知ってるか」
「短剣? ぎ、ギルドマスターに献上したよ! そんなに大事なものとは知らなかったんだ! 許してくれ!」
解放とかふざけた事を言っていたためビンタしておいた。
そして右足を千切る。
いや、仕方なかったんだ。
刃物が無いだろう?
こいつらが盗ったせいで。
「さて、行くか」
気絶している男を掴んで飛ぶ。
そして教えてもらった工房に投げ込む。
「! グチムじゃねぇか!」
「知り合いか?」
「知り合いもなにもうちのギルドメンバーだろ!」
「そうか。言質は取った。マナを出せ。じゃねぇと……殺す」
「! 野郎共! やっちまえ! 殴り込みだ!」
「おぉおぉおぉ!」
星のグローブを着けて応戦するか。
熊に比べたら柔い。
そして怯みやすい。
そして壊れやすい。
つまり、熊に比べたらただの雑魚。
「俺を! 止めて見せろ! お前らにできるならな!」
「なんだこいつ! くそつえぇ!」
「なんの騒ぎだ」
厳つい男が二階から降りてきた。
「ギルドマスター!」
「ほう?ならばグチムという男が俺から盗ったであろう短剣を返してもらおう」
「あ? あの喋る短剣か? 知らねぇなぁ! ドロドロにでもされて材料になったんじゃねぇか?」
「……殺す」
さて、どうしてくれよう。
「やれるもんならなぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「……黙ってろ」
俺の羽根を手で打ち込み麻痺らせる。
「くっ……麻痺か……これ」
「ご名答。じゃあマナの場所を言え」
仰向けで倒れているギルドマスターの胸を踏み、言い出す。
「はっ! 教えるかよ」
「そうか」
目を抉る。
なに、片目だけだ。
片方残してやったんだ。
「貴様ら! 何をやっている! ギルド内での過激な喧嘩は禁止されているはずだが!」
「あ! こ、こいつです! こいつが襲ってきたんです!」
「貴様か! 来い!」
「あ?」
何だこいつは。
誰だこいつは。
何故俺を連行する。
くっ……マナ……。
その時救いの声は訪れた。
「ちょっと! 僕の友達を連行しないでくれる?」
「! はっ! 畏まりました!」
「ね? 僕役に立ったでしょ?」
「……ははっ」
さっきも、言ったが……。
何だこいつは。
えー、なんだっけ。
ここ何書いてたっけ……。
あ、また一時間後!
後からの人は続けてどうぞ!