職業選択
こんばんは~。
すみまっせんでしたぁ!
更新忘れてました!
ク さっさとしろよな~。
……チッ。
ク 舌打ち!?
神殿に入り水晶に触る。
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闇を翔る暗殺者
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一択かよ!!!!
えー詳細は?
闇を翔る蜘蛛の如く、闇に紛れタランチュラの如く毛を飛ばす。
いや説明しろよ。
まぁこれしかねぇしこれでいっか。
選択すると水晶は黒く光り、光を失った。
む、明らかに背中に違和感。
……まさか!
急いで神殿を出た。
「ブライ!俺の背中どうなってる!」
「え……羽が四対あります」
「俺は天使か!!」
「えー、カッコいいと思いますよ?」
「ブライ……さてはお前……ちゅうni」
「なななな、何をおっしゃいますか!そ、卒業してふし!」
「当たりか。まぁいいか。しょうがないよ。病気だから」
「哀れみの目を向けるな!」
ん?羽が……えっらい長いな……。いや……抜いたら長くなるのか……。
っつ!先が尖ってるし……タランチュラ……羽…………あぁ、俺の羽……タランチュラで言う体毛が武器になってるのか。これ羽落としながら上空を、旋回するだけで脅威だぞ……。なんか出そう。
人差し指を出し、念じると糸が出た。
……俺の種族はどっちなんだ?
蜘蛛か?梟か?まぁどっちの個性も受け継いでるから羽が四対なんだろうが。
「スパ○ダーマンみたい!」
「………………」
「え!ちょ!ヘル!やめろって!すまん!すまんかったって!」
無言でブライを糸でぐるぐる巻きにして簀巻きにする。
だれがあんな蜘蛛男だよ!だれが!
「おいおい解いてやれよ」
「……ちっわかったよ」
「ありがとうマナ!」
あー、弓の予備作らないと。
木の在庫はあった……はず。
「さて、弓でも作るかな。マナ、木を射やすいように加工するぞ」
「わかった」
「なになに!?弓つくるのか!?」
「生産職業じゃないけどな。現実で作ったことがあるんだよ」
「へー。……なんでつくるんだ?」
「……まぁたまたまな」
削っていく……。
よし。糸は俺の糸でいいか。蔦じゃなくて。
試し射ちっと。
「試し射ちすっから離れろー」
「はーい。てか羽が矢になるのか?」
「ああ」
木に射つとズドドドンッと音が鳴った。
……音がおっかしぃなぁ……。貫通したけどさぁ……。それもおかしいけど。
木の裏を見ると三本貫通していた。
明らかに威力強すぎるな。
これならキングゴブリンでも貫けそうだ。
「強いなぁ……」
「お前が言うか」
「ははは……俺の勇者とヤバイけどね。ってか目……怖いぞ?」
「は?」
「いや目が八個あるぞ?」
「え……あぁ蜘蛛だからか。確かに8つ……だな。意識してなかったけど今言われてわかった」
「怖いから閉じてくれないか?」
「いいぞ。……これでどうだ?2つだけ開けてるはずだが」
「普通に戻ったな」
「さて、この体に慣れるためにちょっと狩りに行ってくる」
「俺も使ってくれよ~」
「俺もついていっていいか?」
「え~いいけど……」
「ありがとう!」
俺基本闇に紛れてるから見えないと思うがなぁ……。
まぁ本人がそれでいいならいいか。
さて、森に行くか。
ク あの四対の羽……神々しい……。
阿呆がなんかまた馬鹿言ってる……。
さて、皆様~。
À bientôt~!