表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Transparent Blue  作者:
2/11

冒険のはじまり

短編かと、錯覚するほど短いです。

ここは、ラーク王国の首都 マヨルガ。


この王国は、先の王様によって平和をもたらされた国である。


しかし、長い間 隣国に支配されていた影響で、まだまだ復興途中の国であった。


この王国の首都 マヨルガは、島国という事もあり、他の国にはない豊富な資源に恵まれた国でもあった。


その豊富な資源が原因で隣国に狙われていた訳だが。



「坊っちゃまー!! 坊っちゃまー!!」


「どこにいらっしゃるのですかー! 坊っちゃまー!!」


大きな声で複数のメイドや執事が呼んでいる。


「カヨ、貴女 坊っちゃまを見かけてはいませんか?」


カヨと呼ばれたメイドは、花瓶を拭きながら振り返る。


「いいえ、リヨン様…私は坊っちゃまを見てはいませんよ」


「そうですか…どこに行ったんだ、うちのイタズラ坊っちゃまは」


そういうと、溜息をつきながら、その場を離れた。


「坊っちゃま、坊っちゃま。 もう、リヨン様はどこかに行かれましたよ」


「ありがとう、カヨ」


そういうと、カヨのスカートの中から出てきた。


「でも、坊っちゃま。 リヨン様から逃げるのは、程々にして下さいよ」


「はい、はい」


「はいは、一回で良いんですよ。 それと、レディのスカートの中には入ってはいけませんよ」


「レディ?」


「坊ちゃまぁ?」

笑顔で凄んでくるカヨから、離れて駆けて行く。


「坊ちゃま、逃走は程々にしてくださいね!」


「分かったよ!」


手を挙げて、返事をする。


さぁ、僕の冒険の始まりだ!!



坊ちゃまの名前は、ネオンです(名前を誰か呼んであげて)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ