表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Transparent Blue  作者:
10/11

リヨンの勘違い

やっと、10話です。


「またな、ルリア」

そう言ってから、もう一週間も経ってしまった。


蔵に来ない僕の事をルリアは嘘吐きだと思っているのだろうか。

それとも、もう僕の事を忘れているかもしれない。

早く、蔵に行かなくては。


気持ちだけが先走るが、父様の仕事が重なり、蔵に近付くチャンスがなかった。


(どうやって蔵に近付こうかな…)

そう心の中で思っていたところ、リヨンに話し掛けられた。


「坊っちゃま、どうしました?何か悩み事でございますか?」


「うぅん、考え事をしていたよ」


「そうでございますか…最近、旦那様も私室に籠ってらっしゃっているので、坊っちゃまは、寂しいのですね!」

リヨンは、閃いたとばかりに言う。


「僕は、父様に相手をしてもらえなくて寂しい訳じゃない!」

全く、的外れな事を言うリヨンに強く反論する。


「照れなくても宜しいのですよ。特に、最近は、坊っちゃまも部屋に籠り、勉強されていましたし…」


「だから、そうじゃないと言っているだろう…」

息を吐き、呆れながらも反論する。


「閃きました!カヨにお茶菓子を用意して貰って、旦那様も呼んでお茶にしましょう!ジョルジオにも頼んで、素敵な花を見せてもらいましょう!そうと決まれば、準備して参ります!」

リヨンは、そう言ってすごい速さで屋敷の中を駆けて行った。


「だから、違うと言っているのに。でも、もしかしたら…蔵に近付けるチャンスかもしれない…」


今日のお茶菓子は、何だろうと考えながらリヨンの待つ庭へと向かった。

紅茶は、アールグレイが好きです!(謎の主張)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ