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第95話 この世界に復讐をする

「久しぶりって言われても会いたくないし、大分寝てたから久しぶりな気がしないし」

「まあ、お前なんかはどうでもいいでお前らはこれがなにするものか知ってるな」

「街を破壊するものなのよね」

「正解だ、俺はこいつでこの世界に復讐する」

「たった6機で世界に復讐なんてできるのかよ」

「できるさ、何せこいつは見た目は古いが中身はかなり古い時代の時にすべてを滅ぼした反応弾とか言うやつが積まれているからな、それより文明の低いこの世界なら簡単だろう」

 反応弾が積まれていたらしい、変にいじらなくて助かったと今更ながら思う。

「魔王っぽく最後に聞いてやろう、滅ぼした後の世界を全てくれてやろうだからそこをどけ」

 条件が破格であった。

「なあ聞きたいんだが先にいったユーリはどうした」

「あいつらか、あいつらはこの要求を突っぱねたからそこら辺に転がしてある、生きてるかどうかなんかはわからない」

「そうか」

 そこでばれない程度に後ろに下がる。

「………なんで世界を滅ぼしたいの」

「復讐だよ」

「復讐って言われてもよ」

「俺は元々勇者だった、その時には魔王がいて人は段々と追い詰められていた。その時異世界から召喚されたのが俺だ。俺は世界を救うために戦い続けた。大切な人もできた。そして遂に魔王を倒した」

「なら復讐することないじゃない」

「そこで話が終わりならな、俺達は城に戻った。戻ったら俺達は反逆者になっていた」

「………反逆者」

「国が纏まるためには魔王と言う必要悪が必要で俺達はやり過ぎたらしい、他にも魔王を倒したのが自分達の国の兵など以外の異世界人やらだったのが差別主義者のあの王には耐えられなかったらしい。だから反逆者扱いだ、ヤツいわく『使った道具は処理しないとな』だそうだ」

「それで」

「その後は俺たちを討伐するために兵士を大量に送り込んで気づいたら俺1人になっていた、だから俺はあいつらの為に世界を滅ぼすんだ、そこをどけ」

 少しは気持ちはわかった、けど。

「自分にだって知り合った人だっている、助けられた人もいる、だからその人たちを見殺しにできるかよ」

「だよなわかっていたさ、俺だってそれで復讐だ。だけどな俺を殺そうとした、いや彼女を殺したやつらが許せないんだよだからお前らを殺してでもやつらに、いやこの世界に復讐する、全てを奪ってやる、破壊してやるさ」

 ササキがS5を構える、こちらも武器を構える。そして戦闘の幕が開ける。

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