第四話 【俺がパソコンショップでメイドデビュー!?】
二人がお店に入るとレジの方向から店長とお客さんの話声が聞こえる。
店長が接客をしているようだ。
行幸は店内へ続く扉を出た所で再度自分の格好を確認した。
うーむ…どこからどう見ても正真正銘のメイド姿だな。
しかし、本当にこの姿を人前に晒さないといけないのか?
さっきは初めてのコスプレだって思って割りきろうと思ったけど、今になってだんだん恥ずかしさが心の底から湧き出てきたし。
「どうしたのよ? もしかして今になって恥ずかしくなってきた? 人前に出たく無いなんていまさら言わないわよね?」
菫はまるで行幸の心を見透かしたみたいに言った。
行幸は眉をへの字にして腕を組む。
「おい菫、そうは言うけどな? もしもお前が男になって、いきなり王子様か何かの格好をさせられて人前に出されても恥ずかしいとは思わないのか?」
「え? 私が? 私は全然平気なか?」
菫は考える様子も無く即答した。
「返事はや! ってマジか? マジでお前は平気なのか!?」
「平気よ? っていうか今からメイドの姿になれって言われても全然平気だよ? 何でそんな事を聞くのよ?」
「何でって、普通はそんなの嫌だ! っていう奴の方が多いだろ?」
「ふーん…そんなもんかな? 私ってコスプレが大好きだし、男性キャラのコスプレだってやった事あるし。あれだよ。コスプレは恥ずかしいって思う場面の少しはあるけど、でも注目の的になると主役になったみたいな感覚になるでしょ。あれがちょと快感だったりするんだよね」
流石コスプレイヤーだな。こいつならきっと性転換もコスプレとして考えられるんだろうな。というのは流石に冗談だけど。
「菫に聞いた俺が馬鹿だったよ」
「え? 何よそれ! それって私が変だとでも言いたい訳?」
「変というか、世間一般的に普通の女子がコスプレが趣味って、そんな事は無いだろ?」
「えー何よそれ! それって偏見だよね? 私はコスプレが好きだけど、どこからどう見ても普通の女の子じゃないのよ!」
菫は行幸を睨みながら文句を言い放った。
「はいはい、わかったよ。でさ、菫はいつからコスプレなんてしてるんだっけ? 昔からやってるのか?」
「い、いつからって……コスプレの趣味のないみゆきにそんな事を話す必要ないでしょ?」
「まぁ話さなくてもいいけど、俺はお前のコスプレ姿なんて実際に見た事ないからさ、イマイチお前がコスプレをしてるイメージがつかないんだよな」
菫はコスプレ話題になって途端に挙動不審になったように見えた。
恥かしい場面でも会話でもないのに顔は真っ赤になっている。
「か、隠すつもりなんて毛頭ないよ? あーそっか! も、もしかして、私のコスプレした姿が見たいんだ?」
真っ赤な顔のまま唇を尖らせて行幸を指差す菫。
「馬鹿か? 何で俺が菫のコスプレを見たいとかそういう事になるんだ? 俺はそういう系の趣味はないんだよ! それにお前みたいな凹凸も無い貧疎な体の赤渕メガネ女のコスプレなんて見たくもない!」
菫はハッと目を見開くと、次に両胸を服の上から自分で触った。
すると、一瞬だがもにゅっと胸部が変形をした。しっかりと凹凸が見えたような気がした。
もう一度確認をしようと思ったらすぐにパンパンと服を元のだぶだぶ状態に戻す。
「な、何よムカツク言い方するわね! 何が貧疎よ! 出てるとこは……」
「な、なんだよ? でるとこがどうしたんだよ?」
「……で、でてるん……だから……」
耳まで真っ赤になる菫。それを見ていた行幸まで恥かしくなってきた。
「しょ、証拠が無いけど、まぁいい。この話はここまでにしよう。これ以上は菫を虐めるだけになるしな」
行幸のその言動に菫の顔と耳と首まで真っ赤になった。
「な、何よ! 証拠って何よ! 虐めるって何よ! いいわよ! 見せてあげるから!」
なぜかムキになった菫がいきなりエプロンを取る。そして、パーカーを捲り上げようとする。
「ちょ、ちょっと待て! やめろって、ここで脱がなくていいから! わかった! 俺が悪かったからさ!」
ここは店内。流石にここで脱がれるとやばすぎる。
「何よ! 本当に悪いなんて思ってないでしょ! 私の胸なんてぺちゃんこだと思ってるんでしょ! やっぱり証拠を見せないとダメなんじゃないのよ!」
再び菫はパーカーに手をかけた。そしてグッと上へ持ち上げる。
少しだけだが菫の綺麗な白い肌が見えた。
このまま最後まで見てしまうという選択肢も行幸の頭にはあったが、さすがに店内でその選択はできるはずもなく。
「や、やめろ! 本当に俺が悪かったです! すみませんでした!」
行幸は謝りながら菫の腕ごとパーカーを懸命に押さえる。
菫は真っ赤な顔のまま行幸を見た。
「ほ、本当に悪かったって思ってるの?」
「も、もちろんです」
「し、仕方ないわね……」
菫はパーカーを脱ぐのを止めた。
ほっとして視線を落とせば、パーカーが脱ぎかけのままで菫のへそが丸見え状態が継続中。
そして行幸は驚いた。想像外に腰がくびれているジャマイカ!
ぐっと視線をあげて胸だと思われる位置と高さを確認。
再び視線を落としてくびれを確認。
判定、一応は凹凸の凹も凸ある様子です。
「ねえ? 本当の本当に悪いと思って謝ってるの?」
「ほ、本当だ。さっきは言い方が悪かったよ。ごめん」
菫は途中まで脱ぎかけていた服をやっと元に戻した。
ふう、本気であぶなかった。こんな場所で本当に脱ごうするとか思わなかった。
でも本当にオカシイだろ? まるで暴走したみたいじゃないか。
菫ってそこらは常識人だと思ってたのに、こいつ、こういう暴走する内面ももってたのか?
「あのさ? もしかしてさ、みゆきって私の事が嫌いなのかな?」
また変な質問をしてくるし……。
「おい待て、今までに俺が発した言葉の中のどこにお前が嫌いという言葉が入っていたんだ?」
「え? じゃ、じゃあさ……も、もしかして私の事が好きなの? だからわざと強い口調であんな事を言ってたの? だから私の…お、おっぱいにも興味あったとか?」
菫は両手で顔を挟むように触れると、頬を赤らめた。
まるで乙女だ。恋する乙女みたいだった。菫なのに。
な、なんだこいつのこの反応は。
何でそんな事を聞いてくるんだよ? 俺がもし好きだって言い返したらどうなるんだ?
……いやいや……考えてみろ、こいつが俺を好きだなんてありえないだろ? ありえないよな?
「菫、マジでどうしたんだよ? なんでそんな事を聞いてくるんだ?」
「そっか、そうだよね……こんな面倒くさい女は嫌だよね?」
聞いてねぇ!
「いやいや、何でそこで自分を落とすの? 今はそうじゃないだろ? そんな事を言っても聞いてもないだろ?」
「でもね、言っておくから! 私はみゆきみたいな変な子と付き合う趣味じゃないんだからねっ!」
そう言い切る菫は明後日の方向を向いていた。
「ちょっと待て。なにそのツンデレっぽい反応は! あのさ、何で俺がそんな事を言われなきゃ駄目なんだ? 趣味じゃないって何? さっき俺に好きなのとか聞いておいてそれ? ああ、結構だよ。俺もお前なんて趣味じゃないからな! あとな、今日の菫の方がよっぽど変だろうが!」
急激にしゅんとする菫。ストレートにショックを受けているようだ。
やばい、ついつい売り言葉に買い言葉だ。やっちまった!
行幸もすぐに自分の言動を後悔した。
すると今度は菫の表情がいきなり険しくなった。
両手を拳にしてワナワナと震えだしている。
「わ、私こそMMOでネカマやって人を騙して天罰で女にされるような男なんてっ!」
「な、何だよ?」
「そんな男なんて! いっかい女にでもなっちゃえばいいんだ!」
「いや、なってますが?」
それって嫌みですか? それとも素でボケてるんですか?
しかし、菫が壊れすぎててなんかもうついていけない。
これ以上言い合いをしても無駄な気がする。
「菫」
「な、なによ!」
「もういいから、菫と話をすると疲れるからもういいよ」
「な、何よ? 私は平気だけど? もうちょっと話する? ほらほら」
また普通の顔に戻りやがった。
「だからもういいって」
「あ、そうなんだ? ふーん……」
「おい、もうメイド服だから恥ずかしいとかどうでもよくなったからさ。店長のところに行くぞ」
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「そのノートのCPUは昔のデュアルコアだから処理速度がイマイチなのかね?」
「でもさ店長、ミニノートだと基本的にはデュアルコアなんじゃないの? もともとミニノートに性能を求める方が間違っていると思うんだけど?」
「いや、そうでもない。最近はクアッドコアを使ったミにノートだって増えてるからな。やっぱり高性能な小型ノートを持ち運びするのは便利だし、だからこそコンパクトだけじゃなくな、性能を求めるユーザーも多くなってきているんじゃないのかな」
レジカウンターに常連のお客が一人来ていた。
あれは何時もこのお店に来ている大学生の佐藤さんだ。
佐藤さんも飽きずによく来るよな…ほぼ二日に一回は来てるし。
「店長おまたせ」
菫はいつの間にかちょっと不機嫌そうな表情になっている。
っていうか、ほんと今日の菫は阿修羅だな。表情がころころ変わりすぎだろ。
「おお、化粧は終わったのか? で、何で菫はそんなに機嫌が悪いんだ?」
「いや、うん、ごめんなさい。大丈夫だから! ちょっとここにいるみゆきちゃんと色々あってね。でも大丈夫だから」
「そうか? それならいいんだが……」
店長が視線を菫から行幸へと移す。
常連の佐藤さんが店長に釣られる様に行幸の方を見た。
「あ、ちょっと佐藤さんすみません」
そう言って店長は行幸の前まで移動すると、上から下まで舐めるように見た。
なんか妙にいやらしい目つきだな。
「か、可愛いじゃないか! すばらしい! いいねー!」
余程満足した仕上がりだったのか、店長は両を上げて喜んだ。
反応がまるで小学生だ。今日の店長もテンションがおかしい。
「でしょー! 元の素材が良かったのね!」
そして、菫もすごく喜んでいる。瞬間で機嫌が直ったらしい。
なんだろう? 菫と店長を喜ばせる為にメイド姿になって化粧までされた様に思えてきた。
そう考えると今更だが、滅茶苦茶腹が立ってくるジャマイカ!
「店長? 何この子? 新しくここに入った子? こんな可愛い子雇ったんだ?」
佐藤さんが少し驚いた様な表情で行幸を見ながら言った。
「可愛いでしょ? 今日からここで働く事になった高坂行幸ちゃんって言うの」
「え? 高坂みゆき?って確か……今日はいないみたいだけど、ここで働いている……えっと、そうだ! 顔はそこそこだけど、服装にセンスがバイト君の名前も同じ名前だったよね?」
佐藤さん、余計なお世話だ。って、なんで佐藤さんが毒舌キャラになってるんだ?
佐藤さんまでおかしい? ってあるはずないよな。
「ああ、この子は実はあの高坂のいとこなんだよ。高坂が田舎に用事があって戻ったんだ。それでその代わりにこの子に働いてもらう事になったんだ」
店長さん。田舎に用事があったとか言ってるが俺の実家はさっきも言ったが埼玉で大宮だぞ?
設定に無理がありすぎるって思ってないのか?
「へーそうなんだ? 君はあの高坂君のいとこなんだ?」
でもバレないもんなんだな。まったく突っ込んでこない。
「あ、はぁ、そうなってます」
しかし、よくまあそんな嘘を平然と話せるよな店長は。
佐藤さんなんてまったく疑ってないじゃないか。
「みゆきちゃん、この方はいつもこのお店に来てくれる佐藤さんだよ。挨拶してもらえるかな」
そんな事は言われなくっても知ってるよ。ってそうか、女の俺は設定では初対面なのか。
「えっ、こ、高坂みゆきです。よろしくお願いします」
「お、俺は佐藤っていうんだ! 大学3年だ。よろしくな!」
そんな事は知っている。それに何? そのイヤラシイ表情?
佐藤さんの顔が赤いし。それはやはり俺に対してなのか?
なんだか嫌だな。男にそういう表情をされるとか背筋がぞっとするし。
あといつもと口調が違うじゃないか。なにがよろしくな! だよ。
「それにしても君、何処かで見たような気がするなぁ」
何だ? 俺を見たことがある?
「え? 佐藤さんはみゆきちゃんを見たことあるのか?」
「いや、店長違うよ。今日がもちろん初対面だよ。でも何処か見た事があるような容姿なんだ。でもってその声も聞いた事がある気がするんだ。どこでだっけ?」
そういえば、さっき菫も俺を何処かで見た事があるようなって言ってたよな。
もしかしてこの世界の何処かに俺と同じ容姿と声の人物がいるのか?
そうだ、そういえば世界には何人か自分の同じ容姿の人間がいるとか聞いた事ある。
それか! きっとそれだな! ふむ、なるほどなぁ。その可能性があるか。って待て! いつの間にか取り囲まれてるんだけど!?
行幸が周囲を見渡すと佐藤さんと店長と菫が、簡単に言えばお店にいる人間全員が行幸を取り囲んでいた。
「な、何なんだよお前ら! 俺を取り囲んで何見てんだよ!」
行幸は思わず大きい声を出してしまう。それも素の口調で。
「お? 何だい? みゆきちゃんって結構男っぽい口調で話すんだね?」
佐藤さんが本気の笑みを浮かべて言った。
な、佐藤さんにいきなりみゆきちゃんって呼ばれたんだけど? こういう人だっけ?
で、その横ではなんで女口調で話さないんだって顔で店長が見てるし。
だが、ここで反論させてもらおう。心の中でだけど。
俺は男だ! 女口調なんて使ってられるか!
「えっと、実は俺って男みたいに育てられたんです。いつもは猫を被ってるけど、本当はこういう口調のこういう性格の女なんですよ!」
どうだ? こういう男みたいな女は? 嫌になってしまうがいい!
「へーそうなんだ? 俺さ、君みたいな感じの子は好きだな!」
げっ? 効果なしというか、逆効果? 好感度アップした系?
「ストレートに言うと、君みたいな感じの子が俺の好みだ」
いや、マジでストレートすぎるだろ。
もしかして、これってあの有名な口説くってやつなのか?
佐藤さんはヒロインである俺の高感度をアップをしようとしてるのか?
だが、言わせてもらおう! 普段の佐藤さんを知ってる俺には効果はない! それに俺は男だ! 男に趣味は無い!
そして佐藤さんにはそういう台詞は似合ってない!
しかし、この人ってパソコンだけに興味があると思ってたけど、女にも一応は興味があったのか。
新発見だ。
「ねぇみゆきちゃん? ちょっとは女の子らしく話したほうがいいと思うよ?」
店長が眉間をひくひくと震わせている。
「無理です」
笑顔で行幸が言い返した。
「無理ですじゃなくって、努力をしなさい」
「努力の結果がこの口調です! 無理です!」
「いやまだ努力が足りないでしょ? 常に努力して女の子っぽくしてもらえるかな?」
しつこいな店長は。
「あのー、俺は店長の彼女じゃ無いんですよ? あくまでもご意見として聞いておきますけど、いちいち指示しないで貰えますか?」
行幸の反論に店長の顔が見る見る赤くなってゆく。
うわー怒ってる怒ってる。でもお客さんがいるのに切れたりしないだろ。
「みゆきぃ? さっき言っただろうがっ! 女になったんだから女の口調で話せって! それになそんな口調をしてるとバイト代は払わねぇかっ…………んぐうう」
行幸の予想を覆してヒートアップして怒鳴り始めた店長。
それを見て焦ったのは行幸と菫だった。
「ちょ、ちょっと! 店長ストップ!」
人前で女になったとか言い散らす店長の口を慌てて塞いだ菫。
行幸がそれを横目で見ながらも、別の話題で佐藤さんの注意を引く。
「ちょっと! 何で店長がそんなに熱くなってるのよ! みゆきちゃんは店長の物じゃないんだよ? 別に男っぽい言葉づかいでも可愛い事には変わりないんだから。あまり押し付けは良くないって。あと、女になったんじゃなくって、女なんだからでしょ? 間違わないでよ」
菫が俺を擁護してくれただと?
今日の菫は俺の味方なのか敵なのかよくわからない。
店長は塞がれた口から手を放した菫の顔を見て『ふぅ』と大きく息を吐いた。
どうやら落ち着きを取り戻した様子だ。
「菫の言う通りだった。すまん、なぜか解らないが熱くなってしまった。わかった、無理強いをするのはやめるよ。すまん」
そのやり取りを見ていた佐藤さんは苦笑を浮かべる。
「あは……あはは……店長、こういう個性的な子って僕はいいと思うよ? 僕はあまり女の子女の子っていう感じよりも、こういう男っぽさが見える子の方が好きだしさ」
「あは……あはは……佐藤さん、あ、ありがとう」
そうか! 男らしくすると佐藤さんの好きなタイプになるんだ!
嬉しくねぇぇぇぇぇぇ!
あと佐藤さん、擁護してもらってるのは嬉しいのだけど、いちいち俺の顔を見るのはやめて下さい。
俺にいくらアピールしても無駄です。見た目は女だが中身は男なんです。
「だけどみゆき、時と場合によっては女らしくするんだぞ? そういう場面だってこの先はあるはずだからな?」
おいおい、まだ言うのかよ?
「はいはい、わかったわかった!」
「俺は真面目にみゆきの事を心配してやってんだぞ?」
「だからわかったって言ってるだろ?」
「あ! そうだ! 思い出したわ!」
行幸と店長が話していると菫が突然大きな声を出した。
「何だ? 菫、何がわかったんだ?」
店長はすぐに菫に食いついた。
「行幸ちゃんが誰に似てるのかがわかった!」
「「「え?」」」
その時、行幸と店長と佐藤さんの言葉が見事に重なった。
無意味だけど。
「菫? その俺に似てる奴ってマジで俺に似てるのか?」
その世界に三人いると言うそっくりさんは。
「そう! うん、すごく似てる!」
「それって? 菫が知ってる奴?」
身近に、それも菫が知っている人間。
「知ってる奴っていうかね?」
早く言えよ! 誰なんだよ!
まさか、ここで続くとかないだろうな?
続く
作者殺す!
後書き人物紹介③
永井菫【ながいすみれ】
年齢 二十歳
身長164センチ
体重? 行幸の予想だと53キロ位?
MMO大好きな上にコスプレまで大好きな女性。いつも化粧をしておらず赤縁の眼鏡をかけている。髪は茶色に染めていてパソコンショップで働いている時はいつも後ろで纏めている。服装はジーパンにサイズの合ってないフード付パーカー。(スタイルを隠す為?)
行幸が貧祖で凹凸が無い体と言った時に出てる所はちゃんと出てると主張した。実際どうなのかは不明。自己主張が激しく結構自分勝手でよく店長や行幸と意見がぶつかる。ちなみに彼氏居ない暦は二十年。
※ちょっと解説
この小説は2010年に書いてますのでまだCPUはデュアルコアです。しかし、2016年に修正したのでちょっとだけクァッドコアなんて入れてます。