8話:初授業、模擬戦です②
そんな訳で圧の凄いマリナとの戦闘が始まろうとしていたが...
「なーんかなぁ」
付けられている気がする。気のせいか?まあいいや
「...頑張るかぁ」
一方その頃のマリナは...
「えへ、えへへ...ギルバートさんと試合...」
デレデレであった。あんなに圧力をかけているとは思えないほどにデレデレだった
「なのに...なのにあの、リナ?とか言う奴...距離近いのよ、ふざけやがって...」
ヤンデレであった。ヤンキーのヤンデレでピンクの髪とか言うキャラ属性もりもりであった
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さて、そんなこんなで試合が始まった。が、しかし、全く仕掛けてこない。何があった?
「...仕掛けないならこっちから行くしかないよな」
霧の魔法を展開する。相手視点は何も見えていない
「わぁ...凄い、綺麗な...」
なんか小声で言ってるな。気のせいか?まあ良いか。霧の水滴を操って斬撃を放つ。それをマリナは軽く弾く。風属性の魔法か?霧も晴らせばいいのに
「そろそろ...やるかしら」
霧が晴れる。晴らしたわけじゃない。マリナが...
「あぶねっ!」
際の際で相手の攻撃を霧化して躱わす。そっか、風属性だから分かんないんだ
「厄介だな...」
そうこうしているうちにも数発攻撃されている。なら...。霧化してマリナの背後に回り込む。マリナは...なんか嬉しそう?顔赤い?
「終わりだ、降参しろよ」
「は、はいぃ...降参します...」
ほんとにやけに嬉しそう...怖いな
そんなこんなで決着がつくのであった
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まあ、とりあえず終わったわけだが
「なんかあれからなぁ...」
魔力探知には引っかかってるが、姿が見えない
「どうかしたの?」
リナが聞いてくる。これは正直に話すべきだろうか。分からないな...まあ良いか、話しても
「いや、なんか模擬戦の時から誰かにつけられてる気がしてさ...魔力探知にも引っかかってはいるんだけど」
「ストーカーって奴?ギルの何が良いんだかね」
嘲笑うように言われると腹立つな。コイツしめたろか
「まあ、ご飯食べに行こうよ」
「そうだな、腹減ったわ」
またまた一方マリナは
「ギリギリギリギリギリ...」
歯軋りをしていた。掌に爪が食い込むほど強く握って歯軋りをしていた
「もう、なんであんな奴と...あんな親しそうに呼んで、許せない...」
爆発していた。感情が爆発して収拾がつかなくなっていた
そんなこんなでややこしい関係が開かれるのであった
次回はちょっとキャラ設定書きます!