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4話:覚えました。研究です

さて、覚えて確認してもらったわけだが。固有魔法の研究をしなければ...

「どんなもんなんだろ、実際」

発動してみる。出力の調整にもよるが、基本的には半径500メートル以内に割と濃い霧を出せるらしく、範囲は広げられる。そして魔力を持っているものを感知でき、自身も霧になれるようだ

「...割と便利じゃない?」

そう思っていた矢先、魔物が現れる。

「うわっ!...なるほどな、魔力の量で場所がバレると」

欠陥すぎる。困ったなぁ...魔物を倒しながら使い道を考えていると

「あれ?霧って水だったよな...」

なら割と使えるのでは?霧になっちゃえば移動も速くなれるし、応用すれば瞬間移動もできる。電気系の攻撃には弱いが...

「もしかしてこの世界、霧強いのでは?」

魔物で電気系の魔法を使う種は少ない。しかも霧は水滴なわけだから上手く操れば相手のことも攻撃できる...はず

「使い方、なのかぁ」


〜数年後〜


さて、12歳になったわけだが。霧の魔法には慣れた。基礎魔法も完璧。ついでに何個か最上級魔法の練習もしてる。そんな俺にも友達ができた。

「おーい!キルバートー!」

来たわ、相変わらず元気だなぁ。銀髪ポニーテール、緑の目、小柄な体、可愛い顔。正直マジかってなってる。彼女はリナ・ヴィンテール。この村の住人で同い年...らしい

「ん?どうしたんだ急に」

「今日も魔法、教えてよー!」

そう、俺の魔法は独学だったが、どうもリナは違うらしく、教わりにくるのである

「...なんの魔法使いたいかによるんだけど」

「えっとね、魔物と友達になれる魔法ってある?」

コイツ...なかなか難しいんだけど、それ。いわゆるテイムというやつだが、その条件として「ある程度ダメージを与えておく」事が必要になる。リナは戦闘系魔法を知らないはずだから、テイムできないという事だ。

「ちなみにテイムするには体力減らさないとだぞ?」

「分かってるよ!これでも剣術は得意なんだからね」

なるほどそういう訳か。

「どうせなら、手合わせしてみる?」

おっと、雲行きが怪しいな。こんなバーサーカーだったのか

「いやだよ、怪我させたくないし...」

「治癒魔法あるじゃん。しかも最上級魔法の」

「うっ...」

それ言われたらやるしかないんだけど...親の方針で「治癒と防御はしっかりしろ」って言われてたから結界とかも最上級の張れたりするんだけど...

「固有魔法だけで良いなら良いけど...」

「やったぁ!じゃあもう始めよう?」

はぁ、どうなることやら

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