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Rising Force - Genesis -  作者: J@
誕生編

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95/124

伝説ライブ

 こちらの手の内を晒すのは危なくなった時の方がいいかもな。

 何となくそう思い、まずは接近戦で様子見をしようと前に出たロック。

 敵はシーボルディと同じ様な黒いボディースーツを着て、なんだかよく分からん蟲をモチーフにした仮面を被っている。


「おい、こんな暗くなってからアポなしで訪ねて来るってのは、常識が足りないとは思わないか?」

「あー、オデの敵が一番アタリだったみたいだな、グェッグェッグェッ! オデはやっぱり運がイイ」 


 会話通じてんのか? しかもやたらと図体がデカいし。


「しかし、何食って育てばそんな図体になるんだ? 俺の3倍はあるだろっ!」

「グェッグェッ! どうだ! オデはデカいだろぉ! 体がデカい奴は強いって決まってんだ。だからオマエはオデに殺される! オデにツブされて殺される!」

「なるほど、常識なんてもんは、お前さんには当てはまらないのが常識って感じか?」

「なんだ、オマエよく分かってるじゃないか、オデに常識は通用しない」

「そんなもん見りゃ一発で分かるってー! なんせ体はデカいが、その分頭が小さい! 入ってるはずの脳みそも少なそうだ、って意味で言ったんだがな? まぁ、皮肉を理解する頭は無いように見えるがな」


 急激に顔を真っ赤にし、ダンダンダンッ! と怒りを露わにしたストンピングをする敵。

 その重量で周囲の地面が軽く揺れる。


「俺はロック! 一応お前さんの名前を聞いておくが……自分の名前言える頭はあるか?」

「こんのおぉぉ、オデをバカにしたなああぁぁっ! 名前ぐらいちゃんと言える! オデは、WORMS(ワームズ) Starkste(最強) Truppen(部隊)fünfzehnt(第十五席)Titanus(引き伸ばす) giganteus(巨人)』だぁ! 潰してペシャンコに引き伸ばしてやるぁーっ!!」


 ――ドズッドズッドズッドズッドズドズドズドズドドドドドドドッ!!


 初速は鈍いが、勢いが付くとスピードに乗るのかよっ! さながらダンプカーじゃねぇか!

 力比べではショウゴといい勝負ってとこか? だがな、何より俺は、あのシーボルディとレッドアイと殴り合ってんだ!


「だから力負けするわけにいかねぇだろうがよぉぉっ!!」


 真っすぐ突進してくる巨人(デブ)、その速度は時速200キロは超えているように見える。

 ロックの3倍以上はあろうかという巨躯の猛突進に対して、真っ向から受けて立つ。


「さっきもウチの社長が言ったが、俺らは負けるワケにはいかないんだっ!」


 さながら50tトラックの如く()し潰そうと駆ける巨人(デブ)の振り出した右腕を、ロックは瞬間半身になり掴み取り、体を反転させ背中を丸め「背負い投げ」を放つ。

 PACSによる身体強化で、スピードはシーボルディに匹敵し、パワーはレッドアイに匹敵する。

 そのロックが相手の勢いを利用し、地面に脳天から叩きつけた。

 衝撃力の計算は省くが、地面と脳天が接触した際にかかった力は約600万ニュートン。

 凄まじい轟音と地面の揺れを響かせ、数メートルのクレーターを作るに至る。

 敵は地面と衝突した瞬間に跡形もなく潰れ、液状に飛び散った。

 既にただの肉片と液体と化した巨人(デブ)にロックは呟く。


「誰一人としてケガさせるわけにはいかないんだよ! 皆を守るのが俺の仕事だ。それに、これでも警備部長なんでな!」


 突進して()し潰すはずが、生意気な黒狐面の男に触れた瞬間、Titanus(引き伸ばす) giganteus(巨人)の世界は消滅した。


 会場スクリーンでそれを見ていた観客らは、凄まじい速度で何かをしたことだけは理解した。

 その瞬間に、まるでゲームのモンスターでも倒したかのように敵が爆散したからだ。

 瞬殺! その強さと、脅威が一つ消滅した事実に、ライブ会場からは盛大な歓声が上がった。


 ステージでは11曲目『 Heart Beats Loud 』が始まる。


「みんなーっ! ヒーロー達に熱い声援をもっとーっ!!」

「「オオォォーッ!!」」

「「もっとーっ!!」」

「「オオオオォォォォーッ!!」」

「よーっし、熱い声援ありがとーっ! 今日は12月24日! クリスマスイブよ! なら衣装はこれで決まりじゃないっすかー! 皆にプレゼント! 行くっすよーっ!」


 歌いながらArtemis(アルテミス)の5人が手を上げ指を鳴らす。


 ――パチンーッ!


 会場中に緑と赤の照明が走り、クリスマスのベルが鳴り響いた。

 上空からは雪がチラチラと舞い降り、リーン! ゴーン! と鳴るベルの音に呼応して、真っ白な雪は金色に発光した。

 観客は皆、空を仰ぎ、そのプレゼントに歓声を上げる。

 視線を下に戻すと、ステージ上のArtemis(アルテミス)が! スクリーンに映っている天狐(あまつきつね)が! いや、会場内の観客全員が白と赤のサンタ服になっていた。


「どうなってんだーっ!?」

「「すげぇぇーっ!」」

「「カワイイーっ!!」」


 会場は驚きの声で沸き上がる。

 だがスクリーンからは別の意味で驚きの声を上げる3人の男たち。


「「えええーっ! なんでトナカイコスになってんだぁぁー!?」」

「ぷっ! 結構似合ってるんじゃない? ミサキ先輩」

「お兄ちゃん! 一生それでいいかも!」

「ジュンタさん! 似合いすぎではないですか!?」

「ちょっと!? セオドラさん!?」

「「せめてヒゲもじゃのサンタにしてくれぇーっ!」」


 ショウゴ、ジュンタ、ロックの悲痛な叫びに、会場では爆笑が巻き起こる。

 ステージ上ではミニスカサンタに衣装をチェンジしたArtemis(アルテミス)が曲と共に声を上げる。


「「みんなーっ! メリーっ! クリスマースっ!」」


 金色と銀色の打ち上げ花火が上がる。

 ライブはラストに向かって絶好調に加速していく。


 トナカイコスプレに変化したジュンタを前に、WORMS Starkste(最強) Truppen(部隊)sechzehnt(第十六席)Goliathus(大男) goliathus(怪物)』は、角の付いた仮面の下で憤怒する。


「なんだその姿はっ! ワタシをバカにしているのかぁぁっ!」


 まるで暴れ牛の様に不規則な動きで角を突き立てて攻撃してくる敵。

 スピードもさる事ながら、喰らったら確実にお腹に穴が開きそうな角!


「ちょっと! 待って! 貰っても! いいですかね!? 僕だって! 好きでこんな! 恰好してるわじゃ! ないんだってばっ!」


 器用に全ての攻撃を躱すジュンタの後ろから、Barrett M82ライフルを撃ち込むセオドラ。

 発砲音もマズルフラッシュもない超高速の弾に対し、不規則な動きで対応するしかないGoliathus(大男)


「鬱陶しいっ! まずはキサマからだ! 女ぁっ!」


 ジュンタからセオドラに標的を変え、不規則な動きで弾を躱しつ突進する。

 そんな脅しには全く動じず淡々と撃ち込むセオドラ。


「いや、それはダメでしょ! これでも僕だって男なんですから! 無視してそっちに行かないで下さいよ!」


 背中を見せたGoliathus(大男)の両腕を背後から捻り上げ、肩車をするように首に足を巻きつけたジュンタ。


「ウガァッ! こっのクサレドチビがぁぁ! 振り落として踏み潰してやるっ!」


 振り落とさんと懸命に飛び跳ねるGoliathus(大男)の姿は、まるで闘牛。

 その闘牛の上でロデオするトナカイ。

 しかし捻り上げた腕は一向に振り解けない。


「くっ! 小癪なぁぁ、なんだそのパワーはぁぁっ!」

「さぁ、何ですかねぇ? あなたには一生分からない事だと思うので、説明は省きますね。それとトナカイをあまり舐めてかからない方がいいですよ?」


両腕で捻り上げていた手を足で引っかけて固定し、上体をGoliathus(大男)の顔の前に移動させたジュンタ。


「トナカイを笑いものにしていると、その強い蹄で()られますよ? こんな風にね」


 Goliathus(大男)は頭部と顎部を両の掌底で殴打され、嫌な音を立てて首が一回転し、そのまま地面に突っ伏し動かなくなった。

 地面に着地したジュンタが「ふうっ」とひと息付くと、トナカイコスの鼻が赤くピカーンと光った。


「こんなギミック必要あるーっ!? ってかどうせ僕だけの仕様なんだよね!?」


 ひ弱そうなトナカイの男の子が、大男の敵を撃破する様子がスクリーンに流れる。

 また一つ、脅威が去った事に会場は多いに盛り上がり、ジュンタへの感謝の声が鳴り響く。

 「ヘヘっ!」と照れ隠しで笑い、鼻の下をこすったら、またトナカイコスの鼻が赤くピカーンと光った。


「ちょ、またぁーっ!?」


 会場はまたしても大爆笑である。


 ステージ上では12曲目『 Fight for What You Believe 』前奏が始まった。


「クリスマスミニライブ! これで最後だしーっ! しっかりノッてけだぞーっ!」

「「うおおぉぉぉーっ!!」」


 WORMSからの刺客、最後の1体はキラに大見栄を切る。


「私の相手はオマエ? その小さなナリで一体何が出来ると? 所詮大きなモノに喰われるだけのエサじゃないか。こんなのにディノ様がやられたってのかい? フン、笑わせる」


 パラポネラと同じ黒のスーツに、蜘蛛をモチーフにした仮面。

 彼女は、最強部隊の17席「tarantula(タランチュラ)」と名乗った。


「まあ、第一印象はアレね。弱い何とかほど良く吠える、ってね」

「なん、だとぉ……っ! このっ!! 下等生物の分際でぇっ!! この私によくも生意気な口をっ!!」

「そうそう、そういう所よ?」


 キラの衣装が白狐面の巫女からミニスカサンタに変化する。


「何だその恰好は! どこまで私をバカにすれば……このっクソアマぁぁっ! グッチャグチャに切り刻んで、今夜のメインディッシュにしてやるっ!」

「ふふっ、私、食べちゃいたい位に可愛いでしょ? でもね、食べられる方にも選ぶ権利ってのはあるのよ? あなたは生理的に無理、お断りよ。絶対にね」

「言ってくれるじゃないの! その口、永遠に塞いでやるから覚悟しろっ!」


 tarantula(タランチュラ)は四つん這いになり、気持ちの悪い跳ね方をして距離を取る。

 そして急激な横移動で残像を残しながら、私に向かって大量に細長い糸を口から吐き出した。


Artemis(アルテミス)の皆! 私、蜘蛛って生理的に嫌いなんだけど、一気に決めるからアレ貰えるかしら』


 ドローンに向かって話した言葉が会場のスクリーン映像と共に大きく流れる。

 ステージ後方のメーターは既にMAXを刻み、今か今かと放たれるのを待っている。


「「勿論ですお姉様! ハイパーモード! 行きますっ!」」


 曲に合わせて全員が弓を引くアクションを取り、最大まで引き絞る。


「「届けっ! ムーン! ショット!」」


 白銀の光となり引き放たれた矢は、超高速でキラに突き刺さる。

 そして貫かれた身体は白銀の光を激しく噴き上げ、それを纏う。


『皆っ! ありがとーっ! 見てなさい、瞬殺よっ!』

「ハッ! ほざけこの……」


 tarantula(タランチュラ)がそのセリフを言い終わるまでの間、キラは思考加速を3000倍、身体反応加速を100倍でアクセラレートする。

 吐き出された強粘着性の糸は、身体強化し振り下ろされた手刀で微塵に裁断され、気持ちの悪い両手両足を手首、足首、肘、付け根、それに首、口、鼻、目、額、肩、胸、臍、腰。

 あらゆる細部に至るまで、それこそサイコロステーキ状に刻んだ。

 その間、約0.5秒。


 tarantula(タランチュラ)は、セリフを言い終わる事なく、次の瞬間、全ての繋がりを保てなくなり、全てをまき散らしてその姿を消した。

 スクリーンで見ていた観客は、一瞬だけ白銀の光が一筋を(えが)いた、と思った次の瞬間には敵が崩れ落ちていたという事しか認識出来なかった。


「今夜のメインディッシュは、お肉は除外ね。だって、あなたちっとも美味しそうじゃないんですもの。 あ、もう聞こえてないわね。それに、あなたやっぱり弱すぎよ?」


 パンパンと手を払い、腰に手を当てた所で、ロック、セオドラ、ジュンタ、それとショウゴ、テン、(あきら)、P‐SACOがキラの下に集合した。


「皆、問題なく無事ね! 会場のお客さん全員を守ってくれてありがとう。あとは警察に任せましょ」


 キラがバッと手を上げ再度指揮する。


「P‐SACO、ロックさん、サトルくんは、引き続き会場周辺の警護に! 私とセオドラちゃん、さっちゃんと(あきら)ちゃんはついてきて! ステージに行くわよ! あ、もちろんジュンタくんもね?」

「え! 僕もですか!? いやいやいや、ダメでしょ!? アイドルを愛でる方が性に合ってるんですから」

「何言ってるのよ、サンタさんにトナカイは付き物でしょ? いいから行くわよ!」

「うえええぇぇーっ!?」


 キラさんは一人先にジャンプしてステージに向かってしまったので、追いかけない訳に行かなくなってしまった。


「せっかくのクリスマスイブだし! いっちゃいますか! さちこ先輩! セオドラさん! ジュンタさん!」


 (あきら)は2人の手を掴んでジャンプして行ってしまった。


「ちょ! 待って下さいよぉーっ! ぼ、僕も仕方がないので行きますってーっ!」


 会場上空は様々なネオンやホログラムで彩られた光の中、ミニスカサンタと鼻を赤く光らせたトナカイが、空を飛んでステージに降りてきた。

 曲は丁度12曲目を終えた所だ。


 ミニスカサンタの美女と美少女たち、それとちょっとオドオドしてるトナカイ。

 総勢10人がステージに立った。


「今日は、私達Artemis(アルテミス)のミニライブに来てくれてありがとうーっす!」

「これから、もっともっと頑張るので、応援よろしくお願いしますなのーっ!」

「また、皆に会える時を楽しみにしてるんだっちゃにゃーっ!」

「皆さんの声援、とっても嬉しかったですわー! 愛していますわーっ!」

「皆っ! ダイスキだぞーっ!」


「「うおおおおぉぉぉぉーっ!!」」

「「アルテーミス! アルテーミス! アルテーミス! アルテーミス!」」

「「アンコール! アンコール! アンコール! アンコール!」」


 嬉しいArtemis(アルテミス)コールとアンコールの嵐に、満面の笑みで目一杯手を振り返す。


「いよーぉしっ!! アンコール! 行くっすよー!」

「「おーっ!!」」


「ふふっ、こういうの楽しいわね! さ、私達も後ろでバックダンサーやるわよ!」

「えっ! ボスっ!?」

「えぇ! ちょ、キラさん!?」

「分かりましたっ! こういうのはノリで楽しんだ者勝ちですねっ!」

「流石晶ちゃん、分かってるわねっ!」

「えちょ! 僕もっ!?」


 否応なしに演奏は始まり、タイトルコールは『 絶対領域突破 』が表示された。


 14歳の私にとって、今年のクリスマスは忘れられないものになった。

 とっても刺激的で、とっても暑くて、とっても賑やかな、もの凄い体験。

 こんなクリスマスを過ごした中学生なんて、世界で間違いなく私だけ。


 突然の襲撃っていうトラブルはあったけど、Artemis(アルテミス)のお姉ちゃん達と一緒に踊って、観客の愛溢れる声援を受けて、皆笑顔で、キラキラで、温かくて、最高のクリスマスイブ!

 舞い散る雪が冬を伝えるけど、私たちは最高に熱気で溢れている。


 そしてタイトルコールは『 未来へ 』を表示し、前奏が始まる。

 これで今日のミニライブも本当に最後の曲だ。


「アンコールもこれで最後の曲! 皆さん! 今日は本当に」

「「ありがとうございましたーっ!!」」


 楽し過ぎて、ラストの曲は一体自分が何をやったのか覚えていない。



    ◇◇◇



 ライブが終わり、観客も全て会場を後にし、ライブ関連でお世話になった「e:Bent」スタッフさん方へのお礼の挨拶をした後、超速パワーでステージ撤去のお手伝い。

 何故か皆さんから握手を求められ、また応援の言葉を頂き、そしてバスに戻った。


「みんな! 今日は本当にお疲れ様! 疲れもあると思うけど、それ以上に楽しかったんじゃない?」

「自分、諦めずにアイドル目指して頑張ってきて、本当に良かったっす!」

「昔の自分を褒めてあげたいんだぞ! アイドル、最高だしっ!」

「観客の皆さんの笑顔と声援が最っ高でしたわっ!」

「はぁーっ、キラッキラが目に焼き付いて離れないんだっちゃにゃー!」

「本当に最高でした! 何から何まで楽しくて、輝いてて、もう最高でした!」

(あきら)ちゃん、同じ事2回言ってるわよ!? でも、あたしもその気持ち分かる! だって本当に皆凄かったし、本当に最高だった!」

「そうですね、まさか僕までステージに上がって踊らされると思いませんでしたけど。でも、見る側も勿論いいですけど、ステージの上はまた別物ですね! 確かに最高でした!」

「皆はライブ見れたんだろー? 俺とショウゴは外で警備だったからなー。あ、そうだ! 今日のライブってDVDとかになりますか社長!」

「勿論! ジュンタくんのドローンで撮影された映像は、もうサクラに転送済みよ」

「マジで!? やったぁーっ! 僕10枚は買います!」

「俺もライブは見たかったですけど、それよりも警備の仕事やりたかったので、今日は特別な日になりました、良かったです」

「ってか桜煌(おうか)お姉ちゃん、元気ないですけど大丈夫ですか? ヒーリングしておきます?」

(あきら)優しいぃーっ! ボクお腹減ったなのぉぉーっ!」

「確かに、俺も腹ペコ過ぎてすっかり忘れてたな」

「そうね、皆でどこかに食べに行きましょうか。もちろん経費で落とすから沢山食べてね!」

「でしたらボスっ! 近くにオススメのラーメン店があるのですが! どうでしょうか!」


 (( セオドラさん、今日イチの声量出てる…… ))


「はいっ! ラーメン賛成なのっ! ラーメン、餃子、酢豚希望するのっ!」

「あっ、じゃぁあたしは炒飯と肉団子と春巻きで!」

「ここあは半チャーハンと餃子がいいんだぞ!」

(わたくし)は広東麺と野菜炒めでお願いしたいですわ!」

「塩バタコーンっ! それと酢豚大盛をお願いしたいんだっちゃーっ!」

「はいはい、好きなのお腹一杯食べていいから、もう少しだけ我慢してね! ロックさん、お疲れの所申し訳ないけど運転よろしくね」

「そう言う事でしたら(わたくし)が運転しますので! ラーメンの為ならどこまででも運転しますのでっ!」


 ライブの打ち上げも兼ねて、みんなで食べたラーメンはとっても美味しかったです。


 今日は12月24日、クリスマスイブ。

 クリスマスケーキじゃなかったけど、皆で頼んだ餃子が山盛りになって出てきたので、折角なので皆で1個ずつ摘んで!


「「メリークリスマース! ライブ、お疲れさまでしたーっ!」」


 人生初の餃子で乾杯のクリスマスをやりました!

 楽しい思い出がまた1個増えました!

 私の沢山のお姉ちゃん達、今日も一生懸命、お疲れ様でしたっ!!

 大好き。

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Side Story があります! 目次「 Side Story 」の章に掲載。

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