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Rising Force - Genesis -  作者: J@
激闘編

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リアル

    § ショウゴ視点 §


 腰を落とし両手をダランと下げ、前傾姿勢を取るシーボルディに対し、突進に合わせて弾幕を張ると言うロックさん。なら、俺はその隙を突きながらのインファイトだ。

 双方、タイミングを見計らっていると、突然間の抜けた声で話しかけられた。


「いやーすんごいっスね! これどうやってアクションやってんスか!」


 野次馬の一人が、スマホで自撮りしながら間に入ってきた。


「なっ! バカ野郎っ! 離れろっ!」


 ロックさんが叫ぶと同時に襲いかかってきたシーボルディ。

 全く動きが見えていない野次馬が、何事かと更に間の抜けた声を漏らした時には、俺の身体は既に敵の攻撃を受け止め、その威力はベール越しに両腕を裂く程だった。

 衝突による激しい衝撃波に、野次馬は数メートル吹き飛ばされ地面を転がる。

 慌てて起き上がると、スマホを持って逃げて行った。

 それを見た残りの野次馬達も、叫びながら散って行ったが、距離を取って未だに取り続けている奴らもいる。

 そんな中インファイトでバチバチに攻防を繰り広げる俺とシーボルディ。


「ショウゴ!」


 ロックさんが高速でダッシュしてきたので、跳躍し横に外れスイッチする。

 シーボルディは警戒し体勢を整え空中に飛び上がり構える。


「このっ、虫風情が! よくも俺の愛車をーっ!」


 怒りのポイントが少しアレだが、叫びながら突進しシーボルディに圧をかける。


「……イミが、わからナイ」


 その様子に更に警戒を強めるシーボルディ。


「やっと! やっとローンが終わったばっかなんだぞっ! このクソムシがっ!」


 語気を強めシーボルディを追い空中に飛び上がった。

 それを見て驚愕するシーボルディ。


「われわれの、サイきょうブタイの、ナカでも、ヒコウのうりょくを、ユウしているのは、ジブんとツェツェのみ。それゆえに、Erst(第一席)Zweit(第二席)にセンコウして、ツェツェ、とトモに、このチにキタというのに、オマエらは、ナゼとべる!? ……イミが、わからナイ!」


 一瞬動きが鈍ったシーボルディ。飛行し距離を詰めたロックさんの手に銃が現れる。

 右手にACRアサルトライフル、左手にMP7サブマシンガン。


「穴だらけになってワビ入れろやぁーっ!」


 銃らしき発砲音もマズルフラッシュも無いが、絶え間ない風切り音が耳に届く。

 実弾ではない透明なエネルギー弾が目視で避けることを困難にする。

 アーマーの装甲に当たり、弾ける音と共に、装甲が段々と剥げていく。

 目に見えない小さく数の多い攻撃を嫌ったか。飛行で回避しようとするシーボルディ。

 だが、ロックさんも器用にそれに食らいついていく。


「コシャクなーァァッ! うっとおしイィーっ!」


 突然距離を詰め、上から叩きつけるような蹴りを放つ。

 銃を盾にして攻撃を受け止めるが、その威力に耐え切れず地面に叩き落とされた。

 アスファルトの路面が捲れ上がり、砂利の地面が露出する。


「ガッ! ぐあぁっ!」


 ベールに守られてはいるが、ダメージは内側まで通り、口から血を吐き出す。


「ロックさんっ!」


 それを見下ろす仮面の下は、笑みを浮かべているように見えた。


「ソロソロ、アソビは、おしまいダ」


 上空で左手を前に、右手を腰脇に構え前傾姿勢を取る。


「学習能力がないのか。その技はもう見切った」


 裂けた両腕は、既にほぼ完治した。

 だが、二度も同じ技を使ってくるという事は、これは奴の必殺技なのだろう。

 しかも、絶対の自信をもって放つ一撃に違いない。

 だから俺も負けないと、気合だけは負けないと、リンの様に強く、強く!


「次は肘を折るだけじゃ済まない。ご自慢の技が出せない様に、肩口からその両腕、引き抜いてやる!」


 ピクリと背中を伸ばしたように反応を見せたシーボルディ。


「……ソレは、どうカナ。ナラば……ウケテミルガいい!」


 身体全体に力を溜めるように、あたかも弾ける寸前まで縮めたバネのように、腕と脚に力を凝縮させる。


「……チレッ!」


 解き放ち、超超高速で襲い掛かってきた。


「両腕を失っても、恨み言はナシだぞ!」


 大顎に見立てた両腕が突き出されたのは、正直、ハッキリ見えていなかった。

 俺は、ただ自分の勘を信じ、タイミングを合わせ奴の両腕を掴み取り、体を入れ替えた。

 奴の突進力を利用し、そのまま目一杯、奴の背中に両足を思いっ切り突き出し、掴んだ両腕をただ全力で引く!


「うおおおぉぉぉーっ!!」


 ――ブチィィィンッ!!


 弾け飛んだ張力は、鮮血をまき散らし、全て奴へと還っていく。

 俺の手には、奴の肘から先が二本、掴まれていた。

 地面に向かい吹き飛ぶシーボルディの身体は、何故か球状の防御障壁で捕らわれている。

 何が起きたのかと思い、周囲を見回すと頼りになる男の声がした。



    § リン視点 §


「悪りぃ! 遅くなった!」

「リン! ……あんまり遅いから、奴の両腕は俺が先にもらったぞ!」


 強がってはみたものの、これ以上の戦闘は正直かなり厳しい。リンにバトンタッチだ。


「流石、やるじゃねぇかショウゴ! ホントお前はカッコイイよ! 後は任せろ!」

「ゲホッ! ペッ! 口ン中が血だらけだチクショウ! 悪りぃな、リン!」

「でも、ロックさんはもっと修業が必要だな!」

「ばっ、お前っ! 今その呼び方すんのかよ! くそっ、出来ればこれからもソレで頼む!」


 淡い緑の光に捕らわれたシーボルディは、中で暴れ回り脱出しようと藻掻く。


「まるで虫かごの中のトンボじゃねーか、オイ」


 ベールで捕らえた敵と一緒に上空へのぼり、地上から距離を取る。


「グガァッ……! オマエが……アマツ、か」

「オレを探してたのか? 一体何の用があってここまで来た?」

「……オマエたちの、ツヨサを、はかりにキタ」

「……あっそ」


 こいつが地下組織の一員なのか? 対峙すると理解出来る異常な強さだ。

 ショウゴと同等……といった所か。


「一つ聞く。アル……いや、本栖(もとす) (ゆう)、もしくは絹路(きぬじ) (れい)という名前に聞き覚えはないか?」

「……シラナイ。……イヤ、にほんシブの、バグズが、かんけいしてイル、かもしれなイ」

「そうか、予想通りだったって訳か。……場所は?」

 こいつに組織の場所を吐かせれば、オレとアゲハの懸念も一つ減るだろう。

「ここからチカイ、ヤマのナカ。くわしいバショ、ツェツェ、シッテル」

「ツェツェ?」

「リン! 夜乃の方に来た敵の名前がそれだ!」


 ショウゴが補完してくれた。そうだ、アゲハの方はどうなった! 


≪こっち、なんとか撃退っ!≫


 流石アゲハだ。タイミング良く朗報が舞い込んできた。


≪流石だ! 誰も大けがしてないか! 敵はどうなった!≫

≪両手両足を潰したら、飛んで逃げてったし! サッチの深追いはアーちゃんが止めた!≫

≪ナイス判断だ晶! 良くやった! 援軍も助かった!≫

≪はい! かなり強かったですけど、何とか、です!≫

≪そのツェツェって奴から、何か得られた情報は≫

≪そうそれっ! 地下組織の場所! 目処がついたわよ! あたしの新しい能力で!≫

≪≪マジで!?≫≫


「……フッ、フハハッ、アハハハッ! どうやら場所は目処がついたようだ」

「ツェツェは、どうなっタ」

「両手両足、使い物にならなくなって、尻尾まいて逃げたってよ」

「……コロス! オマエラ、コロス! ツェツェのカタキ、オマエラ、みなゴロシ!」


 仮面の口の部分がパカっと外れ、中から大口を開いた顎が現れた。


「キイイイィィィーーッ!」


 凄まじい高周波を放ちベールの檻を破壊しようとしてきた。

 シーボルディ自身もダメージを喰らっているのか、黒のボディースーツから赤黒い液体が滴り始める。もしもベールが破られるような事が起きたら、何が起きるか分からない。


「そろそろ潮時だ! 今までのツケが回って来たと思って観念しろ!」


 オレは三重にベールを張り、両手を前に突き出した。

 深藍に染まった宵闇の空に、煌々と輝く眩い朝日の様な大きな火球が出現する。

 赤から黄、黄から蒼炎へと火球は超高密度熱エネルギーに変化し、凝縮され、更に超超高密度となる。

 凄まじい輝きを放つ小さな太陽は、両の手の中に納まり、指の隙間から光が漏れだし周囲を幻想的な光景に変えた。


「オレの仲間を傷つける奴らは、みな等しく塵も残さず消し去ってやるっ!」

「な、ナンナンダ! ソノ、チカラはーっ!」

「一回死んで、出直してこいやぁぁ! くらえっ! 超新星爆発(スーパーノヴァ)ーっ!」

「ツェツェーーッ!」


 一筋の光がベールの中に吸い込まれ、解放された小さな太陽は、瞬間形容し難い凄まじ過ぎる轟音と光を発した。強すぎる光は闇をより濃くしたが、その存在を強く世界に訴えかける。

 そして、シーボルディは塵も残さず消え去った。

 残響と残光が消えいくと、一段と深くなる宵闇の中、街は平常の静けさを取り戻した。

 オレ達は、WORMS最強部隊、第四席「強顎のシーボルディ」を撃破した。


≪こっちも片付いた!≫



    ◇◇◇



 脅威が去ったことを感じた野次馬たちが、周囲からワラワラと集まってくる。


「リン、このままはちょっと不味い、退散しよう」


 ショウゴが促す。遠くからヘリの音も近づいて来ている。多分、報道ヘリだろう。


「ああ、そうだな。一旦上に場所を移そう」


 ロックさんは大破した車を持ち上げ、俺達は夜空の闇に紛れて姿を消した。

 俺達が立ち去った後の現場には人が集まり、上空にはヘリが周回する。


「お、おい! 誰か今の録画出来た奴いるか!?」

「俺は撮ってたぞ! 多分撮れてるはずだ!」

「私も! 私も多分撮れてます!」


 それから、名乗りを上げた者が多数出てきた。

 その瞬間からSNS「XYZ(イクシーズ)」に多数の動画がアップされ、見る間にイイネとリポストが数字を伸ばしていく。


「たった今しがた起きた事に驚愕してる! とりあえず動画を見てくれ!」

「今、私の目の前で起きた現実の出来事です!」

「マジでやべぇ事が起きたんだって! マジなんだって!」


 などという投稿と共に、車の事故から始まる現実離れした動画に世界が注目した。


「いやいや、流石にCGでしょ! ……にしてはリアルすぎね?」

「現実? マジでリアルの映像か? だとしたらヤバくねぇか!」

「そもそも人間なのか? こいつら」

「仮面〇イダーコスプレしてる人、クオリティ高い!」

「どうやって空飛んでるの? どうやって車持ち上げてるの?」

「だからCGなんだって!」


 様々な反応が書き込まれる。


「事故った車のナンバー控えてるやついないのか?」

「顔の補正画像出せる職人さん募集!」

「はいこれ、補正画像な!」

「え、マジか仕事早い! ありがとう!」

「あれ? この人、前にバズったイケメンの人じゃない?」

「一応貼っとくけど、この動画の事?」

「同じ人に見えます!」

「嘘でもフェイクでもねぇよ、本物のリアルだよ!」

「これも関係あるかな? もしかして」


 山の上に突如として出現したド派手な照明と、聞こえて来る音楽と歌の映像が投稿される。


「ちなみに多分その事故? が起きた頃とほぼ同時刻の出来事です」

「これはこれで奇妙な映像」

「一体何が起きてるの?」


 そしてここ、リンがたまにバイトに入っていたホストクラブでは。


「おいおい! なんかスゲー事になってんぞ! これ結構近場じゃね?」


 スタッフの一人がSNSでバズってる投稿を発見する。


「え、なんスか! 何かあったんスか!」


 ちょっとポッチャリだけど男気のある頼れる男。おーちゃんが動画を見る。


「マジっスかコレ! ヤバイっス……ね? は? これ、リンの兄貴っスよね?」

「お前何言って……リンだな。 おいおいおい! マジかよっ!」


 店内ではお客も混じって、トンデモニュースに湧きに沸いた。


 そして、新庄警察署内では。


「今日もそろそろ上がりの時間っすか、ちょっと時間潰しに、っと」


 スマホを取り出しSNSをチェックする生活安全課の鈴木。


「ん、事故? ……あれ? これって近場? はぁ!? 先輩っ!?」


 同じく刑事部捜査第一課の烏帽子と熊谷。


「近場で派手な事故起きたらしいですよ、エボさん」

「ああ、最近は暗くなるんも早くなってきたしな、事故は増えるだろな」


 スマホを弄ってる熊谷が素っ頓狂な声を上げ、烏帽子に画面を見せに慌てて近寄ってくる。


「えっ! ちょ! エボさんっ! コレっ! コレーっ!」

「騒々しいやっちゃなぁ。なんじゃ! ……コレは……特撮か?」

「いやいやいや! よく見てくださいよ、コレっ! ロックさんですよね!?」

「んん? ……ロックだな……あいつ、一体何に巻き込まれとんじゃ!?」


 様々な場所で問題が起き始めていた。



    ◇◇◇



「岩上さん、とりあえず車どうすんの」

「あー、流石に修理に出すわけにもいかんし、泣きたいぜホント。ってか、呼び方戻ったな」

「ナンバーだけ外して、車体は潰して廃車するしかないんですかね」


 未練の残る岩上さんに、ショウゴが止めを刺しにいった。


「はぁ……だよなぁ……それしかないかぁ。とりあえず家の庭に置いとくかぁ……」

「んじゃ、その後でオレの家に集まって……って、もうこんな時間だな。今日は集まらないで明日にでも情報交換しようか」

「ああ、女性陣の方も大変だったろうし、それがいいだろう。俺もかなり疲れたしな」

「はぁ……、俺も今日はヤケ酒で次の車探すとするよ」


 とんでもない一日だったと思い返しながら帰路につく。


≪みんな無事か! 今日の事は明日にでも情報交換するとして、まずは休んでくれ≫

≪リンもお疲れ様! ホント無事でよかったわよ、あたし精神的にももうヘトヘト!≫

≪今回は何とかなりましたけど、必ずまた次があります。気は抜けません≫

≪アゲハもテンも晶ちゃんも本当に凄かったっすよ! めちゃくちゃ強かったっす!≫

≪みんな無事なようで本当に良かったわ。私だけ遠くに居て何も出来なくてごめんね≫

≪こっちは何も起きてないんで心配いりませんよ。僕と瀬尾さんも居たんで≫

≪そっか! とりあえず今日はゆっくり休もう。みんなよく頑張った!≫

≪≪当然!≫≫


 家に戻り、リビングの照明を点けた所で、丁度アゲハも庭から中に入ってきた。

 五体満足な事を確認できると、安心したのか、思わず身体の力が抜ける。


「ちょ、リン! 大丈夫!? どっかケガした!? 痛いとこは!?」

「ははっ、アゲハが無事なのを見たら、安心して力が抜けた」

「バカっ! ビックリしたし! もう……。大丈夫、あーし、強いって言ったっしょ?」


 アゲハの胸に頭を埋め、深呼吸すると何やらいい匂いがした。


「あれ、この匂いって」

「にゃはは! お腹減っただろうなーって思ってさー! モス買ってきたーっ!」

「あはははっ、流石アゲハ。お腹減ったわ!」


 二人でモスバーガーを頬張りながら足を伸ばしてた。


≪あっ! ちょっと面倒な事になったかもです!≫

≪どうした晶?≫

≪みなさんXYZ(イクシーズ)開いてもらえますか≫


 アゲハと何だろうと顔を見合わせながらXYZ(イクシーズ)を開く。

 先程の戦闘動画が大きくバズっており、さらに画質補正された動画では車体もナンバーも何とか判別出来そうなくらいに映っている。

 オレ、ショウゴ、岩上さんの顔も、親しい人ならバレてしまう程に。。

 シーボルディと皆の会話もノイズをトリミングされた状態でアップされており、内容がなんとか聞き取れる程までになっていた。


≪リン君、これちょっとヤバイかもですね≫

≪あたしたちが戦った時のライブ照明も動画出てるんだけど!≫

≪リン君、サトル君、ロックさん、一旦姿を隠した方がいいかもしれないわね≫

≪お兄ちゃんの顔はギリギリバレない位なので、普通にしてた方が怪しまれないかもです≫

≪オレはギリ判別出来るな……、てか昔の動画まで関連付けされてるし。多分そのうち事件関連の動画からも全部同一人物ってバレるだろうなコレ≫

≪あー……みんな、悪い。俺の方は既にバレたみたいだ≫

≪岩上さん!? 何が起こったか説明をお願いします!≫

≪瀬尾さん、大丈夫だ、落ち着いて。前職の懇意にしていた烏帽子って刑事から電話だ。スマンちょっと電話に出る≫

≪ロックさん、出来れば明確な回答はしばらく待ってね。後日改めてって事でお願い≫

≪了解しました社長≫

≪え、あ、ちょ! オレの方にも電話だ! バイト先の知り合いからだ≫

≪そっちも上手くはぐらかしておいてね≫

≪了解≫


「はい、アマツです」

「あ! リンの兄貴! 見ましたよ動画! やっぱカッケーっス! 最高っス!」

「えっ! あーえーっと色々あってだな、えーっと」

「無理して言わなくても大丈夫っスよ! リンの兄貴はやっぱヒーローだったんだなって、知ってましたから!」

「えっ? あっ、え?」

「それと店の皆も客も大盛り上がりっすよ! これからも平和の為に頑張ってくださいっス!」

「え、おっ、おう! 任せとけ!」

「いつも俺らを守ってくれてありとうございますっス! あ、たまには店にバイト来てくださいっス! んじゃ!」

「あっ! ちょっ! ……テンション高けぇなオイ!」


 言いたい事を言って応援されて電話は切れた。隣でアゲハが爆笑してる。


「ヒィーっ、苦しいーっ! おーちゃんまじウケるんだけどーっ!」

「まぁ、おーちゃんだからな……」


 とりあえず、今日はお風呂に入ってもう寝たい。

 そう思い、アゲハに抱き着くオレだった。

 アルの行方はまだハッキリと確定はしていないが、まず間違いなく地下組織の設備内に囚われているだろう。なら、やる事は何も変わらない。片っ端から潰すだけだ。

 待ってろアル。必ずお前を取り戻してやる。

ご覧いただき、ありがとうございます。


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