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2.久しぶりに会った時に人ってよそよそしくなるよね

しばらく連続で投稿すると思います。

文体変わってるかも。

かなり短めです。

てきとーに読んでやって下さい。

「はい?」


よーしよしよしよく呼び止めた。偉いぞ僕。グッボーイ。

4年前とは大違いだ。成長してる。


しかしこれからどう会話を繋げたものか。

生憎、対女性対話経験はほとんどないぞ。


ええい、無いものは無い。あるものから探そう。


1. 対同級生

2. 対後輩

3. 対先輩


うーん、3かな。

ちょっと下手に出よう。

久しぶりに会ったのに同級生のノリってなんか違和感あるし。

後輩ではないし。向こうがちょっと年上だし。


この間2秒。


知り合いの少ない男子校で培ってきたコミュ力、とくとご覧あれ。


「もしかして、元谷 未来(みく)さんじゃないですか?」


「え、あ、はい」


ちょっと戸惑ってる。いいペースだ。


「僕、大倉 拓という者ですが、何か心当たり...」


「え、え、あー、ほんとに?」


え、なんかマズった?

なんか相手の動揺が消えていった気がするんですが。

いや、大丈夫なはず。


「あー、はいそうです。覚えてます?」


「覚えてるも何も、勿論。だってわた......、勉強出来たでしょ?」


「そうだっけ」


だんだん対同級生用の喋りになってきてるのは良いが、過去話は耳が痛い。

平均に甘んじてる今を指摘されてる気がする。


こんなところでメンタルを消費してはいけない。

僕には大事な目的があるんだ。

違う話題で気分を落ち着け...


「凄いマウント取ってたけどね」


「うっ」


あぁ〜精神力の削れる音ぉ〜!



閑話休題。


「にしても本当に久しぶりだな」


「露骨な話題逸らし」


「もうやめてやってください。しんでしまいます」


「あははっ」


昔からそうではあったけれども、Sっ気が凄い。

そこも好きではあるんだけど。



好きとか思うと急に意識してしまう。


艶やかな髪、透き通るような肌、こちらを覗く目。


余りにも魅力的で、数瞬固まってしまった僕に、



「どしたの?」


「あ、いや、」


目を逸らさずにはいられない。




ヒロインちゃんに飲まれた主人公、

挽回していこう。

次で決めます

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