過去の私と今の私
時々、思うことがある。
過去の私は、本当に私だったのだろうか。
そんな風に思うことがある。
過去に執筆した短編なんかを読んでみると、こんな話書いてたっけ?
こんな最後だっけ?あれ、こんな話だったっけ?
そんな風に思うのだ。
でも、後書きの言葉を見ると安心する。
やはり、自分は自分なんだと。
根本的な部分は、全く変わっていないんだと。
そして、これからも。
きっと、私は私なんだろう。
それは、良い意味でも、悪い意味でも。
きっと変わる事はないのだろう。
それを人は退化と呼ぶのか。
変化がないとは、そういう事なのか。
でも、変わらない部分を知って安心している自分もいる。
とても、複雑な気持ちだ。
何が言いたいのか分からなくなってきた。
ただ、己の鬱憤を吐き出す為のエッセイ。
こんな身勝手なエッセイがあっていいのか。
でも、あるんだからしょうがない。
きっと、このエッセイを何年後に読んだ時にも同じ事を思うのだろう。
なんか10年前から中身的に成長していない気がする…