50歳中国語との出会い
①、中国語との出会い
私は、ビルメンテナンス会社へ勤務する50歳の田中宗弘と申します。
私の友人の山田正君が50歳の記念に中国語を習いたいから、一緒に習おうぜと私を誘ってきましたが、自分には、教えてくれる先生は、当てがないから、私に探してくれというのです。
私は、友人の伊藤敦君に相談して、日本経済大学の中国語学科卒業の社会人塩田真里子先生(24歳)を紹介してもらいました。
初めて塩田真里子先生とお会いしたのが、ある大きな喫茶店でした。
私は、喫茶店へ行き待ち合わせ時間になったので、約束通りに塩田真理子先生の携帯へ電話しました。
すると、喫茶店の入って右側の奥の真ん中の4人掛けの席に1人で座っている髪の毛のすごく長い、真っ赤な上下の冬服のスーツを身にまとい厚化粧の痩せたファッション雑誌を飾るような現代的な美人の女性が立ち上がりました。
ああ!あの女性が塩田真理子先生か・・・住む世界が違う人だと感じつつ近づいて行きました。
そして、挨拶をして先生の前に座りましたが、先生の香水の匂いと爪の真っ赤なマニュキアと10センチはあるであろう真っ赤なハイヒールを見て、本当に50歳のおじさん2人に中国語を教えてくれるのだろうかと不安を感じながら、胸ドキドキしつつ、私は、一気に中国語を教えてもらえますかと切り出しました。
すると以外にもあっさりといいですよとOKしてくれました。
これから私の勤務する会社近くの喫茶店2階小会議室で月2回第一・三木曜日夜7時から9時まで、1人1回2,500円の授業料で毎回コーヒー付で中国語の授業が始まります。