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ここはどこ、私は誰?と聞かれて答えたら  作者: 幸智ボウロ(bouro)


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前編

「おいっ、起きろ、ここがどこかわかるか?名前を教えろ!」

 イライラしたような男性の声が聞こえてきた。

「質問しているんだ、さっさと答えろ!」

 肩を乱暴に揺さぶられて仕方なく目を開ける。しかし……目に飛び込んできた景色はまったく見覚えのないものだった。近いもので例えるなら神殿?日本生まれの日本育ちで海外旅行をしたこともない私は映像以外で神殿を見たことがない。

 真っ白な石っぽい壁に高い天井、それから……コスプレイヤーがいっぱいいる。王子様に騎士、あとは司祭……?随分と完成度が高い。さすが日本最大級の同人誌即売会。

 会場の内装を神殿っぽくしているのかなぁ。そんな話、聞いてないし、今朝、到着した時はいつもと同じ、見慣れた国際展示場だったはずなのに。夏の暑さのせいでもやがかかったように見えたけど、天井も壁も神殿ではなかった。

「ここ……どこ……?」

 寝起きの声はガラガラにかすれて弱々しかった。ほんと、ここはどこだろう?

 眠くて回らない頭で考える。確か今日は待ちに待った同人誌即売会で、私は……私もコスプレイヤー……。大好きなキャラになりきるために頑張って体を鍛えたし、コスプレに必要な物を買い揃えるために仕事も節約も頑張った。

 ギリギリまで準備していたせいでほぼ徹夜に近い状態で会場まで来たが、こんな幻覚を見るほど体調が悪化したのだろうか。

 でも大好きなキャラになれたし、周囲にも好評だった。結果に満足しつつ、一旦、休憩を取ろうと水分をとり、その後、トイレに向かって……。冷房がきいた室内ですこし眠れば回復するだろうと思っていた。しかし、その後トイレを出た記憶がないため、もしかしたら個室の中で倒れたのかもしれない。

 熱中症か……、とにかくだるい。この人も怒鳴ってないで会場のスタッフか救護員を呼んで引き渡してくれたらいいのに。開催者に迷惑をかけてしまうが、これが原因でペナルティがついたらどうしよう。病人に冷たいなんて聞いたことはないし、むしろ親切なスタッフが多いと聞いてはいるが心配だ。

 あぁ……、それにしても身体が重い。眠い……。

「寝るなっ、名前はっ?年はっ?おいっ、早く答えろ!」

 名前……、私の名前は……。

「如月、清太郎……」

「年はっ?」

 いちいち怒鳴ってきてうるさいな……。こんな時、清太郎様なら……。

「うる、さい……、小童。騒がんでも聞こえて、おる……」

「はぁっ?」

「わしの……名は……、キサラギ、セイタ、ロウ……、六十三、歳……、大学、教授……、趣味は葉巻……、妻とは三年前に死別……」

 衣装のポケットには自作した葉巻ケースが入っている。スーツも頑張って自作したし、骨格を変えるための筋肉スーツも着込んでいる。身長が百六十五センチなので女性としてはやや高めだが、底上げ靴でさらに十センチ高くしていた。

 清太郎様の表の顔はダンディーな大学教授で、裏の顔は暗殺者。というそこそこ厨二病設定ではあるが、ビジュアルが大好きすぎてどうしても彼になりたかったのだ。

 スーツの下には暗器も仕込んである。見えないけどっ。見えない細部にまでこだわった衣装ではあるが本物のナイフは仕込めないため発泡スチロールや竹、プラ板などで頑張った。

 髪はウィッグではなく自前。白髪交じりの黒髪だから、ボーイッシュなショートカットにしてエクステで白髪を足した。そして何十回、何百回と試した化粧。いつもならばつるつるつやつやなお肌を目指すが、今回は老人と言ってもいい年齢だ。年配者に仮装するためのマスクを買って部分的に切り貼りした。すっぽりかぶるとどうしても「マスクかぶってます」って感じになるので、おでことか口元にマスクを貼り付けてどうにか自然なたるみに見えるように試行錯誤した。

 いや、もう、二十四歳の女が六十三歳の男に変装するのである。

 普通の頑張りでなれるわけがない。

 衣装を身につけ化粧を終えたら自分に言い聞かせる。恥ずかしいとか、自分なんかが……なんて考えちゃいけない。心の底から本人になり切るのだ。

 結果、自画自賛したくなるほどの完成度で大満足していた。

 女の子達に「かっこいい」と騒がれてご満悦。そして男性陣にも「作り込みがすげぇ」と褒められた。

 ぼやけた頭でそんなことを考えている私を見下ろして、男が苛立たし気に舌打ちをしている。なんだか感じの悪い男だ。王子様っぽい見た目をしているがドロドロとした黒ずんだもやがかかって見える。

 霞む目で周囲を見渡せば……離れた場所に立っている騎士がやけにキラキラとしていた。あの騎士のほうがよほど王子様っぽい。司祭っぽい人達もいるのに、何故気づかないのか、わからないのか……。

 キラキラな騎士様のほうへと行きたかったが起き上がることはできず、力尽きて床に張り付いた。そのまま起き上がることなく眠りに引き込まれてしまった。

 この時、私を取り囲んだ男達が私を殺す相談をしていたなんてまったく気づいていなかった。



「ここ、どこ……?」

 よく眠ったせいか目覚めはすっきりしていたが、景色が激変していた。

 今は森の中である。薄手のマットのようなものの上で寝ていた。ゆっくりと体を起こすと男性が四人、焚火を囲んでいた。もちろん知らない人、それも謎に顔面偏差値が高い外国人男性だ。ほんと、ここ、どこ?である。

 神殿っぽい景色……、あれが夢で、もしかしてこれも夢?

 即売会の会場から夢の世界に超ダイブしたまま、もしかして生死の境をさ迷っているとかだろうか。

 他に聞く人もいないため男性達に声をかけた。

「すみません、ここはどこですか?」

 四人の男性の内、金髪、碧眼の王子様のようなビジュアルの男性がすこし驚いたように呟いた。

「驚いた、随分と可愛らしい声だ」

 そうかな?普通の声だと思うけど……と、首を傾げると、別の男性が「だから言ったでしょう」と言う。

「初老の男性に見えますが、女性ですよ」

「いや、初老の男性にしか見えないのだが?」

 他の男性達も「嘘だろろ」「どっからどう見ても男じゃないか」と言う。

 ふふふ、でしょうとも、凄いでしょ、私のこの完璧なコスプレ。と、自慢したいところだがたぶん、それどころじゃない気がする。これが夢でなければ、間違いなくとんでもないことに巻き込まれている。

 そもそも言葉が通じていることがおかしい。日本語ではない言葉で話しているようで、私の口からも日本語ではない言葉が出ている。それが何故かわかる。

「あの、私は女で、これは変装です」

「変装の域を超えていると思うが……、申し訳ないが変装を解除してほしい。と言っても、そちらも我々のことを簡単には信じられないだろう」

 お互い顔を見合わせてどうしたものかと考えていると、四人の中で一番年上と思える人が手をあげた。二十四歳の私よりも年上で顔立ちが凛々しい。左目から左頬に傷跡が残っているため凛々しさを通り越してカタギに見えない怖さもあるが、何故かキラキラのエフェクトをまとっていた。

 召喚された時に見たキラキラに似ている。

 何故に?一人だけキラキラして見えているこれってもしかして一目惚れ……?ではないよね。

 短めの黒髪にグレーの瞳で落ち着いた雰囲気の男性で好みではあるけど。内心、ドキドキしている私のそばに来て、ますますドキドキしてしまう。背がかなり高いし、肩幅とか足の長さが神の造形です、ありがとうっ。

 心の中でハァハァしている私に落ち着いた声がかかる。声までも渋い美声。

「俺のステータスを見せよう。俺はアイザック・ファスタ。ジェラルディーン王国のファスタ公爵家の長男だ。ジェラルディーン王国近衛隊の第四小隊の隊長で、簡単に言うと第四王子付の護衛騎士だ」

 すこし離れた場所に座っている金髪、碧眼の王子様が「私が第四王子、ウィルフォード・ジェラルディーンだよ」と手をひらひらと振る。

 見せてもらったステータスには伝えられた通りの名前、身分が書かれていた。使える魔法や持っているスキルまで見えてしまったが、なんでも四人の中では一番、問題のないステータスなのだそうだ。

 例えば第四王子であるウィルフォード・ジェラルディーン様。王子のステータスを私が見てしまうと、王子と私の結婚が強制的に決まってしまう。いくら素敵な王子様でもそんな理由で結婚したくない。

 ステータスってそういった類のもので、王子の侍従ポジションのネイハム・エリッジ侯爵令息は婚約者がいるため未婚と思われる女性にステータスは見せられないとのこと。

 四人の中で一番若く見えるリック・ボウルド子爵令息は暗殺、隠密系スキルがあるとのことでそんな物騒なものは私も知りたくない。

 アイザックさんは婚約者もなく貴族家の息子にしては結婚が遅い行き遅れならぬ貰い遅れ。スキルは剣術や格闘術に関するものが多く、魔法もこれといった特色がない。貴族令息として恥ずかしくない程度の魔力量と、地水火風の魔法をどれもそこそこ器用に使えるとのこと。

 ここにいる四人は自国ではそれなりに社会的信用がある立場らしい。

 ウィルフォード様が「すぐに信じられないかもしれないけど」と教えてくれる。

「バーナム王国で聖女召喚の儀式が行われるとの情報を得て、調査、場合によっては召喚された者を救出するために我々がバーナム王国に潜入した。今回は王族としての正式訪問ではなく商人とその護衛として入国している」

 聖女召喚の儀式。マジか……と心の中でため息をつく。ラノベや漫画、アニメでも何十、何百と見てきた聖女召喚。

 本当にやる奴がいるのか。という驚きと、何故、よりにもよって私を、即売会参加の大切な日に。という怒り。準備に何カ月かけたと思ってんの、半年だよっ。

 問題はこちらの意思に関係なく召喚したこと。即売会はまだ諦めがついても、家族や大切な人達がいたら……と考えると本当に許せない。

 新婚ほやほやで誘拐されていたら、間違いなくこの国を亡ぼす勢いで暴れたよ、結婚どころか恋人もいないけどっ。良かったね、この世界、私が肉親と縁の薄いぼっちオタクコスプレイヤーで。

 オタ活を続けられないことは悔しいがっ、すっごく悔しいが……。

 パァ……と何故か私の体が光った。今もキラキラとエフェクトをまとっているアイザック様とは異なる光り方だった。

 え、なんで?と思う私の疑問に答えるように第四王子が言った。

「女神様から加護かスキルを授かったな」

 このタイミングで?ということは、女神様、私の思考を読んでいるの?

 目の前にゲームのステータス画面のようなものが現れた。

『この度は私の世界の者がご迷惑をおかけしました。貴女がオタ活?を続けられそうなスキルを授けます。貴女にはこの世界を浄化する力がありますが、世界を救うことは強制ではありません。どうかこの世界で貴女が健やかに楽しく暮らせますように』

 もう一回、身体が光った。

「お、おぅ……、女神様、ありがとうございます?」

 とは言ったものの、自分についたスキル?とかってどう確認すれば?首を傾げているとアイザックさんが教えてくれた。

「ステータスは自分が見たいと思えば見える」

 そう言って私の目の前にアイザックさんのステータスパネルを出したり消したりして見せてくれた。

「だが、ステータスは他人に見せるものではないため、自分だけがステータスを見たいと念じてみろ」

 なるほど。ステータス、見たいです、見せてください、私にだけ。

 念じると目の前に四角い画面が現れた。

 名前 鏑木かぶらぎ 妃遥ひな

 種族 人族 異世界人

 年齢 二十四歳

 他、体力、魔力、技術、俊敏などなど……と記載されている。大体二十から三十の数値の中、魔力と技術だけが突出していた。魔力に無限大マーク、技術が380とある。スキルの中に化粧とか裁縫、料理なんかもある。化粧の横に18とあり、料理の横に3とあるから、この数字がスキルレベルなのだろう。

 どういった能力か想像できるスキル名が並ぶ中、異彩を放つ「コスプレ館」の文字。

 これが授けられた特殊スキルに違いないと、指先で画面に触れるとコスプレに必要な物が購入できるお店だった。現地のお金が必要だが、化粧から衣装、小道具まで売っている。

 え、何、これ楽しい……、お金は必要だけどっ。いいものは高額だけどっ。それこそベルサイユでお姫様が着るようなドレスだと三千万ココとある。こちらの貨幣価値はわからないが安い服は千ココとか二千ココとあるから、三千万ココは間違いなく高額なはず。

 ポチポチと画面に触って確認しているうちに気がついた。

 小道具の食品の中にネギがある。え、ネギって……、食用の白ネギだった。あぁ、そういえばとあるボーカロイドがネギ持ってたわぁ。最近は減ったけど、それでも画像検索をかけるとネギを持った人がちらほらいる。わわっ、どら焼きとかおでんもあるってことは……、あったーっ!牛鍋弁当!

 お値段は一個、二千百ココ。しかし意識したらお腹が空いてきたし、スキルの検証のためにぜひ購入したい。

「あの、スキルで異世界の食べ物を買えるようなのですが……、お金を貸していただけませんか?」

 恐る恐るお願いしてみたところアイザックさんが金貨一枚を提供してくれた。

「我々も野営中でろくな食事をしていない。複数購入できるようなら俺達の分も頼む」

 肉料理でも大丈夫かと聞けば、全員がいい笑顔で頷いた。

 貨幣価値を確認すると金貨一枚で大体十万ココとのこと。金貨を画面の貨幣投入口に近づけるとスッと消えた。早速、牛鍋弁当を人数分、五つ買った。これで八万九千五百ココの残金。

 大金を借りてしまったが美味しいお弁当を提供するので許してほしい。と、まだ温かな牛鍋弁当をみんなで食べた。

 美味しかった。くぅ、やっぱり日本のご飯、美味しい、まだ異世界のご飯、食べてないけど、きっと日本食は別格だよ。

 私はお弁当ひとつで満腹だが男性達は足りなかったようでお弁当を追加で五つ購入し、アイザックさんは一人で三個、他の男性陣も二個完食していた。

 すごい……、アイザックさんの周りのキラキラが倍増ししている。顔の表情はほとんど動いていないが、きっと「うまいっ、うまいっ」と思っているのだろうな。想像するとかなり可愛い、萌える。

「この白い穀物は初めて食べたが、甘辛い味付けの肉とあうなっ」

「肉が柔らかいし、味付けも上品なのにガツンときますね。庶民が行くような店でも食べたことがない味です」

 ウィルフォード王子と侍従のネイハムさんが素材や味の考察をする横でアイザックさんとリック君は無言で食べていた。特にアイザックさんの食べる速度が速すぎる。

 四人とも甘いものも好きだと言うのでどら焼きも購入した。スポンサーはアイザックさんなので、十個買ってアイザックさんには三個渡したよ。

 うおっ、アイザックさんのキラキラエフェクトがさらに大変なことになった。

 食後のお茶はリック君が準備してくれて、紅茶だった。渋みも酸味もなくて飲みやすい。

 食べ終わってすこし休んだ後、私は着替えを購入してアイザックさん達と似たような姿になった。化粧を落として髪から白髪のエクステを外す。

 コスプレ館があるからアイザックさん達の服装に似たものを買えたし、クレンジングや化粧水も手に入った。

 ちなみにお水は魔法で出せるそうで、遠慮なくざぶざぶと顔を洗わせてもらった。テープでマスクを貼っていた上から厚化粧していたからね。

 本当はまだ話し合うことがあったが化粧を落とした後は早々に眠らせてもらった。辺りも暗くなっていたし、一人になって考えたいこともある。そうだよ、のん気にお弁当を食べている場合ではなかった。今後のことを考えなくてはいけない。

 そう思っていたのに、秒で眠りに落ちてしまった。夜中に目覚めることもなくぐっすりだ。私は自分で思っていた以上にたくましかったようだ。

 四人は交代で起きていたようなので謝ったら「これから何日か歩きで移動するから、しっかりと眠ってくれたほうが助かる」とアイザックさんに言われた。

 山歩きと聞いて、慌ててトレッキングシューズを購入する。もちろん、あったよ、なんならキャンプ道具も売っていた。キャンプも山登りも漫画で読んだことがある。キャンプや登山用品があるのなら釣りの道具もありそうだけど、それは売ってなかった。

 何故か……と考えて気がついた。私が知っている作品のアイテムしかない。知らない作品のアイテムは販売してないようだ。思えば化粧道具も私が買ったことのあるメーカーのものばかりだった。

 あと、作品を知っている、いないに関係なく武器や薬品の類はなかった。この世界からみて危険と判断されたらアウトらしい。

 それでもコスプレ館の機能は素晴らしいもので、なんと「廃棄」と「クローゼット」機能までついていた。お弁当の空き箱は燃やせるものだから問題なかったが、どら焼きはフィルムに包まれていた。燃やさないほうがいいし、そのまま捨てても駄目なヤツ。廃棄にはお金がかかるけど、重さで値段が決まっていて一キロまで百ココだった。そしてクローゼットのほうはコスプレ館で購入したもの、コスプレ用品と判定されたものだけを預けることができた。

 嬉しいことに私が自作した如月清太郎様の衣装もまるっと預けることができたのだ、神!

 女神様が直々にくださったスキルだから、神機能なのは当然かもしれないが、それでも崇めたい、感謝したい、ありがとうございます!

 町に到着したら教会で祈りますよ。神様を信仰したことはないけど神社やお寺に行った時は作法にのっとってお参りする程度の信心深さはありますからね。

 ともかく借りたお金ではあるけど移動で迷惑をかけるよりはましだろうとトレッキングシューズ、スポーツ用のインナー、膝や肘にサポーターを買った。

 しっかりと準備を整えてから出発した。

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