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中学生外国人編③

ある日、ハナと帰りが一緒になった。


「ハナ。なんか元気ないか?」

「あ…うん…実はペットの犬が亡くなっちゃってね…幼稚園の頃に買い始めてから、ずっと一緒だった大好きな子だったの…なのに…」

ハナは泣き始めてしまった。

「そうだったのか…」

「うん…」

「ハナ、ちょっと時間あるか?」

「え…うん…」

「じゃあ、俺についてきて。」

「ど、どこに行くの?」

「いいから。」


俺は近くの河原に向かった。そこにある花が目的だった。

俺は花を使って髪飾りを作り、ハナの髪につけてあげた。

「ほら…!コレで昔のように元気にはならないか…?」

「ユウトくん…覚えててくれたの?昔も私が泣くと花飾りを作ってくれたよね…!」

「これを作るとハナが泣き止んだからな。今でも有効かと思ったんだよ。」

「ありがとう…!」

ハナは一気に笑顔になった。

「有効だったみたいだな…」

こうして、さらにハナとの仲は良くなった気がした。



別の日。

ユウトがいない時に、リサがハナに話しかけていた。


「あなた、随分とユウトと仲が良いのね。」

「う、うん。私たち幼稚園が一緒なんだ。でもリサちゃんが私に話しかけるなんて珍しいね。何か気になることがあるの?」

「別に…あなた、ユウトが好きなの?」

「え?いやあの…その…と、突然何いうの!?」

「ふーん、好きなのね。ふーん。」

リサがにやにやとしている。

「な、何がいいたいの!?」

ユウトが教室に戻ってきた。

「どうしたんだ?」

普段話さない2人が話しているのをみて、ユウトが声をかけた。

「な、なんでもないよ!」

「ふん…」

「変な奴ら…」



また別の日。その日最後の授業である英語が終わるとリサが話しかけてきた。


「ユウト、あなた英語が話せるの?発音が違ったわ。」

「ああ、半年前まではアメリカにいたしな。」

「ふーん。あなた英語以外の成績は?」

「俺は生まれてから全教科において100点以外を取ったことがないぞ。」

「適任ね。あなた、私の妹に勉強を教えなさいよ。」

「は?」

「私の妹は日本語がほとんど話せないから、勉強ができないのよ。」

「いや、なんで俺が。」

「英語ができて、勉強もできる人なんて他にいる?」

「いや、リサも英語できるんだろ?」

「私、英語はできるけど、他の成績は赤点ギリギリなのよ。」

「リサってそのクールな見た目とキャラでバカだったのか…」

リサは長身で金髪ロングだ。綺麗な見たい目をしている。

「ふん…日本の授業が合わないだけよ。私も今年の4月にアメリカから来たんだから。」

「ふーん…アメリカでは成績良かったのか?」

「うるさいわね!とにかく妹の勉強見てよね!」

リサは勉強が不得意な様子だ。

「命令なら嫌だね。俺がリサの命令を聞く理由がない。言い方があるんじゃないか?」

「わかったわよ…勉強教えてください…」

「まあ、いいか…わかったよ。…ところで妹ってまさか…時々屋上に行く、くっそ口が悪い妹か?」

俺は屋上で話しているリナが思い浮かんでいた。

「あら?知っているのね。口の悪さは私より上よ。」

「ふーん…やっぱりなしで…」

「だめよ。じゃあ、早速私の家にいくわよ。」

リサは俺の手を取り強引に教室の外に連れ出した。

「お、おい…いきなりかよ…」

「ハナさん、それじゃあね。」

リサがハナにわざわざ挨拶をして言ってた。珍しいなと思った。



〜ハナ視点〜

「あなた、ユウトが好きなの?」

突然、リサさんに言われて驚いた。バレていたんだ…

「え?いやあの…その…と、突然何いうの!?」

すごく動揺して、うまく話せなかった。

「ふーん、好きなのね。ふーん。」

リサさんはニヤニヤしていた。なんだか嫌な感じ…

「な、何がいいたいの!?」

思わず攻撃的に言ってしまった。

「どうしたんだ?」

ユウトくんに話しかけられた。

「な、なんでもないよ!」

聞こえてなかったよね…?焦っちゃった。

「ふん…」

「変な奴ら…」

ユウトくんに変な子だと思われた…ショック…もう…リサさんのせいで…



別の日に英語の授業が終わると、リサさんとユウトくんが話をしていた。

珍しいから、盗み聞きをしちゃった。

「じゃあ、早速私の家にいくわよ。」

リサさんの妹の勉強をユウトくんが教えることになっちゃった…なんだかショック…

「ハナさん、それじゃあね。」

え?リサさんから別れの挨拶を言われるなんて…

リサさんの方を向くと、リサさんとユウトくんの手を握っていた。

しかも、私の方を見てニヤニヤしている。

リサさん、私がユウトくんを好きって知っているんだよね…


これでわかった。リサさんはユウトくんを好きかもしれないけど、それよりも何よりも私に嫌がらせがしたいんだ。


私の頭の中で、リサさんとユウトくんが手を握っている映像が繰り返し映されていた。

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