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中学生妹編⑤

いよいよ俺の転校初日&カノンの入学式だ。

「カノンってまじで中学生だったんだな。制服を見て初めて実感したな…」

「失礼!もっと制服以外でも実感する時たくさんあるでしょ!」

カノンがプンスカしてる。

「いや…最近はむしろ低学年に逆行している感すらあったからな…夜1人じゃ寝れんとか…」

「覚えてませーん。」

「あっそ…じゃあ行くか。」


中学校で俺とカノンは別れて、俺は職員室に向った。

職員室では先生からわずかな説明があり、その後で一緒に教室に行くことになった。


先生と俺が教室に入る。

「キャー!!!」

ものすごい騒ぎになった。

「お前ら静かにしろ!新しいクラスかつ、新しい転校生で興奮もわかるが、まずは席につけ。」

騒ぎつつもみんなが席につく。

「じゃあ、ユウト、自己紹介をしてくれ。」

「ユウトです。俺は2年間だけアメリカに留学して戻ってきました。なので、クラスの半分くらいは同じ小学校だった友達もいます。みんな久しぶり。初めましての人もよろしくお願いします。」

みんなから大きな拍手をもらった。女子はイケメンだと大騒ぎだ。


カノンの入学式には俺たち3年生も出席して無事、終了した。

お昼休みには、たまたま同じクラスになった幼馴染のユリが校内を案内してくれた。


帰りもユリが一緒に帰ろうと言ってきたので、ユリと帰ることにした。


ユリと正門から帰ろうとすると、カノンがいた。

「あれ?カノンちゃん?」

ユリがカノンに声をかけた。

「あ…ユリさん、こんにちは。お兄ちゃんと一緒だったんだ。」

「カノン。今日はユリと久しぶりに帰ることになってね。」

「カノンちゃんはユウトを待ってたの?」

「ううん。違うよ。だから、ユリさんとお兄ちゃんは先に帰ってて。」

震えた声でカノンが言った。

「そうなのか?じゃあ、カノンは誰を待っていたんだ?」

「別にいいでしょ。」

「え?」

「私の勝手でしょ。ほっといてよ。」

また、息を切らしながらカノンが言う。

「あ、ああ…じゃあ、先に帰るからな。ユリ、行こう。」

「う、うん。カノンちゃんまたねー」


俺が家に帰ってから30分ほどしてからカノンも帰ってきたが、速攻で自分の部屋に入ってしまった。

食事の時間には流石に顔を合わせることができたので聞くと、「友達と帰る約束してたのに、全然学校から出てこなくてイライラしてたんだ。ごめんね。」と言われた。


嘘だな。俺はもう完全に確信していた。カノンは嫉妬していたんだ。

全く狙っていなかったが、やはり嫉妬されるのは気持ちいいものだな。

面白くなってきた。


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