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小学校学級委員長の姉妹編⑦

俺とカノンとシオリとシズクが映画を見に行く日になった。


「シズクとシオリさんお待たせしました!」

「カノンちゃん、ユウトくん!おはよう!全然待ってないよ!」

「ねぇねぇ、お兄さん。お姉ちゃんの服可愛いでしょ?」

「ああ、本当だな。シオリによく似合う花柄だな。可愛いね。それからシズクもね。」

「え?そ、そう?ありがとう。」

「ああ、そのお尻型のペンダントがとても良いシルエットをしている。」

「あああ!ハートが逆になってる!お兄さん・・・伝え方に悪意がありすぎ・・・」

「冗談だよ。二人ともよく似合ってるね。」

「う、うん。ありがとう。ユウトくんとシオリってなんだか仲良くなってる?」

「私も思った。お兄ちゃんこんなに仲良かったっけ?」

「あああ、えっとね。あのね。そう!帰り道とかにたまに会うからね!」

俺に言っちゃダメだと目配せをしながら、シズクが必死に嘘をついている。

ウサギ小屋の掃除は言えないし、ピアノ練習も驚かせたいか言わないで欲しいらしい。

「そんなに何度も会ってないけど、シズクが図書委員で遅い時とかはたまに会うよね。シズクは明る性格だしね。」

「ふうん・・・まぁとりあえず行こっか!」


そしてホゲモンの映画を見終わり、俺たちはお昼ご飯を食べながら談笑していた。

「映画面白かったね!私もホゲモンたちと暮らしたいなー。お兄さんならどのポケモンと暮らしたい?」

「うーん。ヒジョットかな?空を飛べば通学も早そうだしね。」

「あーいいな。私もヒジョットと暮らしたい!」

「忘れ物も取りにいけるな。」

「お兄さん…なんで私をドジっ子キャラにしようとするの…」

「シオリはどんなポケモンに憧れる?」

「え、私!?うーん。ハンギラスとかかなぁ?」

「シオリがハンギラス!?!?」俺は思わず笑ってしまった。

「えー!ひどいよ!ハンギラスみたいに強くなりたいのって変かなぁ・・・?」

「いや…変ではないけど今のシオリとはギャップがありすぎて…周りを見るとなんとなく違和感に気づくかも…」

「ひどい・・・シズクだけじゃなくて、カノンちゃんまで笑いを堪えてる・・・」

「うんうん、わ、笑ってないよ!えっと、私はカルーダに憧れるかな!私は子供の方ね!お兄ちゃんにもカルーダになってもらって私は袋でヌクヌクするんだ!」

「うわぁ…ニート希望宣言かよ…ちなみにカルーダの子供はしっかりと戦いに参加する描写が多いからカノンの思い通りにはならないぞ。そんなことより…シオリ、シズク今日はありがとね!めっちゃ楽しかったよ!」

「う、うん!こちらこそいつもありがとう!」

「じゃあみんなで写真撮ろうよ!って写真撮ってくれる人がいないかぁ…」

「俺がとるよ。」

「じゃあ、お兄ちゃんと私が交代交代で写真撮ろうか!」


俺が真ん中でシズクとシオリが左右に並んだ、とても楽しく仲の良さそうな写真が撮れた。


もう準備は十分に整ったな。あとは時限爆弾を待つだけだ。

読んでいただきありがとうございます。

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