小学校学級委員長の姉妹編②
狙い通りにシオリの家には俺の妹とシオリの妹がいた。
「あれ!?お兄ちゃん!?」
「あれ?カノン。そうか。シオリとシズクちゃんは姉妹だったんだね。」
「お兄さんこんにちは!で、お姉ちゃんどうしたの?まさか…!ひょっとして…!?カノンのお兄さんと付き合ってたの!?!?」
「ち、ち、ちがうよ!えっと、その…今日は私のために色々アドバイスしてもらうことになってね!」
「え?お姉ちゃんどういうこと?」
「シズクちゃんごめん。俺がシオリにちゃんと説明してなかったんだ。学級委員の話をしたかったんだ。でも、そんなに大した用ではないよ。」
「ふうん。大した用じゃないなら、せっかくならお兄ちゃんも一緒に遊べないの?」
「ええ、ユウトくん。どうしよう…?」
「俺は構わないよ。シズクちゃん、カノン、一緒に遊ぼうか。」
「やったー!お兄さんと遊ぶのは初めてだね!じゃあ、マリオパーティでもする?」
「シズクやめておいた方が良いよ!お兄ちゃんマリオパーティすっごく上手いから…」
「じゃあ、マリオカートは?」
「もっとダメ!お兄ちゃんマリオカートは変態の領域だから」
「変態って…俺だって手加減くらいするぞ…」
「じゃあ、マリオパーティーで手加減ね。お兄ちゃんはミニゲームの開始1分はコントローラ触っちゃだめね。」
「えっ。ミニゲームによっては1分で負確や即落ちもあり得ませんかね…?」
「それだけのハンデで足りるの?左手しか使っちゃダメも追加する?」
「シズクちゃんまで…これはイジメだ。シオリも学級委員として言ってやってくれよ。そんなんで勝って楽しいのかと。」
シオリは笑いながら言った。
「クスクス…じゃあ、その二つのハンデでユウトくんにはやってもらおうかな。」
「シオリまで…もういい!やってやろうじゃないか!ゴールドフィンガーが唸るぜ。これで俺が勝ったら…全員俺の言うことを聞いてもらうからな!」
そして、4人でマリオパーティーをして俺は歴史的敗戦を喫した。
目的達成のためなら俺は喜んでピエロになってやるよ。
カノンとシズクが遊んでる日を選んでよかった。カノンがいなければシズクと一緒に遊ぶことはなかっただろう。シズクとの仲を少し深める良い機会になった。
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