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小学校天才ピアニスト編②

小学校天才ピアニスト編①の別視点です。

〜アヤカ視点〜

前回コンクールで見てから気になっていたユウトくん。別に好きとかではないけど、目立つ容姿もあり、なんとなく気になる存在だった。

マコトが「そんなに気になるなら、練習交流会でもやるか」と先生に手配してから、内心ドキドキしていた。


実際に近くで見るとあまりにもカッコよくて驚いてしまった。

「おのっ…はじめまして!ユウトくん…だよね?私はアヤカで、こっちがマコトだよ。」


いきなり「おのっ」って噛んでしまった…恥ずかしいよぉ…


「はじめまして俺がユウトだよ。アヤカさん、マコトくんよろしくね。いつも大会で活躍しているところみさせてもらっているよ!」


ユウトくんも覚えていてくれたんだ!私は前回一位だっから、覚えてくれたのかな?一位取れてよかったな。


「今日はユウトくんの実力を見せてくれないか。」

そっか、マコトにはかなりの実力がありそうだから気になると伝えていたっけ。


「今日は先生が2人もいるんだ。2人に完成度の順位づけをしてもらおう。」

マコト!?私たちの方が前回も順位は上で課題曲の準備もたくさんしたんだよ?なのに…


「〜♫」

「うそ…ユウトくんうますぎ…」

私とマコトは小学生で一番ぐらいに上手だと思っていた。でも恥ずかしい思い違いだったことを理解した。


〜マコト視点〜

アヤカがピアノの実力が気になると言っているユウト。三位のことを気にしても仕方がないと言っているのに、「完璧な演奏だったから、自由曲も難しい曲にしてたら、私たちより評価が高かったかも」というから、恥をかかせてやろうと練習交流会を開いてやった。


アヤカみてろよ、ユウトなんて気にしても仕方がない。僕の方が圧倒的に上手いことを見せてやる。


交流会の日付が決まってからは、この日がコンクールという気持ちで課題曲を毎日練習した。準備はバッチリだ。


「今日は先生が2人もいるんだ。2人に完成度の順位づけをしてもらおう。」

勝ち確定の勝負を挑んだ。


しかし…

「〜♫」

なんだこいつ…!?うますぎる…!?


「俺は7歳からピアノを始めたから、みんなより頑張らないとね。」

7歳からだと!?僕とアヤカは2歳からピアノに触っていたんだ。


だめだ。まだ諦めるな。

僕が完璧な演奏をすれば、アヤカはきっと僕の方が気になるはずだ。

どれだけ練習をしてきたと思ってる。

ユウトより俺の方が上手いはずだ!

読んでいただきありがとうございます。

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