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小学校天才ピアニスト編①

いよいよアヤカに偶然出会す作戦を仕掛けようと思った矢先、アヤカとマコトのいる音楽教室と交流練習会を開催することになった。


昨年のコンクールでは、3位だったから、俺のことが気になっていたのかもしれない。


交流練習会で声をかけられた。

「おのっ…はじめまして!ユウトくん…だよね?私はアヤカで、こっちがマコトだよ。」

「はじめまして俺がユウトだよ。アヤカさん、マコトくんよろしくね。いつも二人が大会で活躍しているところを見させてもらっているよ。」

「ありがとう!ユウトくんもすごいね!前回3位になった演奏を見て驚いたよ!完璧な演奏だったんだもん!」


マコトが切り出してきた。

「今日はユウトくんの実力を見せてくれないか。」

「俺も一位と二位の2人と練習できるのは嬉しいよ。今回は俺も一位を目指して頑張っているから、是非見てほしいな。」

「じゃあ、次のコンクールの課題曲を三人で演奏し合おうよ!」

「ちょっと待ってくれ。今日は先生が2人もいるんだ。2人に完成度の順位づけをしてもらおう。」

「えっ、マコト本気?ユウトくんはまだそこまで練習できてないかも知れないよ?」

「俺は問題ないよ。もう課題曲は練習したからね。」

「ならいいね。先生よろしくお願いします。」


1番初めは俺が演奏することになった。実は、前回のコンクールでは自由曲をわざと簡単な曲を選択しており、本気を出していなかった。前回のコンクールでも一位を狙えたが、今回のコンクールでより実力の差をつけて、二人に驚かせるために5年生の時は練習を必死でしたんだ。


負ける気がしなかった。

「〜♫」

「ふぅ。終わりました。」

「うそ…ユウトくんうますぎ…」

「お前…なんでこんなに上手いんだ…!?前回大会では手加減していたのか?1年でこんなに上手くなる訳がない!」

「手加減なんてしていないよ。前回コンクール後から、練習をたくさんしたんだ。俺は7歳からピアノを始めたから、みんなより頑張らないとね。」


嘘だ。前回大会では手加減をした。

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