大森林
~ニトレア王国・大森林~
ニトレア王国の南に広がる巨大な森林。
その周りの肥沃な土地のおかげで、ニトレア王国は食料難とは無縁だった。
しかし、戦後。ここに異常が発生していたのである……。
「おかしいな……」
大森林周辺の農園で大量の野菜が枯れ、異常を感じた農業従事者が森の中に入る。
森の中には本来いるはずの動物が見当たらない。
「いったい何が起きてるんだ……」
心なしか、森は以前より元気を失ったようにみえる。
「最近地震が多いのも何か関係が……?」
ここ最近、地震が多発していた。
最初はちょっと揺れた程度だったが、最近は揺れが大きい。
「一応、町役場に伝えておくか……」
***
その後、町から大森林の異常を聞かされたニトレア政府は危機感を感じ、日本政府に協力を仰いだ。
日本政府は、専門家による調査チームを組織。大森林の調査を開始することに……。
***
~ニトレア王国・大森林~
「これは……」
日本調査チームの一人、地質学者の谷山が絶句した。
大陸の奥底で、巨大なエネルギーが動き始めているのだ。
「このままだと……この大陸は、数日後に海へ沈む!」
「!?」
調査チーム全員が驚く。
「それは、どういうことですか!」
「この大陸の奥底で、巨大なエネルギーが動いています。
そのエネルギーの正体はわかりませんが、しばらくすると大陸は引き裂かれて海に沈むでしょう」
「う、海に沈む!?」
「そ、そんなバカな!」
「バカみたいな話ですが、本当です」
このことは、すぐに日本政府へ伝えられた。
日本は異世界転移後、禁断の海域に囲まれた閉鎖空間、仮称『第一世界』に位置している。
禁断の海域突破後、日本はその外側、仮称『第二世界』への進出を開始。
それを円滑に進めるには、第二世界に寄港地が必要なのだ。
これまではニトレア王国の港を寄港地にしようと交渉を続けていたが、
先の戦争で状況が激変。ルスア王国領の一部を租借することで、
自国が管理運用できる寄港地を作れるようになったのである。
この寄港地のおかげで、第二世界での活動がこれまで以上に円滑に行われるようになるはずである。
しかし、そんな矢先にあの報告。
寄港地を失うわけにいかない日本は、大慌てで対応策を考え始めた。
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