表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
206/218

インターネット


「あれっ、ネットが復活した」


ヒカリがスマホを見ながらそう言うと、結城が驚いた様子でそちらを見る。


「マジ!?」

「マジ。これで情報収集ができる~」


そういって、ヒカリはスマホでブラウザを開いた。


「情報収集って、どうするんだ?」

「まずは相手の目的。相手が何を要求しているのか知らないと。あと、横浜魔法研究所を襲った理由もわかんないし……」


調べていくと、ネットニュースがヒットした。

それによると、反乱米軍は日本政府に文民政府の解体を要求しているようだ。

記事は、”これは明確な民主主義に対する宣戦布告である”という文言で締めくくられている。


「文民政府の解体……!?」

「こりゃ大きく出てるな。とんでもない」

「いやでも、なんで横浜魔法研究所を……?」

「それ言ったら、加原重工東京工場を襲った理由もわからんぞ。ただ、工業力をそぐだけの目的だった可能性もありはするが……」


結城はそういいながら、棚からお菓子を取った。


「横浜魔法研究所……加原重工東京工場……共通点は……」

「首都圏近郊の巨大施設ってくらいか? でも、霞が関と違って、国家の根幹とは言えないよな。特に加原重工東京工場に関しては、民間の施設だ」

「うーん……」


ヒカリは考え込む。

横浜魔法研究所と加原重工東京工場。

この二つを反乱軍が襲ったということは、何か目的があるはずだ。

東京工場は加原重工の工場の中でも高い生産能力を持つ工場。

当然、大量のトークロイドも保管されているはずである。


「反乱軍は規模が小さい……だから、トークロイドを軍事力として使うために工場を襲撃した?」

「あり得るな。ネットでも目撃情報は多い……SNSとかBBSが情報源だから、信憑性は低いが」

「BBS……ちょっと見てみようか」


そういうと、ヒカリは日本最大のBBS、5ちゃんねるに接続した。

***

――異世界ニュース板。

スレッド名「異世界雑談スレpart143」


127:名無しさん@異世界ニュース 2037/02/26(木) 13:34:XX ID:XXXX

米軍反乱やーばくね?


128:名無しさん@異世界ニュース 2037/02/26(木) 13:34:XX ID:XXXX

東京、戒厳令状態。

文民政府の解体を要求してるらしいけど、目的は何なんだろ


129:通りすがりの魔法研究者 2037/02/26(木) 13:34:XX ID:XXXX

YMLも襲われたんだけど、これはエンストフィレンが目的だとボクは思ふ


130:名無しさん@異世界ニュース 2037/02/26(木) 13:34:XX ID:XXXX

>>129 魔研ニキ!魔研ニキじゃないか!


131:名無しさん@異世界ニュース 2037/02/26(木) 13:34:XX ID:XXXX

>>130 なんだって!?魔法力学に自信ネキと双璧をなす知識人、魔研ニキがこんなところに!?


132:名無しさん@異世界ニュース 2037/02/26(木) 13:34:XX ID:XXXX

>>130 ってか、エンストフィレンって何?


133:通りすがりの魔法研究者 2037/02/26(木) 13:34:XX ID:XXXX

>>132 研究所でケンキュー中の新素材。

キミツなのでこれ以上は話せません、スマソ。

マ、魔法力学に自信ネキならわかるだろうけど


***


「そっか、エンストフィレン……」


ヒカリが何かに気が付いたようにそうつぶやくと、結城が言った。


「エンストフィレン……って、なんだ?」

「少し説明が長くなる。横浜魔法研究所への”足”を見つけてから説明しようか」


そう、彼女は言った。


「足……車か」

「その通り。この近くに工事現場があったはず、そこのトラックを奪おう。あれなら、普通の車と違ってある程度の攻撃にも耐えられるはずだし――」

「なんで工事現場の場所、知ってんの?」

「マップの衛星写真を見たらすぐわかるよ」

「というか、ツッコミどころはそこじゃないでしょ! 奪うって……」


和佳奈がそういうと、ヒカリは答える。


「もう、東京は戒厳令状態だよ。仕方がない」

「というか、どうやって奪うんですか? 鍵かかってるでしょ!」

「私だったら、半自動運転トラックをハッキングすることなんて容易さ」

「えぇ……やっぱり犯罪じゃん」

「悪に対する悪は許されるんだよ?」

「そんな羅生門のババアみたいな……」

「というかトラックの所有者は悪じゃないだろ」


結城がそういった。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


などと思ったら、

下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークや感想もいただけると本当にうれしいです。

何卒よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ