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隕石魔法


今回の作戦の目標は、敵海軍の主力艦隊、第一海上防衛課。

『隕石魔法』による飽和攻撃を得意とする艦隊だ。


隕石魔法というのは、宇宙から小型の隕石を落下させる魔法である。

それ一つでも一発の弾道ミサイルに匹敵する威力を持つが、彼らはそれを数百単位で操るのだ。

護衛艦「いずも」も、この飽和攻撃によって戦闘不能に陥ったのである。


され、この作戦では、第八護衛隊群は隕石魔法による隕石の撃墜に専念し、

敵艦への攻撃はミヤーウラの飛行戦艦によって行われる予定だ。


第八護衛隊群だけでは敵艦隊を倒すことはできないが、多数の艦隊で戦ったとしても、もしも負けてしまったら、もう制海権を得られなくなってしまう。

そのため、やられても日本にはほぼ関係ないミヤーウラの艦隊が攻撃を担当してくれるのは非常にありがたい。

ミヤーウラ側にもいろいろ利点があるので、互いにウィンウィンな関係だ。


今、ミヤーウラの飛行戦艦は第八護衛隊群よりずっと先にいる。

あと数分で敵艦隊を目視範囲に入れるだろう。


なお、第八護衛隊のレーダー画面にはもう敵艦隊が移っている。

敵艦の数は約400隻。とんでもない量だ。


「しなの」のCICで、さくらがレーダー画面に映る光点を眺めていると、一人の隊員が叫んだ。


「レーダーに反応! 隕石です! 以降、目標をα、β、C、D、E、Fと呼称!」

「まだ、第八護衛隊群や飛行戦艦は相手の視界に入っていないはず……相手もレーダーを持ってるのかな」


さくらがぼそっとつぶやく。


「システムをBMDモードに! CIC指示の目標ー……撃ち方はじめ!」

「SM-3発射! サルヴォーッ!」


そのつぶやきもよそに、隕石撃墜用のミサイルが各艦から発射された。


***

~飛行戦艦「エミクロン」上部見張り台~


「ん?」


見張り員が、後方から撃ちあがる煙の筋を発見した。


「ロケット弾か?」


飛行戦艦のボディのせいで煙の下は見えないが、それが海上自衛隊の艦から発射されたものだということは彼にも分かる。

空からは流れ星のようなものが落ちてきていた。

隕石魔法だ。


「隕石魔法……?」


「エミクロン」のレーダーにも隕石が映っており、その一部が「エミクロン」と「ペロトーグ」に向かってきていることが分かった。

しかし、飛行戦艦の機動性では回避なんてできっこない。

そのため、隕石の対応は第八護衛隊群に頼るしかなかった。

一応、上部対空砲は搭載しているものの、こんな大物を撃墜できるほど強力な対空砲ではない。


***


「インターセプトまで10秒! 9、8、7、6、5……」


ミサイルと隕石の光点が、レーダー上で重なる。


「……マークインターセプト!!」


レーダー画面から隕石が消えた。


***


「おおっ!」


「エミクロン」見張り台。

下から上がってきたミサイルと上から落ちてきた隕石がぶつかり、消滅したのが見えた。

この戦艦も、まもなく敵艦隊の上空に到達するはずである。

上空に到達すれば、あとは主砲で敵艦隊を撃滅するだけだ。

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