崩壊以降の世界3
3322回目の世界
変わらず、イニシエンとレアルは新たな方法を探している。メビウスは〈魔力〉を制御し、世界崩壊の時間稼ぎをすることに徹している。我等は、何故上手くいかなかったか調査を続けている。今はまだ、何も成果は無いと言える。
3384回目の世界
人間の中に〈魔力〉を封じたとしても、それを制御できる訳では無い。耐性だけに頼るのではなく、別の方向性から、その暴走を抑える必要があるのかもしれない。レアルを説得する必要がありそうだ。
3476回目の世界
レアルとメビウスの力を借りて〈プロテク・コード〉を制御する〈シール・コード〉を制作する事に成功した。これで間接的に〈魔力〉を制御して、ある程度安定したものにする。後は、耐性によって抑え込むことが出来るだろう。
3549回目の世界
これで、ある程度の期間は、変異を防ぐことが出来るようになった。だが、本当に時間稼ぎにしかなってはいない。少しずつ、人間の耐性は高くなってはいるはずだ。後は、時間が解決してくれるだろうか。
3612回目の世界
これは駄目だ。少しずつ時間が延びるはずであった。しかし、それとは逆だ。稼ぐことの出来る時間が減ってきている。どうやら、人間の獲得する抵抗以上に〈魔力〉の力、というよりも増幅量の方が明らかに多い。増え続けるこれを、どうにかするしかない。
3678回目の世界
増えたものは、消費する事でのみ、減らす事が出来る。我は、人間さえも、システムに組み込もうとしている。




