崩壊以降の世界2
2947回目の世界
最早、これは世界と言っても良いのだろうか。あらゆるものが歪んだ大地が構築されたと思いきや、その瞬間に崩壊を始めてしまった。予想が、悪い方向に的中してしまった。〈世界転生システム〉には、致命的な問題がある。もしくは、いや、そんな事はあり得ない。
2958回目の世界
やはり、この方法しかない。この異常、我らは〈魔力〉と呼ぶことにした。これには、正常なものを歪ませる力を持っている。そして、これに耐性のある存在は、強固な個、つまりは〈魂〉を持っている存在。人間の中に封じ込めるという対策だ。イニシエンは最後まで反対していたが、他に方法は無かった。
2960回目の世界
人間の中に〈魔力〉を封じ込めるには、このままでは上手くいかないだろう。見えないものを、封じ込めるには、仮初の形を与える必要がある。メビウス、イニシエン、レアルには出来る限り〈魔力〉による変異を逸らしてもらい、少ない時間で出来る限り進めていくしかない。
3011回目の世界
やはり、使える時間が少ない。世界は、すぐに崩壊を始めてしまう。だが、我らは既に〈魔力〉に形を与える作業に入っている。〈プロテク・コード〉という、〈魔力〉を表す言葉を創った。しかし、ただ詰め込めば良いという話ではない。力の方向性をまとめる必要がある。やはり、レアルの力を借りるしかないか。
3156回目の世界
我等だけならば、もっと時間がかかっていただろう。仕方のない事として、処理するしかない。後は、人間の中に〈魔力〉を封じ込め。後は耐性を獲得する事を祈るしかない。干渉が殆ど出来ない以上、仕方のない事だ。
3209回目の世界
まだ、変化は無い。人間は耐性を獲得することが出来ず、変異し、自壊している。イニシエンやレアルは、既に違う方法を模索しているが、まだ何も得られていないようだ。
3284回目の世界
結果が出た。このままでは何も解決しない。




