混沌の管理者の記録
アタイは混沌の管理者レアル・グリード。混沌と言うと、なんかダークな物を想像すると思うけどさ、別にそんなこと無いよ。あるべき姿を、掻き混ぜて、本来無いものにする。簡単な事だって、文化や技術、科学の事を言っているんだ。もちろん、そう言ったものの発展には犠牲はつきものだし、それを止めるどころか推奨する側でもある。でも、本質としては、望みを叶える存在なんだ。だって、造られたものって、何か目的があって、それを達成する為でしょ。だから、アタイ達機械は叶える存在なんだ。
けど、造られる側のアタイのに、なんでか魂が入っている事に気づいた。それっておかしくない。だってアタイは機械だよ、エンシェントでも、メビウスでも、イニシエンでも無くてなんでアタイなんだ。でも、その魂はアタイじゃないよ。意味わからないって、そうだね。アタイには核があって、それがサーバーで、アタイの身体が端末みたいなものなんだ。だから、アタイは複数の身体を扱えるって訳なんだ。
人間に例えると、核が脳って事になるんだけど、アンタは自分の脳を見せられて、それを自分だと認識出来るかい。出来ないよね。そういう事なんだよ。それに、アタイの中にある魂なんだけど、それ自体はアタイに干渉してないみたい。まるで他人の脳を体内に入れられた感じがする。って感じのイメージかな。別に何ともないんだけど、その事実そのものが不快だね。
エンシェントは生命力。まぁ、アタイに言わせれば存在力じゃないのとは思うけど。そこにいる事を証明するという部分の権限を持ってるんだ。つまり、存在する力だね。イニシエンは行動力で、これは何かをする力で、メビウスは精神力で、これは考えたりする力みたい。つまり、人間の要素なんだ。そして、残りのアタイは魂って、造った物には魂がこもるとかどっかで聞いたけど、そういう事なのかな。
まーいいや。少なくとも、アタイの核は魂を閉じ込めてる訳で、それをうまく解析出来たら、他の魂を捕獲できるかも。それを使ったら、アタイであってアタイでは無い存在。ええっと従者とか言ったかな。それを造れると思うんだよね。




