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黒猫日和♪  作者: ねこぱんちw
6/16

節分禁止令!?

いよいよ2月突入!

お仕事がいい加減落ち着いて欲しい今日この頃・・・

早くのんびり更新したいです。

ネロです。

2月の最初のイベントと言えば節分!

節分と言えば季節の変わり目に生じる邪気(鬼)を追い払う悪霊払いの行事。

これはこの国に広めてもいいかしら?

実験的に我が家でやってみましょう。

家族をリビングに呼んで説明開始です!

本日の参加者は、ルクリア母様、ルテア姉様、スイレン姉様、クロエです。

実験なのでこの位でいいでしょう。

ちなみに父様は自室にて研究中。


「それで、何をするつもりだ?うん?」

ドーーンッと腕組ポーズ&仁王立ちがデフォルトの母様が私に聞いてきます。

えーーっと・・・椅子に座っていいんですが・・・

突っ込んじゃダメ・・・

「それでは説明します!これからある行事を実験的に我が家でやりたいと思います。行事の名は”節分”季節の変わり目に生じる邪気(鬼)に豆をぶつけ邪気を払うと言うものです。豆には鬼の目に投げて鬼を滅する”魔滅”に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を払い一年の無病息災を願う意味合いがあります。また、豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢の数だけ食べると体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがあります。」


「ふむ、要するに鬼と呼ばれる者に豆をぶつけて退治すればよいのだな?」

若干、意味合いが違うような気もしますが・・・

「えぇ、そのような認識でいいと思います。」

何故かしら、冷や汗が出るのだけど・・・

この拭いきれない不安感はいったい・・・

「それで、誰が鬼役をやるのだ?」

ルテア姉様が聞いてきます。

「初回ですし、私とシアがやろうと思います。豆はこれをお使いください。シア、みんなに配ってちょうだい。」

「はい、お嬢様。こちらが豆になります。」

枡に入った豆を配るシア。

「もぎゅもぎゅ、この豆美味しい・・・」

「スイレン姉様、豆を食べるのは後です・・・」

安定の食欲魔人のスイレン姉様でした・・・

「それではちょっと着替えてきます。少々お待ちください。」


自室に移動し、鬼の衣装に着替える私。

鬼の衣装と言えば○ムちゃんよね!(古いかしら?)

虎柄ビキニに着替えて角カチューシャを装備。

うん、完璧♪

「シア、着替えは終わりましたか?」

「はい、これでよろしいでしょうか?」

ボンッキュッボンッ!迫力のボディが私の眼前に・・・

そっと自分の体を見る私・・・

ストーンッ・・・(何が?)

ちょっと悲しくなったのは内緒です・・・

「えぇ・・完璧よ。それじゃ行きましょう。」


リビングに移動、颯爽と登場する私とシア。

「お待たせしました!」

「お待たせいたしました!」

鬼の衣装に一同の反応は・・・

「ほう・・・その衣装、私の分も頼む!これで次の夜は・・・ブツブツブツ・・・」

「私も欲しい!ネロ、私の分も頼む!これで彼との仲も・・・ブツブツブツ・・・」

「私にも・・・それを着て彼に・・・ブツブツブツ・・・」

もしもし、何に使うつもりですか・・・

何故か3人が獲物を狙う鷹の目をしているのですが・・・

キニシチャダメ・・・


「コホン、それでは節分を始めたいと思います。”鬼は外~”と”福は内~”の掛け声をしながら鬼である私とシアに豆をぶつけるのが基本的な流れです。では、豆まきスタートです!」

シアと2人、リビングを出て屋敷をちょこまか移動開始。

さあ、どうなるかしら?

すると・・・

ピシュンピシュンピシュンッ!

バシュンバシュンバシュンッ!

シュンシュンシュンッ!

ポ~イポイポイッ!

え!?ちょっと待って!豆まきってこんな音がするものでしたっけ?

特に上3人・・・

豆に魔力を纏わせ殺傷力を上げて打ち出す母様&姉様たち・・・

ピキピキッと異音をたてながら豆が床、壁にめり込んでいきます・・・・

その横をコロコロ転がっていくクロエの投げた豆・・・

何!?何が起きているの!?

「シールド!」

咄嗟に防御魔法(シールド)を展開!

ちょっと!豆がシールドにめり込んでるんですが!?

「チィィッ!外したか!」

母様、殺る気ですか!?節分の趣旨から外れてますよ!

「おしい!」

「次は私・・・」

「あの・・・節分と違うんじゃ?」

ルテア姉様とスイレン姉様も危険です・・・

完全に獲物を狙う狩人の目です・・・

クロエ、あなただけは純粋(そのまま)でいてください・・・

「ルテア、スイレン!右から回り込め!」

「「了解!!」」

「あの!?母様、姉様!?」

完全に何か違う方向に突き進む母様&姉様2人・・・

暴走する3人にどう対応したらいいかパニック状態のクロエ・・・

すっかりカオスです・・・

「シア、あんなものに当たったら死にます・・・全力で回避です!」

「承知しました!」


母様たちが打ち出す危険な豆を回避する謎の行事へと変貌した節分・・・

指弾じゃないのそれ!?

ドタドタと屋敷の中を逃げ惑う私とシア。

そしてついに犠牲者が・・・

「うん?どうしたんだい?何の騒ぎだい?」

ひょっこり部屋から顔を出した父様。

私たちが回避した豆が運悪く父様の眉間に命中・・・

「ギャァァァァッ・・・」

パタリと倒れる父様。

「「「「「あ!?」」」」」

シーーーン・・・

静寂に包まれるカーマイン家・・・

「「「「父様!?しっかりして父様ぁぁぁっ!!!」」」」

慌てて父様に駆け寄る私たちの姿がありました・・・

幸い、父様の怪我は軽傷で済みました・・・


有耶無耶のうちに節分終了・・・

この事件により、カーマイン家での節分は禁止となりました。

カーマイン家の新たな黒歴史の誕生でした・・・

しかし、今回の件で何かを閃いた母様は騎士団で演習の一つとして取り入れたみたい・・・

騎士団の方々のご冥福を祈るばかりです・・・

基本、不定期更新です。

次回は2月14日更新予定です♪

お楽しみにw

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