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黒猫日和♪  作者: ねこぱんちw
5/16

お正月遊戯は危険!?

新年明けましておめでとうございます!

今年もがんばって更新してまいります。

お楽しみに♪

ネロです。

新年あけましておめでとうございます!

まずは昨晩の大騒ぎの片付けを開始しなきゃです!

黒猫メイド隊を引き連れて食堂へ。

そこにはすでに片付け作業に入っているグレイスンの姿が・・・

「早起きですねグレイスン。私たちも手伝います!」

「あけましておめでとうございますお嬢様。もう少しごゆっくりしていただいてよかったのですが・・・」

苦笑交じりのグレイスン。

私が何を言っても手伝いを止めないってしってるからでしょうね・・・

そんなに諦めたような表情をされると傷つくのよ・・・

さてさて、片付けも終わった私。

続けて朝食の用意に移行します。

何せ、うちの家族はみんな食欲旺盛ですからしっかり用意しませんと・・・

食欲魔人って遺伝するのかしら?


雑煮よし!お重よし!煮しめよし!お蕎麦よし!お汁粉よし!

これだけ準備しておけば対応出来るはずよね?

そうだと言って神様!

あ・・・私か・・・

ナントカナルワヨネ・・・


しばらくして続々と食堂にやって来る家族たち。

さあ、戦争の始まりよ!

「おかわり!」

「もっと!」

「こっちにもおかわりだ!あと、酒の追加を頼む」

立て続けにおかわりコールが・・・

まだ全員に行き渡ってないのにもう食べたの!?

早い!早過ぎるわ!

上からルテア姉様、スイレン姉様、母様。

母様、お正月だからって朝からお酒の追加はいいのかしら?

さて、自分のご飯を・・・

「もぎゅもぎゅ・・・雑煮おかわり!」

「え!?もうですかスイレン姉様!?」

私、まだ一口も食べていないんですけど・・・

「スイレン姉様、あまり餅を食べてしまうとお汁粉の分が無くなりますがよろしいですか?」

「それはダメ!お汁粉は重要!お汁粉のためなら我慢する!変わりにお蕎麦でいい!」

力説するスイレン姉様・・・

今年も食べ物にはうるさいみたいです・・・


朝食と言う名の戦争が終わり、片付け。

グレイスンとメイドたちからお手伝い禁止を言い出されてしぶしぶと自室に戻る私がいました・・・

「コホン、これは我々の仕事でございます、お嬢様。」

こうまで言われては手伝うわけにはいきませんよね・・・

「お嬢様・・・」

シア、何もいわないでちょうだい・・・


さて、気分を変えてお正月の遊びでもしましょうかね。

「ネロちゃん、何するの?」

気体に満ちた目で私を見てくるクロエ。

「まずはこれよ!」

取り出したのは福笑い。

しかも、母様の顔をモチーフにしたスグレモノ♪

「ネロちゃんこれっていいの・・・」

若干、引きつった笑みのクロエ。

あら、いいのかしら?この魔性の遊びを体験してもそんなことが言えるかしら?

普段しかめっ面の母様福笑いを実際にクロエの前で実演です!

シアに目隠ししてもらい、実演スタート!


「ちょ・・・ネロちゃん・・・ぷ・・ぷぷっ・く・・苦しい・・」

必死に笑いをこらえるクロエ。

ふふふっ、何時まで耐えられるかしら?

さらなる編顔へと姿を変えていく母様福笑い。

「お願い・・もう許して・・限界・・くすくすくすっ・あははははっ!」

ついに決壊するクロエの笑い声。

無理するからよ・・・

誰もこの福笑いから逃れることはできないのよ。

モチーフになった母様効果も抜群だわ♪

勝ち誇った笑みを浮かべていた私に振り下ろされる豪腕・・・

ゴチンッ!

「母親の顔で遊ぶとはいい度胸だな!こいつは没収だ!何か文句があるのか?」

いつのまにか私の背後にやって来ていた母様。

自分の顔の福笑いを見るなり鉄拳制裁となりました・・・

「折角の力作が・・・」

「ネロちゃん、あれは怒られます・・・」

やっぱりそうかしら・・・


「お嬢様、こちらをお使いください。」

そっと自分の顔の福笑いを出してくるシア。

何時の間に作ったの?

気持ちは嬉しいけどシアは表情がコロコロ変わるから楽しくないのです!

普段、むっとした顔をしている人とか感情の起伏が少ない人の顔でやるから楽しいのです!

「福笑いはもういいわ。シア、フィーナのところへ行きます。馬車の用意を!」

「かしこまりました。」


「ネロちゃん、フィーナちゃんと何をするの?」

馬車に揺られながらクロエが聞いてきます。

「それはこれです!」

羽子板セットを見せる私。

「それは?どうやって遊ぶのです?」

「この小さな羽根をこの板で打ち合うのです。本来は2人で遊ぶものですが、折角のお正月ですし3人でやりましょ。」

それに罰ゲームもありますから燃えるはずです!

「ネロちゃん悪い顔してます・・・」

疑惑の目で私を見てくるクロエ。

おっと平常心、平常心。

「キノセイヨ・・・」


「「あけましておめでとうフィーナ(ちゃん)!」」

「ネロちゃん、クロエちゃんおめでとうございます!」

純白のドレスに身を包んだフィーナが出迎えてくれます。

白いドレスはまずいかしら・・・ 

「フィーナ、この黒いドレスに着替えてちょうだい!」

「え・・構いませんが、何かあるんですか?」

何の疑いも無く着替えに応じるフィーナ。

「ちょっとね・・・」

「ネロちゃん・・・」

だからクロエ、そんなジト目で見つめないでちょうだい!


3人揃ってお城の中庭に移動。

「羽子板は全員持ちましたね?それでは説明します。手に持った羽子板でこの小さな羽根を交代で打ち合い、落したら負けとなる単純なゲームです。尚、落とした人は罰ゲームとして顔に墨を塗られちゃいますので落さないように!それでは始めます!」

いきなりゲームスタートする私。

「「え!?ちょっ・・待って!」」

困惑する2人をよそにゲームスタート。

カンカンカンカンカンカンッ

待ってといいながら続くラリー。

2人とも必死の形相です。

そんなに墨が嫌なのかしら?

「あっ・・・」


最初に羽を落としたのはフィーナでした。

「はうぅぅ・・・」

項垂れるフィーナ。

しかし、罰ゲームは止めませんよ!

「フィーナ、ほっぺ出して。」

「フィーナちゃん、ごめんなさい!」

左右のほっぺを墨に染めたフィーナ。

「次は負けません!」

意外と負けず嫌いなフィーナ。

やる気満々です!

ゲーム続行となりました。


夕方になる頃には3人の真っ黒さんの姿が中庭にありました。

みんな負けず嫌いでした・・・

「コホン、お三方、そろそろ切り上げてくださいませ!そしてすぐにお風呂に向かってくださいませ!」

フィーナ専属メイドのクレアが仁王立ちで告げます。

かなりご立腹の模様・・・

「「「はーい・・・」」」

追い立てられるようにお風呂へと直行しました。

この後、お城での羽子板禁止令が出たことは言うまでも無い・・・

「あら?羽付き大会は!?私の出番は!?」

慌ててやってきたアリシア様。

「全て終了いたしました。皆様、お風呂に行っております。」

ツンとした顔で応えるクレア。

「折角、政務を終わらせて走ってきたのに!プンプンよ!」

「陛下、お戻りください。」

氷のような声で応えるクレア。

「えー!私も遊びたい!遊びたい!遊びたい!遊びたい!」

地団駄を踏む女王。

「お・も・ど・り・を!」

鬼々迫るオーラを放出するクレア。

「ひぃぃぃ・・・も・・もどりますぅ・・・」

慌てて走り去る女王。

「ふぅ・・いつもこうだとよいのですが・・・」

今日もパレット王国は平和であったとさ・・・


本作品は不定期更新になっております。

気長にお待ちいただけると幸いです。


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